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MP3をWAVに変換する方法とおすすめフリーソフト5選!
編集者 Takashi • 2025-09-28 17:22:17
音声ファイルにはいろいろな形式があります。中でもMP3やWAV形式などが多く使われています。
「mp3」は圧縮方式のためWAV形式よりファイルサイズを小さくすることが可能です。しかし使用するソフトによって「wav」形式にしか対応していないこともあります。
MP3よりも高音質なWAV。音楽の仕事をしている方や、高音質で音楽を楽しみたい方であれば、「MP3をWAVに変換したい」と考えるでしょう。
そのため変換ソフトを選ぶ際は「mp3」に対応しMP3からWAVvへの変換できるものがオススメです。ここではMP3をWAV形式に変換する方法をご紹介します。「MP3を高音質なデータにしたい!」と悩んでいる方は、本記事を読んで悩みを解決しましょう。
3ステップでMP3をWAVに変換するソフト:UniConverter (ユニコンバーター)
Part1.MP3とWAVの違い
項目 | MP3 | WAV |
---|---|---|
圧縮方式 | 非可逆圧縮(ファイルサイズを小さくする)💾 小容量 | 非圧縮(ほとんど圧縮なし)📦 大容量 |
音質 | 🎵 音質はやや劣化する場合あり | 🎶 原音に近い高音質を保持 |
ファイルサイズ | 小さい(例:3分で約3〜5MB) | 大きい(例:3分で約30MB) |
主な用途 | 音楽配信、スマホ再生 | 音楽制作、編集、アーカイブ保存 |
Part2.MP3からWAVに変換する方法とおすすめフリーソフト5選
早速、MP3をWAVに変換できるフリーソフトを紹介します。
MP3・WAV変換フリーソフト1:UniConverterの無料版
「とにかく簡単に使えるソフトが欲しい!」と考える方には、UniConverterを推奨します。
UniConverterは、直感的な操作で使用できるため、難しい操作は必要ありません。動画編集や動画ダウンロードなどの機能まで搭載しているので、クリエイティブな作業をする方には最適のソフトといえるでしょう。
項目 | 詳細内容 |
---|---|
対応する変換フォーマット | 音声フォーマット:MP3、WAV、AAC、FLAC、OGG、WMA、M4A、AIFF、AC3、AMR、APE、MKA 動画フォーマット:MP4(H.264/H.265)、MOV、AVI、MKV、WMV、FLV、3GP、WEBM、VOB、TS、M2TS 高解像度対応: 4K/8K動画、HDR対応 サンプリング周波数: 8kHz~192kHz ビット深度: 16-bit、24-bit、32-bit 特殊機能: VRコンテンツ、360度動画、YouTubeダウンロード機能 デバイスプリセット: 1000種類以上(iPhone、Android、ゲーム機等) 総対応数: 1000種類以上のフォーマット |
優点(メリット) | 統合ソリューション:変換・編集・圧縮・ダウンロード・録画・DVD作成を一体化 高速処理:GPU加速(NVIDIA/AMD/Intel)により最大30倍高速変換 高品質維持:AI技術による画質向上、ロスレス変換対応 プロフェッショナル機能: バッチ処理、詳細パラメータ調整、メタデータ編集 ユーザビリティ: 直感的なドラッグ&ドロップ操作、豊富なプリセット サポート体制: Wondershare社による24時間日本語サポート クロスプラットフォーム: Windows・macOS両対応 |
欠点(デメリット) | システム要件:高機能ゆえの重いシステム負荷、古いPCでは動作困難 機能過多:単純な変換のみを求めるユーザーには過剰な機能 オンライン依存:ライセンス認証やダウンロード機能でインターネット接続必須 プライバシー懸念: オンライン機能使用時のデータ送信に関する不透明性 互換性問題: 一部の特殊フォーマットや古いコーデックで問題が生じる可能性 |
UniConverterの動画変換機能では、MP3をWAVに変換できるのはもちろん、音質の設定まですることが可能です。というのも、従来のフォーマット変換ソフトは、拡張子を変換する際に音質が悪くなる可能性があります。
しかし、UniConverterを活用すれば、高音質な状態で拡張子を変換することが可能です。変換したい拡張子をクリックするだけなので、難しい操作は必要ありません。
あらゆるデバイスに最適な変換ができることも、UniConverterを使用するメリットです。というのも、同じ拡張子に変換しても、エンコーダーなどの設定が異なり、デバイスによって再生できない可能性があります。
しかし、UniConverterはデバイスに最適な拡張子に変換できるので、「変換したら再生できなくなった..」などのトラブルになる心配はありません。
UniConverterには、動画変換以外にも、動画ダウンロードや動画編集、音声編集機能が搭載されています。ここまでクリエイティブに特化したソフトは多くありません。
