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無劣化でFLACをiTunesに取り込む方法は?便利な変換ツールも紹介!
編集者 Takashi • 2024-10-25 15:50:32
FlacとはCD音源よりも高音質で、元のデーターから一切劣化していない音声フォーマットのことです。日本ではハイレゾの1つとして親しまれています。
「FLACをiTunesに取り込みたいけど、やり方がわからない。具体的な方法を知りたい...」
このような悩みにお答えします。
結論から申し上げると、FLACはiTunesに取り込めません。しかし、FLACの音楽データーを変換すればiTunesに音楽データを取り込むことが可能です。
この記事ではiTunesにFlacを取り込む方法や、FLACファイル変換ソフトを使ってFlacをMP3へ変換する方法を解説していきます。
FlacをAAC/MP3に変換するソフト:UniConverter (ユニコンバーター)
Part1.なぜFLACはiTunesに取り込めないのか
iTunesにFLACを取り込めない理由は、iTunesはFLACを直接サポートしていないからです。
iTunesniに取り込んだ楽曲は、Apple社が開発したオーディオコーデックである、AAC(Advanced Audio Coding)フォーマットに変換されます。
MP3などの汎用性の高い拡張子はAACに対応していますが、FLACは対応していません。そのため、FLACはiTunesに取り込めないのです。
Part2. iTunesはFlacとの互換性はある?
iTunesはAppleが提供するフリーメディアプレーヤーで、さまざまな拡張子に対応しています。しかし、高音質のFlacは対応しておらず、再生することはできませんし、ライブラリに追加することも不可能です。ファルダからFlacの音声ファイルをクリックしても、起動するのはFlacと互換性のあるソフトですし、互換性のソフトがインストールされていない時に表示される候補にiTunesは表示されません。
だからと言ってiTunesで高音質の音声ファイルを再生できないわけではなく、Flacと同じく高音質のAACやALAC(アップルロスレス)に変換することで楽しめます。また、MP3に変換して楽しむ方法もあります。
Part3. iTunesと互換性のある音声フォーマットは
・AAC、AIFF、ALAC、MP3、WAV
Flacと同等の音質を持つのが「AAC」、「ALAC」、「WAV」の3つです。なお、高音質フォーマットからMP3に変換しても人間の耳ではカットされた周波数を認識することはできないため、高音質で楽しむことができます。逆にMP3から高音質フォーマットに変換しても、高音質にはならないので注意しましょう。iTunesの推奨フォーマットはAACとなっており、iTunesストアで音声ファイルを購入した曲は、一部を除いて全てAACです。
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Part4.FLACの品質を落とさずAAC/MP3に変換するならUniConverter!
前述で解説したように、FLACを変換する場合、音質が悪くなる可能性があります。
しかし、本記事で紹介する【UniConverter】を活用すれば、音質を維持したままFlacをAAC/MP3に変換することが可能です。
ここからは、高品質な変換機能に特化したUniConverterの魅力や具体的な使い方について解説します。UniConverterは簡単に使用できるソフトなので、ぜひ活用してください。
UniConverterとは?
