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MP4が再生できない?!4つの問題点と対処法、おすすめのツールをご紹介
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:12:15
MP4はデジタルマルチメディアコンテナファイルフォーマットで、ビデオやオーディオを格納するために、パソコンなどではよく使われるファイルで、字幕や静止画なども格納できます。
「パソコンでダウンロードしたMP4が再生できない」「以前までMP4ファイルを再生できていたのに再生できなくなった」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
MP4ファイルは動画と関連ファイルを圧縮保存できる拡張子です。ダウンロードしなければならないデータを少なくできるため、各種ファイルのシェアに最適だといえます。
この記事では、MP4ファイルを再生できない原因や対処法、MP4ファイルを問題なく再生できるおすすめのツール・アプリについてご紹介します。パソコンでMP4ファイルを再生できずに困っている方は参考にしてみてください。
Part1.MP4が再生できない!考えうる4つの原因・対処法
パソコンでMP4ファイルが再生できない場合は、次の4つの原因が考えられます。
- 再生するためのコーデックがない
- MP4ファイルが破損している
- 動画再生ツールが非対応
- パソコンのスペックが足りていない
以下に紹介する原因に該当するかどうか確認してみましょう。
1.再生するためのコーデックがない
MP4ファイルを再生するためには、動画・音声ファイルを再生するためのコーデックが必要になります。WindowsならWindows Media Playerが、MacならQuick Time Playerがデバイスに標準搭載されているコーデックです。また、外部ソフトやアプリをインストールすることで、より品質や自分との相性を重視したコーデックを使うこともできます。
ただし、複数のコーデックがインストールされた状態だと、コーデック同士が競合してしまい、MP4ファイルがうまく再生できないケースも考えられるので注意です。
コーデックが正常に作動しているか確認し、コーデックが競合している場合は不要なコーデックを削除することで、MP4ファイルを問題なく再生しましょう。
2.MP4ファイルが破損している
MP4ファイルをダウンロードする際にWiFiの接続状態が不安定だったり、ほかのファイルのダウンロードと被ったりすると、MP4ファイルが不完全なままダウンロードされることがあります。また、動画ファイルの圧縮・動画変換などのツール・アプリを使用した際に、何らかの不具合でMP4ファイルが破損してしまうケースもありますね。
MP4ファイル破損のおそれがあるなら、ファイルを再度ダウンロードしてみましょう。
3.動画再生ツールが非対応
外部のコーデック、および動画再生ツールを使用している際は、古いバージョンを使っていたり、システムの不具合にあたると、MP4ファイルが再生できないこともあります。外部のツール・アプリは、常に最新バージョンにアップデートすることを心がけましょう。
4.パソコンのスペックが足りていない
古いパソコンを使用している場合は、ソフト・ツールによっては動画再生に対応していないケースもあります。ハードウェア・アクセラレーション機能をオンにすると、映像関連の処理を画像処理装置のGPUにさせられるため、動画を再生できるようになることも。
パソコンの買い替えや自分のデバイスに対応したツール・アプリも検討してみましょう。
Part2.MP4ファイルが再生できない問題を解決するツール・アプリ4選
不安を解決するためには、MP4再生がスムーズなツール・アプリの使用がおすすめです。
- UniConverter
- Windows Media Player
- VLC Media Player
- Recoverit
ここでは、それぞれのツールの特徴や魅力についてくわしく見ていきましょう。
MP4 再生できない対策1.UniConverter
UniConverterは、MP4再生や動画ファイルの変換、動画ファイルの圧縮、動画編集、脚本生成などに対応したマルチメディアプレイヤーです。動画や音声ファイルの再生・編集に対応し、有料版ではAIをフル活用した動画編集や字幕生成にも対応しています。
「MP4再生できない」「MP4再生できないコーデックかも」と悩む心配がありません。万が一、再生できないMP4ファイルがあっても、ファイル変換で拡張子を変えられますよ。
また、デバイス間でシームレスに動画共有できるだけでなく、DVDへのダビングも可能。
動画や音声のスムーズな再生と編集機能が両立したツール・アプリを探している方におすすめです。データ容量の大きいファイルのダウンロード・変換も高速で処理できますよ。
ただし、より幅広い機能を使うためには有料版の利用を検討する必要があるでしょう。
対応OS |
Windows:11/10/8/7/Vista macOS:12/11/10.1.14/10.13/10.12/10.11 |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
高画質の動画再生や動画変換、画面録画、動画編集など |
メリット |
HDや4K、8K画質で動画ファイルを再生可能 動画編集、画面録画、動画ダウンロード機能もがある。り、有料版ではAIを活用した便利な機能も目白押し |
デメリット |
求める機能によっては有料プランに加入する必要がある |
料金体系 |
基本無料 ※プレミアムプランあり |
MP4 再生できない対策2.Windows Media Player
Windows Media Playerは、Windows10以降のパソコンに標準搭載されているコーデックです。Windowsパソコン以外でも、マイクロソフト社のホームページから無料でダウンロードできます。主な機能は各種のファイル形式の音声・動画ファイルの再生です。
MP4ファイルを再生するだけであれば、Windows Media Playerで十分でしょう。MP4が再生できないケースが少なく、アップデートすればコーデックの問題もありません。
動画変換や編集、字幕入力といったプラスアルファの機能は備わっていません。
対応OS |
Windows10以降のパソコンに標準インストール |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
各種のファイル形式に対応した音声・動画再生 |
メリット |
MP4オーディオ・ビデオファイルの再生に対応している Windowsメディア形式などにも対応しているのも特徴 追加のインストールなしで利用できる |
デメリット |
音声・動画ファイルの再生機能のみ |
料金体系 |
完全無料 |
MP4 再生できない対策3.VLC Media Player
関連記事:VLCメディアプレイヤーとは?再生以外にも便利な機能が搭載?
