ダビングしたDVDが再生できない原因と対処法は
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:15:49
テレビ放送のドラマなどを録画したものをDVDへダビングすることは内蔵ディスクの容量に上限がありますので良くあることです。連続ドラマなどでは何枚もDVDに焼くことになり気がつくと結構な枚数になっていたりします。
時間が出来たときにタビングしたDVDをまとめて観ようとしたところ、再生できずに大量のDVDの山を前にして呆然としてしまった経験をした人も多いのではないでしょうか?
今回の記事ではダビングしたDVDが再生できない場合の原因と対処方法について説明しています。
ダビングしたDVDが再生できない時の原因と対処法
ダビングしたDVDが再生できない場合の原因は様々です。原因に応じて対処方法も違ってきます。DVDが再生できない原因は大きく分けて以下の3つがあります。
上記の分類に従って、以下にそれぞれの原因と対処方法について説明します。
1.DVDメディアに起因するもの
1-1.DVDにキズや汚れが付着している
DVDディスクの表面にキズや汚れが付着している場合再生できない場合があります。汚れで一番多いのは手で直接DVDメディアを触ってしまったため手指の脂が付いてしまって読み込めないケースでしょう。
◆対処方法
・DVDメディアに付いたキズで修復可能なものはキズの深さが保護層にとどまっている場合のみです。プラスチッククリーナーを布に付けてDVDメディアの中央から外周に向けて垂直に拭いていきキズを修復します。
・汚れが付いている場合はエチルアルコールか水で湿らせた柔らかい布でDVDメディアの中央から外周に向けて垂直に拭いて汚れを取ります。
1-2.DVDメディアの劣化
たとえば日光に当たるところや高温になるような場所でDVDメディアを保存していると化学的に変質してしまい読み取り出来なくなります。
◆対処方法
・別のプレイヤーだと読み取れる可能性があります。別のプレイヤーで読み取れる場合は再度ダビングをします。そして、DVDメディアの保管には、
・高温多湿な場所を避ける
・直射日光に当てない
・一定の温度であること
などが条件になりますので、条件適合した場所で保存するようにしてください。
2.DVDプレイヤーに起因するもの
2-1.レンズの汚れ
DVDプレイヤーはDVDメディアにレーザー光を当てて反射したレーザー光をレンズで読み込む構造になっています。このレーザー光を受け取るレンズが汚れていると読み込みエラーを起こして再生できないことになります。
◆対処方法
市販のレンズクリーナーでレンズの汚れを取ります。汚れを取る方法はレンズクリーナーの解説書を参考にしてください。
2-2.DVDプレイヤーの故障
DVDプレイヤーは電子機器ですので様々な要因で故障することがあります。レンズクリーナーで汚れを取っても様々なDVDを読み込ませても再生できない場合はDVDプレイヤーの故障が疑われます。
◆対処方法
DVDプレイヤーの修理もしくは交換、あるいは外付けドライブを購入することです。
3.DVDメディア、DVDプレイヤーの仕様によるもの
3-1.ファイナライズしていない
DVDメディアの書き込みでは書き込み容量に余裕があり次にも書き込みを行う場合にはファイナライズ処理を行いません。このファイナライズ処理を行っていない状態では書き込んだ機器では再生可能ですが他のDVDプレイヤーでは再生できません。
ファイナライズ処理は他のDVDプレイヤーでも再生可能とする処理で、かつ、これ以上書き込みが出来ないようにする処理でもあります。
◆対処方法
書き込みした機器でファイナライズ処理を行います。
3-2.未対応メディア
DVDには「DVD-R」「DVD-R DR」「DVD-RW」「DVD+R」「DVD+R DL」「DVD+RW」「DVD-RAM」があり、DVDプレイヤーによっては対応していない種類のメディアがあり再生できない場合があります。
◆対処方法
DVDドライブを変えるかメディアを変えるかのどちらかを行います。
まとめ
ダビングしたDVDは保存されている内容によってはかけがえのない宝物です。その宝物が再生できない場合は取り返しの付かないこととなります。今回の記事を参考にして対処方法や予防方法について知って頂きいつまでも再生できるようにしてください。
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