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MOVをMP4に変換する方法およびお勧めのソフト・サイト
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:13:15
『Apple製のiPhoneやiPadなどで撮影した動画ファイルが「MOV」になっていて困った』
『MOVをMP4に変換したい』
MOVは便利な動画フォーマットですが、使用シーンが基本的にはApple製品に限られてしまい、Windowsなどで再生するにはメディアプレイヤーソフトを別途用意する必要があります。
そのため、より汎用性の高いMP4ファイルに変換したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、MOVファイルをMP4ファイルん変換する方法について詳しく解説します。
変換処理ができるフリーソフトについても3つ紹介するので、是非ソフト選びの参考にしてくださいね!
- 目次:
- Part1.MOVとMP4の違い
- Part2.MOVをMP4に変換する方法
- 2-1.拡張子をMOVをMP4に変更する方法
- 2-2.MOVをMP4に変換できるフリーソフト3選
- 2-3.MOVをMP4に変換できるオンラインサイト2選
- Part3.MOVをMP4に変換できるツールの選び方
MOVとは、Appleの標準動画形式のことです。そのため、AppleOS製品と互換性が高く、問題なく動画の再生を行うことができます。なお、MOVを再生するときには、QuickTimeというソフトを使います。MacOS上で、動画データを扱うときはmov形式で保存するのが適切です。
ちなみに、MOVはWindowsOSとの互換性があまり良くない傾向があります。そのため、利用できるのはMacOSのみに限定されます。
Part1.MOVとMP4の違い
MOVファイルはApple規格の動画ファイル形式です。拡張子としては「.mov」「.qt」と表示されています。
そもそも「Apple QuickTime Player」というApple社製のメディアプレイヤーソフトで再生する為に開発されており、MacやiPhone、iPadといったApple社製品と相性が良い点が特徴です。
一方MP4ファイルは動画フォーマットの中でも最も一般的によく使用されているファイル形式です。拡張子は「.mp4」または「.m4a」で表示されます。
現在ほとんど全てといっても過言ではないほど多くの環境で使用でき、もちろんWindows、Mac、iPhone、Androidなど、デバイスを問わず対応しています。
大きな違いとして、
- ・動作環境の幅広さ
- ・ファイルの圧縮率
以上2点が挙げられます。
①動作環境の幅広さ
前述の通り、Apple社基準であるMOVファイルに対して、国際基準であるMP4ファイルは動作環境が幅広く、デバイスや配信プロトコルなどの環境を問わず、多くの環境で動作するため、配信/使用環境に応じて都度フォーマット変換する必要がありません。
②ファイルの圧縮率
また、MP4ファイルの方がMOVファイルよりも圧縮率が高く、動画ファイルのサイズが小さくなりやすい傾向にあります。
MOVファイルをMP4ファイルに変換したいときには、専用のフリーソフトを使いましょう。そこでおすすめの変換ソフトランキング5及び変換方法を紹介します。
Part2.MOVをMP4に変換する方法
早速MOVファイルをMP4ファイルに変換する方法を解説していきます。
具体的な方法は大きく3種類に分かれます。
- 拡張子を変更する
- ファイル変換ができるソフトを使用する
- ファイル変換ができるオンラインツールを使用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.拡張子をMOVをMP4に変更する方法
「.mov」または「.qt」となっている拡張子の部分を「.mp4」に変更することで、MOVをMP4に変更できます。
ただし、拡張子によってデフォルトで開かれるソフトの設定が異なる場合があり、その場合、変換後のファイルをダブルクリックしても、同様のソフトでは開けない可能性があります。
その場合は、[プログラムを開く]からソフトを指定する必要があるため注意してください。
拡張子変更の手順は以下の通りです。
Step1.エクスプローラーを開く
Step2.拡張子を変更したいファイルが保存されているフォルダに移動
Step3.拡張子を変更したいファイルを右クリック
Step4.[名前を変更]を選択
Step5.「.mov」となっている拡張子部分を「.mp4」に変更
Step6.警告メッセージが表示されるため[はい]をクリック
拡張子が表示されていない場合
拡張子が表示されていない場合は以下の手順で全拡張子の表示ができます。
※WindowsOSのバージョンによって異なるため、詳しくは「ご使用のWindowsOS+拡張子表示方法」で検索してください
Step1.エクスプローラーを開く
Step2.[表示]タブに移動
Step3.[オプション]をクリック
Step4.[表示]タブ内[登録されている拡張子は表示しない]のチェックを外す
Step5.[適用]をクリック
上記の手順で拡張子が表示されるため、先ほど解説した手順で拡張子の変更ができるようになりますよ。
2-2.MOVをMP4に変換できるフリーソフト3選
拡張子を変更する方法は、PC操作に慣れた方であれば簡単である反面、PC操作似苦手意識がある方や、不慣れな方は恐怖感を覚えてしまうのではないでしょうか?