高品質なソフトを活用してい方は、UniConverterをぜひ活用してください。
関連記事:WAVをMP3に変換できるフリーソフト・サイト6選!選び方や注意点も解説
MP3・WAV変換フリーソフト2:Audacity
Audacityは1999年の開発開始以来、世界中で2億回以上ダウンロードされている実績を持つ、オープンソースの音声編集ソフトウェアです。完全無料でありながら有料ソフトウェアに匹敵する高度な機能を提供し、個人ユーザーから放送局、教育機関まで幅広い分野で採用されています。日本国内でも音声編集の定番ソフトとして高い信頼を得ており、充実した日本語サポートと活発なコミュニティが特徴です。
Audacityの核となる機能は、その包括的な音声処理能力にあります。
音声フォーマットについては、MP3、WAV、FLAC、OGG、AIFFなど主要な形式すべてに対応しており、特にMP3/WAV間の変換では高音質を維持した安定した処理が可能です。内蔵エフェクトとして、ノイズ除去、イコライザー、コンプレッサー、リバーブ、エコーなど30種類以上を搭載し、VST、LV2、LADSPA、Audio Unitプラグインにも対応しているため、機能の拡張性は無限大です。
項目 | 詳細内容 |
---|---|
対応する変換フォーマット | 主要音声フォーマット:WAV(PCM)、MP3(LAME)、FLAC、OGG Vorbis、AIFF 追加対応(FFmpegプラグイン要):AAC(M4A)、AC3、AMR、WMA プロフェッショナル対応:BWF(放送用WAV)、RF64、AU、GSM 6.10 サンプリング周波数:8kHz~384kHz(ハイレゾ対応) ビット深度:16-bit、24-bit、32-bit float 注意:動画フォーマットは非対応(音声のみ) |
優点(メリット) | 機能面:録音・編集・変換の一体化、マルチトラック編集対応、30種類以上の内蔵エフェクト 音質面:32ビット浮動小数点処理による劣化のない編集、プロ級音質出力 拡張性:VST、LV2、LADSPA、Audio Unitプラグイン対応 対応環境:Windows、macOS、Linux全対応 サポート:世界規模の活発なコミュニティ、豊富な日本語リソース 専門機能:スペクトログラム解析、高度なノイズ除去機能 |
欠点(デメリット) | 学習コスト:多機能ゆえの複雑さ、初心者には習得時間が必要 効率性:専用変換ソフトではないため、大量ファイルの一括変換は煩雑 システム要件:大容量ファイル処理時のメモリ消費量が大きい 操作性:一部エフェクトのリアルタイムプレビューが限定的 対応制限:動画ファイルの直接処理不可、一部フォーマットはFFmpeg追加が必須 インターフェース:初回使用時に多機能すぎて戸惑う可能性 |
MP3・WAV変換フリーソフト3:XMedia Recode
XMedia Recodeは、ドイツで開発された無料のメディア変換ソフトウェアで、2007年のリリース以来継続的な開発が行われています。FFmpegライブラリをベースとした強力なエンジンにより、500種類以上の音声・動画フォーマットに対応する包括的な変換能力を持ちます。シンプルで直感的なインターフェースでありながら、プロフェッショナルレベルの詳細設定が可能な点で、日本の音声・動画処理市場において高い評価を得ています。
XMedia Recodeの最大の特徴は、その圧倒的なフォーマット対応力と精密な変換制御にあります。音声フォーマットでは、MP3、WAV、AAC、FLAC、OGG、WMAなど、動画フォーマットでは、MP4、MKV、AVI、MOV、WMV、FLVなど、現在使用されているほぼすべての形式に対応しています。
項目 | 詳細内容 |
---|---|
対応する変換フォーマット | 音声フォーマット:MP3、WAV、FLAC、AAC、OGG、WMA、M4A、OPUS、AMR、AC3、DTS、APE 動画フォーマット:MP4(H.264/H.265)、MKV、MOV、AVI、WMV、FLV、3GP、WEBM、TS、VOB 総対応数:500種類以上の音声・動画フォーマット サンプリング周波数:8kHz~192kHz ビット深度:8-bit、16-bit、24-bit、32-bit 特殊機能:動画から音声抽出、ストリームコピー(無劣化)、デバイス別最適化プリセット |
優点(メリット) | フォーマット対応:500種類以上の圧倒的なフォーマット対応力、音声・動画両対応 変換効率:強力なキューシステムによる効率的な大量一括変換 技術基盤:FFmpegベースの安定した高品質変換エンジン 利便性:iPhone、Android、ゲーム機等の豊富なデバイス別プリセット パフォーマンス:マルチコアCPU完全対応、現代PC環境で最大性能発揮 操作性:直感的なインターフェース、変換専用ツールとして最適化 詳細制御:ビットレート、解像度等あらゆるパラメータの精密調整可能 |
