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h.264 再生できない原因&対策
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:41:53
本記事ではh.264 再生できない原因と対処法を解説します。ぜひ最後まで読んでください。
h.264、MPEG-4 AVCとは、動画圧縮規格の一つです。ITU-Tでは「H.264」として、2003年初めに勧告されました。ISO/IECでは、ISO/IEC 14496-10 「MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding」として規定されています。どちらも技術的には同一のもので、従来方式であるMPEG-2などの2倍以上の圧縮効率を実現しています。H.264は、最近よく使われているコーデックの一つで、圧縮率が非常に高く、画質も良いものです。しかも、パソコン・モバイル機器・HD機器など、いろいろなデバイス上で扱うことができるという特徴を 持っています。
最新のビデオ圧縮標準規格として、今後数年間は幅広く普及するといわれています。H.264は、最も効率のよいビデオ圧縮技術に対応しています。オープンでライセンスとして利用されて入る標準規格でもあります。H.264エンコーダは画像品質をそのまま維持しながら、デジタルビデオデータのサイズを80%以上縮小することができるようになっています。
1. h.264再生できない原因
Windows 10標準の映画とTVアプリなどでh.264動画の再生をするとPCがブラックスクリーンになってしまう問題があります。これはあくまでも一例で、再生できないのには原因があります。Windows10特有の原因について詳しく紹介します。再生できない原因として、下記の4つがまずは考えられます。
・必要なスプリッターがインストールされていない
・映像・音声両方のコーデックがインストールされていない
・動画ファイル自体が壊れてる
・DRMが付いている
などがあります。
その例として、映像だけが再生されないという現象は、「映像コーデックがインストールされていない」という原因で再生されない状態です。音声だけ再生されない現象は、「音声コーデックがインストールされていない」が原因で再生されない原因となります。このように音声と映像は別々で管理されていてそれぞれのコーデックがインストールされていなければ再生されません。
ここで紹介しているうまく再生できない4つの原因について見てみると、「動画ファイルが壊れている」という以外の原因は、必要なコーデック等のインストールさえ行えば正常に再生されるという事がわかったのではないでしょうか。壊れてしまった動画ファイルを再生するのは基本的にできないのでしょうか。普通であればそう考えるでしょう。元は正常に再生できていたものが何らかの原因で壊れてしまったh.264動画は修復できるソフトもあります。再生ソフトがh.264フォーマットを再生できないケースやh.264フォーマットしか再生できないケースがあります。その場合にはフォーマット変換を行えば再生できるようになります。
2. h.264ファイルを変換して再生しよう
h.264にフォーマット変換するときに使う変換ソフトの中でおすすめには、UniConverter(ユニコンバーター)ソフトがあります。UniConverterであれば、変換元ファイルフォーマットには複数のフォーマットに対応していて、マウスの簡単操作だけでh.264へ変換してくれます。
UniConverterでh.264ファイルを変換する方法は:
Step 1操作はいたってシンプルで、UniConverterソフトを起動すると編集画面が表示されて左部にメニューが表示されているので、その中の「変換」をクリックします。そして画面中央にある「+」アイコンを選択すると変換したいh.264ファイルを追加します。
Step 2表示された画面で左下の「出力形式を一括指定」をクリックすると出力形式を選択できます。表示されたウィンドウの中から変換したいフォーマットを選べば準備完了です。
Step 3最後に「変換」をクリックすれば指定のフォーマットへ変換してくれます。変換後の画質の劣化はありません。
Takashi
staff 編集者