VLC media playerは、幅広いファイル形式の音声・動画ファイルを再生できるマルチメディアプレイヤーです。オンライン上のデータやDVD・CDデータを再生できます。
MP4が再生できずに困ってしまうリスクはほとんどありません。コーデックが競合するリスクさえ排除できれば、MP4が再生できずに困ってしまうことはなくなるでしょう。
スキンをダウンロードすれば、自分好みの再生・編集画面もカスタマイズできますよ。
スパイウェアや広告などが表示されないので、ストレスなく動画再生を楽しめます。
対応OS |
Mac OS 10.7.5以降 Windows、Linux、Unix、iOS、Android |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
動画・音楽再生・写真管理、プレイリスト機能 |
メリット |
MP4やMP3、MKV、WMV形式、DVD再生などに対応 スパイウェアや広告がなくストレスフリー 動画や音声、写真をまとめて管理できる |
デメリット |
ホーム画面がモノクロで見にくいこともある 視聴できる画質はそこまでよくない |
料金体系 |
無料 |
MP4 再生できない対策4.Recoverit
Recoveritは動画・音声ファイルの補正・修復に特化したツール・アプリです。何らかの原因で破損したMP4ファイル(オンライン・オフライン)を修復したり、削除したファイルをゴミ箱から回収し、ファイルをまとめて復元したりすることができます。
再生できないMP4ファイルを修復し、コーデック再生できるようになるでしょう。
クラッシュして再起動が難しいパソコンの復元にも対応していますね。
また、35個もの特許技術を使用し、これまでに95%以上の復元率をほこっています。
対応OS |
Mac OS |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
ファイル復元、各種デバイスへの保存 |
メリット |
MP4を含む1,000以上のファイル形式に対応 500以上のシーンを想定したファイル補正 24時間体制で無償サポート |
デメリット |
有料版でしか使えない機能もある |
料金体系 |
無料 ※プレミアムプランあり |
関連記事:Macで動画再生するには?Mac搭載のプレイヤーとおすすめのアプリ・ソフト4選をご紹介
Part3. ipadやアンドロイドでMP4ファイルが再生できない対策
ipadでMP4が再生できない対策
IpadでMP4のファイルが再生できない原因としては大きくふたつ挙げられます。Ipadは「解像度1280×720」以上のファイルは再生できません。もし再生しようとしているMP4ファイルがこの解像度を超えていれば、再生自体ができないということになります。それに加えてエンコードプロファイルがBaselineもしくはMainProfileでなかった場合も再生できません。
これらの問題を解決するためにはMP4ファイルをIpadで再生できるファイルに変換する必要があります。変換するためには「Itune」を利用して再生できるファイルに変換するのが最も簡単です。
アンドロイドでMP4が再生できない対策
アンドロイドでMP4を再生できない場合、ソフトそのものに欠陥があるか、そのほかのツールと同様に再生時に起動したアプリが対応していないなどの原因が考えられます。ソフト側に欠陥があればどうしようもありませんが、アプリ側に問題上がるならば、「再生アプリのキャッシュクリア」を試してみましょう。
まず「設定」を開いて、「アプリと通知」をタップします。次に「アプリ情報」をタップして、再生できなかった動画アプリをタップして、「キャッシュを削除」をタップすると、キャッシュクリアが完了します。たいていの問題はこれで解決しますが、もし解決しないのであれば、別の方法を試してみてください。
関連記事:Androidから動画が再生できるアプリ9選!方法やメリット・デメリットを紹介
まとめ.MP4が再生できないならシステムとツールを見直そう!
この記事では、MP4が再生できない理由とその対処法、MP4ファイルをスムーズに再生するのにおすすめのツール・アプリ・メディアプレイヤーをご紹介しました。
MP4ファイルは再生しやすいファイルですが、コーデックの非対応やMP4ファイルの破損、パソコンのスペック不足といった理由で再生できないケースもあります。
Windowsパソコンの場合はWindows Media Player、Macの場合はQuickTime Playerというパソコンに初期搭載されているコーデック・プレイヤーでMP4ファイルを再生できます。
ただし、スムーズな動画再生やファイルダウンロード、ファイル変換などを実現するためには、より多機能なツール・アプリの利用も検討してみるのがおすすめです。
再生できないMP4ファイルはRecoveritのようなツールで修復するのがいいでしょう。
中には動画編集やファイル補修、字幕生成の機能が使える便利なツールもありますね。MP4ファイルが再生できない問題を解消できる、便利なプレイヤーを選んでみましょう。
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