欠点(デメリット) | 機能制限:変換専用ツール、録音・音声編集機能は非搭載 プラットフォーム:Windows専用、macOS・Linux非対応 プレビュー:変換前の音質・画質プレビューができない 学習コスト:詳細パラメータが多く、最適設定の習得に時間が必要 サポート体制:コミュニティサポート中心、公式サポートは限定的 更新頻度:大手ソフトと比較して更新サイクルがやや遅い 処理制限:DRM付きコンテンツや一部特殊コーデックは非対応 |
MP3・WAV変換フリーソフト4:Renee Audio Tools
音声の編集作業も行いたい方には、Renee Audio Toolsを推奨します。Renee Audio Toolsは、音声ファイルの拡張子変換だけではなく、カットや結合、分割などの作業まですることが可能です。録音機能も搭載しているため、音楽活動をしている方に便利なソフトといえるでしょう。
ただし、動画の拡張子は変換できないので、Renee Audio Toolsを使用する場合は注意してください。
項目 | 詳細内容 |
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対応する変換フォーマット | 主要音声フォーマット:MP3、WAV、FLAC、AAC、OGG、WMA、M4A、AIFF 追加対応:AMR、AU、RA、MKA、3GA、CAF CD関連:CD-DA抽出、CUE/BIN形式対応 サンプリング周波数:8kHz~192kHz(ハイレゾ対応) ビット深度:8-bit、16-bit、24-bit 特殊機能:iTunes音楽ライブラリ直接変換、メタデータ完全保持 制限事項: 音声専用ツール(動画フォーマット非対応) 総対応数: 約50種類の音声関連フォーマット |
優点(メリット) | 音声特化設計:音声処理に最適化された包括的ツールセット 一体化機能:変換・録音・編集・CD作成・タグ編集を統合 高音質保持:ロスレス変換技術、オリジナル音質を完全維持 日本語完全対応:インターフェース・マニュアル・サポートすべて日本語 操作性:シンプルで直感的な操作画面、音声処理初心者にも優しい 効率性: 音声ファイルに特化した高速バッチ処理 メタデータ管理: アーティスト情報、アルバムアートワーク等の完全保持・編集 |
欠点(デメリット) | 機能範囲:動画処理完全非対応、高度な音声編集機能は限定的 市場地位:大手ソフトと比較して知名度・ユーザーベースが小規模 技術更新:最新コーデックや技術動向への対応が遅れがち プラットフォーム:Windows専用、macOS・Linux非対応 コミュニティ: ユーザーコミュニティが小規模、情報共有の場が限定的 サポート体制: 開発元の規模により、サポート体制が大手企業ほど充実していない |
MP3・WAV変換フリーソフト5:Format Factory
Format Factoryは、動画と音楽の拡張子を変換できるフリーソフトです。完全無料で動画ファイルから音楽ファイルに対応しているソフトは多くありません。そのため、動画編集をしている方には最適のソフトといえます。
アップデートの頻度が少ないので、新機能などの追加は見られません。広告が表示されるため、人によってはストレスを感じる可能性があります。
そのため、Format Factoryは、コストを抑えながら拡張子の変換をしたい方におすすめです。
項目 | 詳細内容 |
---|---|
対応する変換フォーマット | 音声フォーマット:MP3、WAV、FLAC、AAC、OGG、WMA、M4A、AMR、MMF、APE 動画フォーマット:MP4、AVI、MKV、MOV、WMV、FLV、3GP、RMVB、VOB、TS、WEBM 画像フォーマット: JPEG、PNG、BMP、TIFF、GIF、ICO、TGA、WEBP サンプリング周波数: 8kHz~192kHz ビット深度: 8-bit、16-bit、24-bit 特殊機能: DVD/CD抽出・作成、ISO作成、動画から音声抽出 デバイスプリセット: iPhone、Android、PSP、Xbox等の基本プリセット 総対応数: 300種類以上のマルチメディアフォーマット |
優点(メリット) | 包括的対応:音声・動画・画像変換を一つのソフトで統合処理 操作簡便性:直感的で分かりやすいインターフェース、初心者でも容易 軽量動作: 比較的軽いシステム要件、古いPCでも動作可能 バッチ処理: 複数ファイルの効率的な一括変換機能 多機能性: ファイル結合・分割、画面録画、DVD作成等の付加機能 グローバル実績: 世界中で長年使用されている安定した実績 |
缺点(デメリット) | 重大なセキュリティリスク:インストール時に悪意のあるバンドルソフトウェアが含まれる危険性が高い 品質制限:専門ソフトと比較して変換品質・速度で明確に劣る サポート不足: 公式技術サポートが極めて限定的、主にコミュニティ依存 更新遅延: 最新フォーマットや技術への対応が大幅に遅れる傾向 インターフェース: 設計が古く、現代的なUI/UX基準を満たしていない 信頼性問題: ダウンロード元の信頼性確保が困難、偽サイトの存在 広告表示: ソフトウェア内での広告表示による使用体験の悪化 |
