MP3・音声変換
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WAVファイルをMP3に変換する方法
by Takashi • 2022-10-20 10:39:07 • Proven solutions
音声ファイルについてよく使われる形式である「WAV」と「MP3」を比べると、WAVファイルがMP3に対して圧縮率が少ないことが分かります。WAVファイルの方がファイルサイズが大きいということになります。iPhoneやAndroidなどのスマートフォンはメモリ容量も限られています。なので、保存する際は少しでも圧縮率の高いMP3に変換しましょう!こちらの記事ではWAVファイルをMP3に変換する方法をご紹介します。
Part 1. WAVとMP3について
①WAVファイルとは?
WAVファイルとは、RIFF WAVeform Audio Formatの略称で、マイクロソフトとIBMにより開発された音声データの形式です。おもに、Windowsにて使用されている形式です。もちろんWindows 7、Windows 10でも利用可能です。
WAVとはPCM音源とも呼ばれていて、非圧縮であるデジタル音源フォーマットであるのも特徴です。音を圧縮しない事が特徴のため、CD音源とはほぼ変わらない高音質を得る事が可能です。 ただし、高音質であるがゆえファイルサイズが大きくなるという欠点があります。
②MP3ファイルとは?
それに対して、MP3は圧縮されたデジタル音源フォーマットの一つです。人間が聴こえないと言われてる周波数帯のデータを間引く事で高い圧縮率を得るという物です。粗、CD並みの音質を保ったまま11分の1程度までファイルサイズを圧縮出来ます。
WAVファイルの場合は5分の音源にて50Mbyte程度のファイルの大きさとなりますが、MP3であると5Mbyte程度に抑える事が出来ます。では、これらのファイルはどの様に使いこなせば良いのか。 例えばCDに焼くことを前提として録音する場合はWAVファイルが良いでしょう。手持ちで音楽を持ち歩く場合はMP3が良いです。ちなみに、WAVもMP3形式もMacでの再生も可能です。
③WAVとMP3の違い
音楽データは圧縮して様々なデバイスへ保存するのが主流となり始めています。WAV形式は非圧縮形式となっていますが、MP3は圧縮形式のデータとなっています。基本的な圧縮方法の考え方としては、人が聞こえない部分の周波数成分をカットすることで圧縮を実現しているのです。
現在は、MP3形式であればハードウェアのエンコーダーがありますので、高速デコードできるのもMP3のお勧めポイントです。 その他の圧縮方法として、チャンネルをステレオからモノラル化する方法もありますが、音質的な意味でお勧めできません。
Part 2. フリーソフトでWAVをMP3に相互変換できるのか
ファイル容量の小さいMP3へファイルを変換したい方が多いと思います。変換するにはXRECODE3やAudio Converter、UniConverterなどのソフトを使用すると簡単で素早く作業ができます。その中でも特にお勧めなのは、UniConverter(旧名:スーパーメデイア変換!)です。このソフトはWindowsにもMacにも対応しています。お使いのPCに合ったバージョンを選択して下さい。
WAVファイルをMP3に変換するソフト:UniConverter (ユニコンバーター)
Part 3. WAVファイルをMP3に変換する方法
今回は、「UniConverter」を使ってWAVファイルをMP3に変換していきます。まずは、UniConverterをダウンロードしてインストールして下さい。
基本的な操作手順は「変換」→「ファイル追加」→「出力形式を選択」→「変換」となります。
Step 1 UniConverterを起動して、左タブの「変換」をクリックします。画面中央をクリックすると、変換したいファイルを追加できます。
Step 2 「出力形式を一括指定」にてMP3を選択します。
Step 3 形式を決めたら、出力先を選択、高速変換をonにして、変換ボタンをクリックします。
まとめ
WAV形式はWidows 7やWindows 10などのWindowsシステムを中心に標準的なフォーマットとなっている音がファイルで普及していますが、非圧縮形式なのが難点です。iPhoneやAndroidなどスマートフォンで音楽を持ち歩くには圧縮させてコンパクトにするのがおすすめです。MP3にすれば10分の1程度に圧縮可能です。UniConverter(旧名:スーパーメデイア変換!)で圧縮に挑戦してみて下さい。
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