対応OS |
Windows:11/10/8/7/Vista macOS:12/11/10.1.14/10.13/10.12/10.11 |
機能 |
動画ダウンロード ノイズ除去 その他多数の機能を搭載 |
特徴 |
高速変換に対応 品質を落とさず変換できる |
対応音声拡張子 |
MP3/WAV/M4A/WMA/AAC/FLAC/AC3/ AIFF/M4B/M4R/AU/APE/MKA/OGG/AMR/MP2 |
UniConverterとは、拡張子の変換や動画ダウンロード、画面録画などのさまざまな機能を搭載している、高品質クリエイティブソフトです。
PC操作に慣れていない方でも簡単に利用できることから、ビジネス業界からクリエイティブ業界などのさまざまな業界で活躍しています。
UniConverterの変換機能や、音楽の拡張子だけではなく、動画の拡張子変換にも対応しています。そのため、セミナー動画や学習動画などを音声ファイルに変換すれば、隙間時間にコンテンツを楽しむことが可能です。
前述したように、拡張子を変換した場合、音質が悪くなったりするトラブルがあります。そのような場合、自ら音声を編集する必要があるのです。
しかし、UniConverterを活用すれば、ワンクリックでクリアな音声に編集できます。高度な音声編集スキルがなくても高音質にできるのは、UniConverterの魅力といえるでしょう。
UniConverterには、クリエイティブ作業を効率化する機能が多数搭載されています。操作方法も簡単なので、難しいスキルや専門知識は必要ありません。
次章では、UniConverterでFLACを変換する方法について解説します。UniConverterは無料でダウンロードできるので、この機会に使い方を一緒に学習しましょう。
UniConverterでFLACをMP3に変換する方法
Step 1:UniConverterをダウンロードし、起動させたら「変換」をクリック
初めてUniConverterを起動し、トップページ左側に表示されているメニューの中から「変換」をクリックします。
そして、画面中央に「ここに動画&音声ファイルを追加または~」と表示されているので、変換させたいFlacファイルを画面中央にドラッグ&ドロップするとファイルが追加されます。
変換画面が表示されたら、画面左上または中央に表示されている【メディア】を選択してください。すると、フォルダが開くので、MP3に変換する音楽ファイルをインポートしましょう。
なお、フォルダからドラッグ&ドロップで直接追加することも可能です。
Step 2:FLACをMP3に変換する
FLACファイルをインポートしたら、変換する拡張子を設定しましょう。
画面下部の「出力形式を一括指定」で、音声>AAC/MP3を選択し、お好みの音質を設定できます。
- 画面下の【出力形式を一括指定】を選択
- 【音楽】を選択
- 【MP3】を選択
- 【オリジナルと同じ】を選択
変換する拡張子の設定が完了したら、データの保存先を指定しましょう。画面下の【出力先】から、保存するフォルダを指定してください。
ここまでの設定が完了したら、【変換】をクリックして、FLACの変換を開始しましょう。
変換が完了すると、【出力先】に指定したフォルダに音声ファイルが保存されます。
UniConverterを活用すれば、簡単な手順でFLACをiTunesがサポートしている拡張子に変換できます。
音質も維持したまま変換できるので、手軽に使える高品質ソフトを希望する方は、UniConverterをぜひ活用してください。
Step 3:保存したファイルを再生して確認
保存されたら出力先フォルダを起動し、保存されたAAC/MP3ファイルをダブルクリックすると、iTunesに自動登録され自動的に再生が始まります。一通り再生させて音声が途切れていないか、ノイズが入っていないかを確認したら終了です。また、iTunesを先に起動してライブラリにMP3ファイルをドラッグ&ドロップすると同じように自動登録されますが、自動再生はされないので画面右側の「最近追加した項目」から曲を探して再生させます。
Part5.FLACを変換する際の注意点
最後に、FLACを変換する際の注意点を説明します。
★ノイズが入る場合がある
前述したように、FLACを変換する場合は、ノイズが入ったり、音質が悪くなったりする可能性があります。理由は、FLACはすでに圧縮されたファイルだからです。
そのため、高音質であるWAVなどに変換する場合は、もとの音質と異なる可能性があります。
FLACを変換して音質が悪くなった場合は、UniConverterのノイズ除去機能などを活用して、音質をクリアにしましょう。
★元の音質以上の高音質には変換できない
拡張子の変換をしても、もとの音質よりも高音質にはできません。というのも、拡張子の変換はファイルを圧縮する作業なので、どれだけ優秀なソフトを使っても、既存の音質より高音質にはできないのです。
どうしても高音質で音楽を楽しみたい場合は、FLACではなく、WAVデータの音源を入手してから、MP3などに変換しましょう。
まとめ:元の音声を先に確認しておく、FLACMP3に変換してiTunesに取り込もう!
変換前のFlacファイルの音声にノイズが入っていたり、劣化音声からFlacに変換されているだけの低音質な音声だったりすることが稀にあります。
先に確認しておくと二度手間にならず済むため、Flacファイルを再生できるフリーメディアプレーヤーをインストールさせておくことをおすすめします。
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