Part3.MP3をWAVに変換する方法
次に、本記事でもっとも推奨するソフト【UniConverter】で変換する方法も紹介します。UniConverterは無料でダウンロードできるので、使い方を一緒に学習していきましょう。
ステップ1:UniConverterを起動する
UniConverterを起動したら、画面に表示されている【変換】を選択します。
ステップ2:変換したい MP3 ファイルを追加
「+メディア」をクリックして、変換したいMP3ファイルを選択します。
ステップ3:出力形式をWAVに設定
- ファイルリストの各動画/音声アイテムの右側にある出力形式(またはフォーマット)の欄をクリックします。
- 出力形式のカテゴリからオーディオを選択し、** WAV** を選びます。
- 変換後の WAV ファイルを保存するフォルダを指定します。
- 右下のすべて変換ボタン(または各ファイルごとに設定している場合は変換開始)をクリックします。
3秒ぐらいでmp3からwavへの変換できました。「変換済」タブで変換後のwavファイルを確認します。
☆補足ポイント☆
- バッチ変換対応: 複数ファイルを同時に WAV に変換可能です。リストに追加してから、すべてを同時に変換してください。
- 出力品質の最適化: 音質を重視する場合は、サンプルレートとビット深度を高めに設定します。ただしファイルサイズが大きくなる点に留意してください。
- 変換速度の向上: 使用するPCの性能やストレージの状態、ISO/SSDの有無によって変換速度が変動します。バックグラウンドでの作業を最小限にすると若干改善されることがあります。
音質を維持したまま拡張子を変換できるため、「変換したら音質が悪くなった...」などの心配はありません。高品質なソフトを希望するかたは、UniConverterをぜひ活用してください。
Part4.Windows Media PlayerでMP3をWAVに変換する方法(※CD取り込み前提)
ここでは、Windows10に標準搭載されている【Media Player】でMP3からWAVに変換する方法を紹介します。
Step 1Windows Media Playerを起動。タスクバーメニューから「オプション」を選択すると新しいオプションウインドウが開きます。「音楽の取り込み」を選択しMP3ファイルをクリック。(この操作はファイルエクスプローラーからWindows Media Playerのウインドウに対して音楽ファイルをドラッグ&ドロップすることでも可能です。)
Step 2オプションウインドウの中には、「取り込み設定」という項目があり、その中に「形式」という項目があります。形式の項目をプルダウンすると、リストの中に「wav」があるのでそれを選択します。
Step 3次に、ファイルの保存先を設定します。その後、「書き込みの開始」ボタンを押すと変換が始まります。進捗状況はプログレスバーで表示されます。当然ですが、長い音声ほど変換に時間がかかります。
しばらく待つと、完成したWAVファイルが指定されたCDに作成されています。
Part5.MP3 WAV変換する際のよくある質問
ここでは、MP3からWAVに変換する際の、よくある質問を紹介します。
Q1.MP3 WAV交換フリーソフトの選び方
判断基準の一つとして、フリーソフトの機能性が挙げられます。
音楽ファイルの拡張子を変換するだけなら、どのソフトを選んでも問題ありません。しかし、音質をクリアにしたり、動画に音楽を取り入れたりするには、拡張子の変換機能だけでは難しいです。
そのため、フリーソフトを選ぶ際は、機能が充実しているソフトを選ぶとよいでしょう。
Q2.WAVはどのような時に使用するのか?
WAVは、音楽を仕事にしている方々の間で使用されます。音楽ライブで音を流す際や、レコーディングした音源を共有する際は、WAVの音楽データを使用します。
高音質な音を使用する際は、WAVを使用するとよいでしょう。
まとめ.自分の目的に合わせてMP3 WAV変換ソフトを選ぼう
MP3をWAVに変換はWindows10標準装備のWindows Media Playerにて可能です。その他にも、ファイル変換ができるフリーソフトも多数あります。
フリーソフトでは物足りないと思う方はUniConverter がおすすめです。 UniConverterは一度に複数のファイルを高速変換できるだけでなく、その他の1000以上のフォーマット(mp3、mp4、movなど)を変換することもできます。動画の変換、編集、録画、ダウンロードなど様々な作業をまとめて行うことができるのでとても便利です。UniConverterも是非、お試し下さい。
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