ご安心ください。
MOVをMP4に変換できるフリーソフトをインストールすれば、更に簡単かつ安全にファイル変換が可能です。
①総合力No1!MOVをMP4に変換フリーソフト「UniConverter 無料版」
最初におすすめするのは、もっともおすすめなソフト「UniConverter」です。UniConverterは、非常に多機能な万能動画変換ソフトです。
MOV→MP4への変換を含む、1,000種類以上の動画/音声ファイル形式変換に対応しており、操作感も非常にシンプルで直感的です。
UniConverter |
|
ファイル変換機能 |
◎ |
その他機能の充実 |
◎ |
操作のシンプルさ |
◎ |
動作環境 |
Windows/mac |
UniConverterの特徴
ファイル形式変換機能が1,000種類以上のフォーマットに対応しており、動画変換ソフトとしては申し分ありません。
加えて
・Windows/macを問わず使用できる
・変換/書き出しのスピードが速い
・画質を保ったまま圧縮、変換が可能
である点がメリットでしょう。
他にも動画編集機能や、ノイズ除去、ボイスチェンジャー、画面録画、ビデオプレイヤー、動画圧縮など動画に関わる非常に多くの機能が搭載されており、全ての機能がハイクオリティです。
搭載されている全ての機能で共通してドラッグ&ドロップなどのマウス操作のみで完結できる非常にシンプルで直感的できる操作感も特徴です。
UniConverterは動画を扱う全ての人にとって必須のソフトと言えるでしょう。
UniConverterのデメリット
・無料試用版は機能に制限あり
UniConverterは本来有料ソフトであり、無料試用版は機能に一部制限が設けられています。
と、ファイル変換機能も含め、非常に多くの機能を持ちつつ、比較的お手頃な価格設定がされており、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
最初におすすめするのは、もっともおすすめなソフト「UniConverter」です。UniConverterは、非常に多機能な万能動画変換ソフトです。
MOV→MP4への変換を含む、1,000種類以上の動画/音声ファイル形式変換に対応しており、操作感も非常にシンプルで直感的です。
【UniConverter】MOVからMP4への変換方法
Step1.UniConverterを起動
Step2.[変換]をクリック
Step3.変換したいMOVファイルをドラッグ&ドロップ
Step4.[出力形式]をクリックし[MP4]を選択
Step5.[一括変換]をクリック
Step6.[完了]タブに移動し[フォルダ]アイコンをクリックしてファイルを確認
尚、無料版では1/3までが変換可能となっており、動画全編を無制限に変換するには、製品版の購入が必要です。まずは、無料版で使用感や他の機能も確認した上で気に入った場合に製品版の購入を検討するのが良いでしょう。
最初におすすめするのは、もっともおすすめなソフト「UniConverter」です。UniConverterは、非常に多機能な万能動画変換ソフトです。
MOV→MP4への変換を含む、1,000種類以上の動画/音声ファイル形式変換に対応しており、操作感も非常にシンプルで直感的です。
②非常に強力な機能を持つMOVをMP4に変換フリーソフト「FFmpeg」
FFmpeg |
|
ファイル変換機能 |
◎ |
その他機能の充実 |
〇 |
操作のシンプルさ |
△ |
動作環境 |
Windows/mac/Linux… |
FFmpegは、多くのOS環境下で使用できるファイル変換ソフトです。完全無料で使用でき、動画や音声の記録、再生も可能です。
また、動画の結合や切り出し、圧縮、分割、ダウンロードなどシンプルなインターフェイスながら多くの機能に対応しており、世界的に人気なソフトの一つです。
変換機能としても、対応ファイルの種類が多く、変換オプションも多様であるため、基本的にはこのソフトで十分と言えるでしょう。
ただし、コマンドを利用する必要があるため、直感的とは言えず、ある程度のPC知識と操作への慣れが必要になるでしょう。
そのため、便利な完全無料ソフトではある物の、PC操作初心者の方にはおすすめできません。
FFmpegの特徴
・変換に対応しているファイルの種類が多い
・対応OSが非常に豊富(基本的にはどのPCでも使用できる)
・変換オプションが多様
・その他の機能に関しても豊富
・完全無料で使用可能
FFmpegのデメリット
・ターミナルを利用した操作が必要
・PC操作に不慣れな方にはおすすめできない
・コマンドを覚える必要がある
・環境変数にパスを通すなどインストール方法が複雑
