「DVD Flickってどうやって使うの？」「安全に使えるのかな？」
このような悩みにお答えします。DVD Flickは、国内外で使用されているDVD作成ソフトの一つです。無料で使用できるため、コストをかけずに好きな映像をディスクに保存できます。しかしDVD Flickにはいくつかの注意点が存在するので、適切な情報を理解することが大切です。
今回は、DVD Flickの安全性や基本的な使い方、注意点などについて解説します。記事内ではより手軽に使用できるツールも紹介しているので、DVDを作成したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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Part1.DVD Flickとは？
DVD Flickとは、完全無料で使用できるDVD作成ソフトです。DVDへの書き込みだけではなくチャプター作成や字幕の追加などの機能も利用でき、比較的安全に利用できるツールといえます。操作方法は非常にシンプルなので、使い方を理解すればコストを抑えてオリジナルDVDを作成することが可能です。
ただしDVD Flickは一部の日本語に対応していないうえ、操作画面がやや古い傾向があります。そのためDVD Flickを利用する際は、本記事のガイドをしっかりと確認してください。
Part2.DVD Flickの使い方
それでは、DVD Flickの使い方を見ていきましょう。インストール方法から解説するので、参考にしてください。
①DVD Flickをインストールする
Step1. まずは、DVD Flickの公式サイトからソフトをインストールします。またDVD Flickには完全英語版と一部の日本語に対応している【DVD Flick v2】が存在します。今回は英語版よりも機能が豊富なDVD Flick v2をダウンロードしましょう。
DVDに書き込みをする前に、DVD Flickを日本語に対応させましょう。インターネット上で配布されている【DVD Flick v2に対応した日本語パッチ】をダウンロードして、DVD Flickのフォルダに追加します。なおパッチを配布しているサイトは多数存在しますが、悪徳サイトなどでインストールするとウイルスが混入する可能性があります。
Step2. したがってサイトの安全性を確認してから、システムを保存してください。
Step3. パッチの追加が完了したらシステムを右クリックして、【管理者として実行】を選択します。
Step4. システムの実行が完了したら、DVD Flickの一部を日本語で利用することが可能です。フォルダの【dvdflick.exe】をクリックして、ソフトを起動しましょう。
②DVD FlickでDVDファイルを作成する
Step1. DVD Flickを起動したら、DVDに焼く映像をアップロードします。まずは画面右上の【タイトルを追加】からファイルを選択します。
Step2. タイトルとして追加したファイルをダブルクリックすると、設定画面が表示されます。タイトル名やアスペクト比、サムネイルを変更する際は【一般】から設定を行うことが可能です。
Step3. 【チャプター】では、指定の時間やチャプターの数を設定できます。シーンの切り替えなどでチャプターを作る方は、こちらで設定を行いましょう。
Step4. 字幕を作成する際は、【字幕トラック】の【追加】から、テキストファイルをインポートして字幕を追加しましょう。DVD Flickはテキストの直接入力には対応していないので、ASS・SSA・SRTのいずれかのフォーマットでファイルを作成してください。
Step5. ここまでの設定が完了したら、DVDファイルの保存先を指定して【DVD作成】を選択します。
Step6. エンコードが完了した【閉じる】をクリックしてください。
Step7. DVDファイルが保存できたら、PCの【DVD Flickフォルダ】の【imgburn.exe】を起動しましょう。
Step7. ImgBurnのホーム画面が表示されたら、右最上部のアイコンをクリックします。
Step8. 最後に、下記の手順で映像をDVDに焼きましょう。
- PCにDVDをセットする
- 「+」のプルダウンで先ほど作成したファイルを指定する
- 画面下のディスクマークをクリックする
- 保存するDVDを指定する
DVD Flickで映像をDVDに焼く方法は以上です。
Part3.DVD Flickが使えない時の理由と対処法
DVD Flickは無料で使える便利なツールですが、下記のトラブルが発生する可能性があります。
①DVDが読み込めない
