「Macbook(air・pro)でDVD再生する方法や再生できない場合の対処法が知りたい」「DVD再生に使えるソフト・ツールについて知りたい」と考えている方は多いでしょう。
Macbookは、内蔵・外付けドライブでDVD再生できます。また、パソコン上でダウンロード・保存したDVDファイルを再生することでも再生可能です。
DVD再生をする際には、読み込んだDVDファイルを再生・編集・管理するのにおすすめで自分にとって使いやすいツール・ソフトを使うのがおすすめです。
この記事では、MacbookでDVD再生する方法やおすすめのソフト4選、DVD再生できない場合の対処法についてご紹介します。MacbookでDVDを再生したいと考えている方や、もっと便利なツールを使ったDVDの再生方法が知りたい方は参考にしてみてください。
Part1.MacBookでDVDを再生する方法
Mac(air/pro)でDVDを再生する方法には、以下の3つの方法が挙げられます。
- 外付けドライブで再生
- Macに保存されたDVDファイルを再生
- DVDファイルをダウンロードして再生
外付けドライブでDVDを再生する一般的な方法以外にも、DVDファイルを再生したり、気になるDVDファイルをダウンロード・再生したりすることも可能です。
外付けドライブで再生
Macbookには内蔵ドライブがついていないので、MacでDVDやCDディスクを再生するためには、外付けのDVDドライブを購入し、DVDを再生する必要があります。
Apple社が発売している純正のドライブが最も信頼性が高いですが、各メーカーが出しているDVDドライブの中にも使えるものがありますよ。
ただし、Macとの互換性やMacに接続できるのかどうか、対応しているUSBポートの穴のタイプ(USB-AやUSB-Cなど)などは要チェックです。
Macに保存されたDVDファイルを再生
MacでDVDを再生するには、保存されているファイルをDVDプレイヤーで再生する方法も考えられます。基本的な流れとしては、DVDプレイヤーで「ファイル」をクリックし、「DVDメディアを開く」を押します。その次に、再生したいムービーファイルが含まれている「VIDEO_TS」から「開く」をクリックすれば、DVDの再生がスタートします。
使用するDVDプレイヤーによって、操作方法は微妙に変わるのでチェックしましょう。
関連記事:【Mac版】DVDプレイヤーで再生できるようにMacで焼く流れや準備もご紹介
DVDファイルをダウンロードして再生
気になるDVDを見つけたらファイルをダウンロードして、DVDファイルを再生する方法もあります。ただし、Macbook(air/pro)やDVDプレイヤーで再生できるファイル形式になっていない場合は、問題なく再生できるファイル形式に変換しなければなりません。
DVDファイルをダウンロードする際は、変換の必要がないファイル形式に変換できるかどうかをチェックして、それができるようならファイルを変換するようにしましょう
Part2.MacのDVD再生におすすめのソフト5選
Macbook(air/pro)を使ってDVDを再生する際には、DVDプレイヤーが必要になります。ストレスなくDVDを再生するためにも、再生ソフト・ツール選びは極めて重要です。
ここでは、おすすめの以下のソフト・ツールについてご紹介します。
- QuickTime Player
- UniConverter
- VLC Media Player
- 5K Player
各ソフト・ツールごとの特徴や使い方についてチェックしましょう。
1.QuickTime Player
QuickTime Playerは、Mac OS向けの定番DVDプレイヤーです。Macbook(air・pro)に標準搭載されているCD・DVDプレイヤーとなっています。シンプルな操作感でCDやDVDファイルの再生に特化したソフトで、基本的な機能だけなら当ソフトで十分でしょう。
Macのシステムをそのままに、直感的な操作でCD・DVDファイルが再生できます。ただし、良くも悪くも変わり映えしない操作感とUIである点は否めないでしょう。
機能性やUIの目新しさなどを追求するなら、そのほかのツールも検討してみては?