【FFmpeg】MOVからMP4への変換方法
Step1.変換したい動画ファイルがホソンされたアドレスバーに[cmd]と入力後[Enter]
Step2.コマンドプロンプトで[ffmpeg -i input.mov output.mp4 ]を実行
③複数ファイルの同時変換も可能「XMedia Recode」
XMedia Recode |
|
ファイル変換機能 |
◎ |
その他機能の充実 |
△ |
操作のシンプルさ |
〇 |
動作環境 |
Windows |
「XMedia Recode」は現在使用されているほとんどの動画ファイル形式に対応した動画ファイル変換ソフトです。同時複数変換も可能であり、エンコードにかかる時間も短時間であるため、複数の動画をファイル変換したい状況の方にとっておすすめのソフトでしょう。
また、動画と音声をそれぞれ別けて抽出する、フレームレートの変更、簡単な動画編集機能といった簡易的なその他機能も搭載。変換後のファイルがCDやSDカードといったメディアに収まりきるかのシュミレーション機能も搭載されています。無料ソフトですが、動作環境がWindowsに限定されている点には注意が必要です。
XMedia Recodeの特徴
・複数同時ファイル変換が可能
・エンコード時間が短い
・メディア容量に収まるか否かのシュミレートが可能
・無料
XMedia Recodeのデメリット
・Windowsに使用環境が限定される
・インターフェイスが直感的とは言えない
【XMedia Recode】MOVからMP4への変換方法
Step1.[ ファイルを開く]を選択
Step2.変換したいMOVファイルを追加
Step3.[形式]タブに移動し出力形式を[MP4]に設定
Step4.[保存先]を指定
Step5.[エンコード]をクリック
2-3.MOVをMP4に変換できるオンラインサイト2選
ソフトを導入するのが面倒に感じる方には、ブラウザ経由でオンラインサイトを使用する方法がおすすめです。
ただし、オンラインサイトはソフトと比較して「エンコードに時間がかかる場合が多い」「アップロード/ダウンロードには安定した通信環境が必要になる」などのデメリットがあります。
これらのデメリットも理解した上で環境に応じて使用するのが良いでしょう。
①MOVをMP4に変換オンラインツールとは思えない高品質&高機能「Media.io」
Media.io |
|
ファイル変換機能 |
◎ |
その他機能の充実 |
◎ |
操作のシンプルさ |
◎ |
Media.ioは非常に豊富な機能を持つ人気オンラインツールです。
使用方法としても非常にシンプルで、日本語にも対応しているため迷わず使用できるでしょう。
また、対応フォーマットは1,000種類以上と豊富、高速かつハイクオリティな動画ファイル形式変換が可能です。
また、その他の機能も多数用意されているため、オンラインツールとは思えないほど充実しているサービスでしょう。
Media.ioの特徴
・1,000種類以上の対応フォーマット
・オンラインツールながら4Kや3Dにも対応している
・独自技術「APEXTRANSテクノロジー」により変換後も動画劣化がない
・圧縮、編集、無音検出&カット、GIFメーカーなど多くのオンラインツールが用意されている
・画像圧縮にも対応
Media.ioのデメリット
・無料版には制限がある
唯一のデメリットとして、Media.ioは有料を前提としており、無料版では機能に制限がかかってしまう点が挙げられます。
【Media.io】MOVからMP4への変換方法
Step1.Media.ioにアクセス
Step2.[MOVをMP4に]をクリック
Step3.直接ドラッグ&ドロップ、または、[Choose Files]から変換したいMOVファイルを選択
Step4.[変換]をクリック
Step5.変換後のファイルをダウンロード
②MOVをMP4に変換するサイト「Convertio」
Convertio |
|
ファイル変換機能 |
〇 |
その他機能の充実 |
△ |
操作のシンプルさ |
◎ |
「Convertio」は、画像、動画、音楽の変換ができるオンラインツールです。アカウント登録も必要なく、無料で簡単に使用できる点で人気です。
対応しているフォーマットは300以上となっており、Media.ioと比較すると少ないものの、本記事のテーマであるMOVからMP4への変換には対応しています。
無料版では最大100MBまでドラッグ&ドロップのシンプルな操作でファイル形式変換が可能であり、GoogleDriveやDropboxといったクラウドサービスとの連携が可能です。
Convertioの特徴
・日本語に対応済み