PCにセッティングしているDVDが認識されないトラブルは、DVD Flickでは多々見れます。具体的な要因は明らかではありませんが、DVDを指し直すことで改善する事例があるようです。
②ファイルが読み込めない
DVD Flickで作成したファイルが適切に読み込まれない場合は、下記の理由が考えられます。
- ファイルが破損している
- VOBファイル以外を選択している
DVD Flick映像をDVDに焼く際は、DVD Flickで作成したVOBファイルを指定する必要があります。もしファイルが破損している場合は、再度DVD Flickでエンコードを行ってみてください。
③エンコードエラーになる
DVD Flickでは、DVDをファイルを作成する際にエラーになるケースがあります。その場合は、再度エンコードを行う必要があります。また容量の大きいファイルをエンコードするとソフトがダウンするトラブルが見られるので、編集ファイルは必ず保存しておきましょう。
Part4.DVD Flick使えない代替ソフトオススメ
前述では、DVD Flickで映像をDVDに焼く方法を紹介しました。しかしPCの操作に慣れていない方には、操作方法が難しく感じたかもしれません。そこで、ここからはDVD Flickよりも手軽に利用できるソフト【UniConverter】を紹介します。UniConverterは非常に優れたツールなので、ぜひ参考にしてください。
①UniConverterとは
UniConverterは、映像をDVDに焼くことはもちろん、チャプター
テンプレートや字幕設定も可能であり、直感的に操作できることが魅力といえます。またWeb上の動画のダウンロードやファイル変換などの機能も搭載されているので、汎用性の高いツールといえるでしょう。話題のAI機能や動画編集も使用できるので、機能性と操作性に優れたソフトを希望する方にもおすすめです。
②UniConverterで動画をDVDに焼く方法
ここからは、UniConverterで動画をDVDに焼く方法を見ていきましょう。なおUniConverterは無料でインストールできるので、この機会にぜひ体験してみてください。
Step1： ファイルをアップロードする
UniConverterを無料ダウンロードしたらPCにDVDをセッティングして、画面に表示されている【DVD作成】をクリックしましょう。
フォルダマークをクリックして、DVDに焼く映像ファイルをアップロードします。
Step2： 映像をDVDに焼く
ここからは、DVDの映像保存設定を行います。チャプターを作成する際は【テンプレート】を変更して、好きなテンプレートを指定しましょう。
字幕を追加する場合は、【字幕なし】のプルダウンから【追加】を選択して、SRTなどのテキストファイルを追加します。
最後に画面比率や規格、品質などの設定を行い【作成】をクリックし、映像をDVDに焼きましょう。
UniConverterであれば、直感的な操作で映像をDVDに焼くことが可能です。テンプレートなども手軽に利用できるので、ぜひ活用してください。
Part5.DVD Flickの使い方関するよくある質問
最後に、DVD Flickの使い方に関するよくある質問を紹介します。
Q1:DVD Flickは危険ですか？
DVD Flickは開発が終了しているソフトですが、フィッシング広告やウイルスの混入などのリスクはほとんどありません。ただし、拡張機能として使用するパッチにはマルウェアが含まれている可能性があるので、ダウンロードする際は注意してください。
Q2:DVD Flickはどのファイル形式に対応していますか？
DVD Flickは下記のファイル形式に対応しています。
|
動画ファイル |
MP4・MKV・AVI・FLV・MOV・WMV・その他 |
|
音声ファイル |
MP3・WMA・AAC・AC3・その他 |
|
テキストファイル |
SRT・SSA・ASS |
もしDVDに焼きたい映像が上記のフォーマットではない場合、UniConverterの変換機能を活用することで解決できます。
まとめ：DVD Flickの使い方が難しいならUniConverterもおすすめ！
DVD Flickは完全無料で利用できるツールであり、ファイルの作成から映像の焼き込みまでの作業を完結させることが可能です。ただし開発がすでに終了しているソフトであり、エラーになる事例が一定数見られます。したがって、DVD Flickを利用する際は編集ファイルを保存しながら作業を進めましょう。
動画をDVDに簡単に焼きたい方には、UniConverterをおすすめします。テンプレートや品質設定に対応しているだけではなく、多種多様な機能を搭載しています。UniConverterは無料でダウンロードできるので、この機会にぜひお試しください。