特徴 |
・新たにインストールする必要がない ・Macをシステムを直感的に使える |
注意点 |
・良くも悪くも変わり映えしない見た目 ・システム性もMacのシステムそのもの |
MacbookでDVDを再生する方法
まずはMacのホーム画面の下のバーにある「Launchpad」から「その他」、そして、インストール済みのツールの中から「QuickTime Player」を選択します。
まず最初に「最近の項目」が表示されます。最近の項目に再生したいDVDファイルがあれば、それをクリックすることでDVDの再生がスタートしますよ。
QuickTime PlayerのタブにDVDファイルがあればクリックしましょう。DVDファイルがあるタブを探して、その中にあるファイルをクリックすると再生がスタートする流れです。
2.UniConverter
UniConverterは、約1,000種類以上のファイル形式に対応したCD・DVDプレイヤー。Mac OS 10.11以降に対応したソフトです。フルHDや4K、8Kなどの高画質な動画ファイルにも対応しているため、ブルーレイなどの高画質のDVDも画質を落とさずに再生できます。
DVDの再生中には字幕やオーディオの切り替え、再生画面のスナップショット、動画ファイルの圧縮やファイル形式の変換、動画編集などができます。
また、プレイリスト機能が充実しており、動画ファイルを管理するツールとしても有効活用可能です。DVDの再生機能のみが必要な方は機能が多すぎると思ってしまう可能性がありますが、ツール上でDVDの再生・編集・管理が完結するのはメリットだといえます。
特徴 |
・1,000種類以上のファイルに対応 ・気になったシーンはキャプションできる |
注意点 |
・DVD再生以外の機能も多い ・有料版でしか使えない機能もある |
MacでDVDを再生する方法
まずはUniConverterを立ち上げて、ホーム画面で「プレーヤー」を選びましょう。
ファイルを開く、もしくは右の下矢印をクリックして、ファイルの追加元を選択します。
下矢印をクリックすると、「ファイルを追加」「デバイスから追加」「ビデオカメラから追加」などのファイルの追加元を選択できるので、適当なものを選択しましょう。
自分がMacで再生したい動画ファイルを選択して、「再生」をクリックしましょう。
ファイルの容量にもよりますが、だいたい数秒で追加されます。
最後に、ダウンロードしたDVDファイルを再生します。翻訳やキャプション、倍速機能などの各種の機能を使って、自分にとって理想的なDVD視聴タイムを満喫しましょう。
3.VLC Media Player
VLC Media Playerは、Mac OSに対応した完全無料で使えるCD・DVDプレイヤーです。
各種のファイル形式が再生でき、コーデックにも対応しています。Web広告やスパイウェアなどは表示されないため、DVD再生中に余計なストレスが溜まることもありません。
ただし、良くも悪くもUIが古いので、オシャレさや使いやすさを追求するなら別のDVDプレイヤーを選んだ方が良い可能性もあります。また、高画質再生は非対応です。
特徴 |
・各種コーデックパックが標準搭載 ・完全無料のソフトで使いやすい |
注意点 |
・UIが古くて目新しさは感じない ・DVDの高画質再生には非対応 |
DVDを再生する方法
VLC Media Playerを立ち上げて、「マイビデオ」から再生したいファイルを選択します。
DVD再生がスタートします。再生・停止ボタンがあるシンプルなプレイヤーです。VLC Media PlayerでDVD再生できない場合:VLCがDVDを再生できない場合のさまざまな解決策
4.5K Player
5K Playerは、完全無料で使えるメディアプレイヤーです。CD・DVDファイルを再生・管理できるだけでなく、YouTubeやラジオ番組をURL経由でダウンロード・再生できます。また、フルHDや4K、8K画質に対応しており、高音質も両立していますよ。
AirPlay機能を使えば、大画面のテレビに投影することも可能。マルチデバイスに使えるので、自宅だけでなく外出中など、いつでもどこでもDVD視聴を楽しめます。
ただし、機能性が豊富なため、慣れるまでに時間がかかることも考えられますよ。
特徴 |
・完全無料で使えるソフト ・300以上のサイトからダウンロード可能 |
注意点 |
・使い方を把握するのに時間がかかる |
DVDを再生する方法
まずは5K Playerを立ち上げて「ビデオ」や「DVD」をクリックします。
次に、再生したいDVDファイル、もしくはDVDディスクを選択しましょう。
DVD再生時には画面が縦長・横長かを選択できたり、キャプションできたりします。
Part3.MacでDVDが再生できない場合の対処法
MacでDVDが再生できないケースでは、以下のような原因が考えられます。
- DVDが認識されない
- DVDドライブが認識されない
- DVD自体に問題がある
ここでは、これらの原因に対する対処法について見ていきましょう。
関連記事:PS4でDVD/ブルーレイディスクが再生できない原因と対処法について解説
1.DVDが認識されない
DVDに傷や汚れがついているせいで、DVDが認識されないケースが考えられます。ディスク表面の汚れをキレイにし、傷がひどい場合はDVDの買い替えも検討しましょう。
2.DVDドライブが認識されない
DVDドライブを接続しても、Mac上で接続された旨を確認できない場合もあります。まずは接続ケーブルが繋がっているかチェックし、それでも駄目なら別のポートにケーブルを接続してみたり、DVDドライブを再起動したりしてみましょう。
3.DVD自体に問題がある
日本以外のリージョンコードが指定されていたり、フォーマットに制限がついているDVDは、Macでは再生できない可能性があります。たとえば、リージョンコード1はカナダ・アメリカでのみ再生できるDVD。北米から輸入したDVDには注意が必要です。DVDを再生する前にリージョンコードとフォーマット制限の有無を確認しましょう。
まとめ:MacでDVDを再生してお気に入りの映画やドラマを楽しもう
この記事では、MacでDVDを再生する3つの方法やおすすめのソフト・ツール4選、Macでうまく再生できない場合の注意点についてご紹介しました。
MacでDVDを再生するためにはソフト・ツールを使う必要があります。標準搭載されているシンプルなソフトもあれば、動画編集・管理できる便利なソフトもあるのが特徴。
自分に合ったDVDプレイヤーを使って、ストレスのない動画視聴を満喫しましょう。