・300以上のフォーマットに対応
・無料で登録も不要(100MB以下)
・クラウドサービスとの連携(直接アップロード)
Convertioのデメリット
・無料版は100MBまで、10ファイルまで(24時間以内)
・変換/書き出しのスピードが遅い
・機能は変換に限定されている
・有料版は比較的高額
【Convertio】MOVからMP4への変換方法
Step1.Covertioにアクセス
Step2.[変換]タブから[ビデオコンバーター]を選択
Step3. 直接ドラッグ&ドロップ、または、[ファイルを選ぶ]から変換したいMOVファイルを選択
Step4.タブから[MP4]を選択
Step5.[変換]をクリック
Step6. [ダウンロード]から変換後のファイルをダウンロード
Part3.MOVをMP4に変換できるツールの選び方
ここまで特におすすめの変換ソフト/ツールを合計5種類紹介しました。どれも素晴らしいツールである一方で、それだけに迷ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの章では変換ツールの選び方について解説します。
選ぶ基準となる考え方
前提として、ツールやソフトに対して”完璧、ベスト”という考え方は最適ではありません。
使用する方によって、求める機能や、熟練度、コスト、など多くの基準が存在するため、普遍的にこれがベスト!と言えるツールやソフトは存在しません。
つまり、あなたの環境や状況に合うベターなソフトを選び、足りない機能は別のソフトで補填していくという考え方がおすすめです。
代表的な変換ツールにおける基準
もちろん人によりますが、主だった選択基準は存在します。これは多くの方にとって共通して重要になるはずですので、下記の6点を是非参考にしてください。
・価格(無料?有料であればコストパフォーマンスは?)
・メイン機能(変換)のクオリティ
・サブ機能の充実度(他にも欲しい機能が搭載されているか)
・操作感が直感的か否か
・動作環境は適しているか
・ソフトorオンラインツール
上記の基準を総合的に評価して選択すれば、あなたにとってベターなソフトやツールが見つかるはずです
変換には、主に3つの手段があり、それぞれメリット・デメリットが異なりました。ファイルの破損やシンプルさを鑑みると、ソフトやツールの利用がおすすめです。
最後に、今回紹介したソフト/ツールの一覧を表にまとめたので、「3.MOVをMP4に変換できるツールの選び方」と見比べながらぜひあなたに合ったソフト、ツールを実際に使ってみてくださいね!
UniConverter |
FFmpeg |
XMedia Recode |
Media.io |
Convertio |
|
ファイル変換機能 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
〇 |
その他機能の充実 |
◎ |
〇 |
△ |
◎ |
△ |
操作のシンプルさ |
◎ |
△ |
〇 |
◎ |
◎ |
動作環境 |
Windows/mac |
Windows/mac/Linux… |
Windows |
ブラウザ環境 |
ブラウザ環境 |
※ファイル変換機能の評価は、変換に対応しているファイル形式数とスピード、品質の独自総合評価です。
Tips
MOVをMP4に変換する理由?
一方で、MOVファイルは、Final Cut Pro Xや、iMovieといったApple製品環境下に置ける動画編集に適していると言えます。
つまり、MOVファイルを優先的に使用したいシーンは、iPhoneなどで撮影した動画をApple製品を用いて、動画編集したいケースでしょう。MOVファイルも動作環境は徐々に広がっていますが、やはりMP4には劣り、動画ファイルの軽さという観点でもMP4ファイルに軍配が上がります。
なお、MOV動画とMP4ファイルはいずれも「MPEG-4コーデック」でエンコードされており、この点に違いはありません。
まとめ. 専用ソフトを使用して使い勝手の良いMP4形式に変換しよう
この記事では、MOVファイルとMP4ファイルの特徴や違いについて解説した後、変換の方法についてまとめました。
MOVファイルは、MacOS上で再生できる動画形式です。そのため、WindowsでMOVファイルを再生したいときは、MP4に変換をしましょう。MOVをMP4に変換したいときは専用のソフトを使うのが適切です。ただ、それぞれの動画変換ソフトによって機能が違います。また、フリーソフト版は機能制限がついているものもあるため、お試しをして製品版を購入するのも手です。
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