メディアプレーヤー
- 1. 動画再生+
- 2. 再生できない時の対処法+
【今さら聞けない】マニュアル動画とは?役立つツールや作成方法まで完全解説!
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:25:38
仕事やプライベートで「マニュアル」という言葉を聞いたことのある方は多いでしょう。
特にビジネスシーンにおいては、多用されるケースがよく見られます。
あなたは「マニュアル」と聞いて、どのようなイメージをもたれていますか?基本的には「紙媒体」の資料を思い浮かべる方がほとんどでしょう。
しかし現在では、デジタル化の普及や環境問題の観点などで「動画」を使ったマニュアル作成が注目されています。
そこで本記事では「マニュアル動画」の基本概要や役立つケース、作成の進め方などを詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてみてください!
- Part 1.マニュアル動画とは
- Part 2.マニュアル動画が役立つケース
- Part 3.マニュアル動画作成の進め方
- Part 4.マニュアル動画を作成できるツール【有料】
- Part 5.【無料ダウンロードあり】マニュアル動画を手軽に作成したいなら「UniConverter」
Part1.マニュアル動画とは
本章では改めて「マニュアル動画」とは、について解説していきます。
マニュアル動画とは、ビジネス業務の手順や商品の取り扱いなどを説明する動画です。現代のニーズに合わせ、より分かりやすく可視化したマニュアルとして活用する企業が年々増加しています。従来は、紙媒体のマニュアルが一般的でしたが、動画として作成することで多くのメリットを生み出しています。
おもに挙げられるメリットは下記の通りです。
・映像で手順が理解できる
・印刷物の削減
・SDGsを推進できる
特に1つ目の「映像で手順が理解できる」は大きなメリットであり、文章や写真を細かく見る必要がなく、実際の”動き”を通して業務手順や商品の取り扱いが把握できます。
このように、企業が「マニュアル動画」を導入する理由は明確であり、今後のビジネスシーンにおいて非常に役立つ資料となるでしょう。
Part2.マニュアル動画が役立つケース
マニュアル動画はさまざまなケースで活用されることが多く、各現場で役立つ資料として重宝されています。
しかし、具体的にどのようなケースで役立つのか、いまいちパッとしない方もいらっしゃるでしょう。
そこで本章では、実際にマニュアル動画が役立つケースを詳しく解説していきます。今回解説していくおもなケースは下記の3つです。
・新人研修・社内研修
・営業・実務手順
・プロダクト説明・取り扱いチュートリアル
それぞれ詳しく見ていきましょう!
2-1.新人研修・社内研修
マニュアル動画が役立つ1つ目のケースとして、企業や各種団体における「新人研修」や「社内研修」が挙げられます。
「新人研修」に関しては、マニュアルが必須であると言えます。
これから仕事を進めていく上で、会社のルールや業務フローを把握できる資料があると業務効率化に繋がります。
さらにその資料が「マニュアル動画」であると、新人が分かりやすいと感じるため、理解度を向上させられます。
また、新人研修のみならず「社内研修」にもマニュアル動画は役立ちます。
例えば、社内で新しいルールができた場合や各部署のコンセプト・目標を全員に共有したい場合などに活用すると良いでしょう。動画で視聴するという形は、テキストベースの資料を見るよりもはるかに”見てみよう”と思わせることができますよ。
2-2.営業・実務手順
次の役立つケースとしては「営業・実務手順」が挙げられます。
社内で統一されている営業の基本マニュアルやその他の実務フローマニュアルが動画である場合、紙媒体の資料よりも実践的な内容を共有できるでしょう。
営業における「言葉遣い」「態度」「スキル」など、”動き”を通して伝えられるので、部署異動してきた方にも分かりやすいマニュアルを実現できます。
また、実務手順に関しても動画マニュアルがあると、いつでも手軽に手順を見返せるというメリットがあり、業務の効率化に繋がります。
上記のことから、営業・実務手順に動画マニュアルを用いることで、実践的なノウハウを短時間かつ詳細に学べる仕組みが構築できると言えるでしょう。
2-3.プロダクト説明・取り扱いチュートリアル
最後に解説するマニュアル動画が役立つケースは「プロダクト説明」や「製品取り扱いチュートリアル」です。
「プロダクト説明」とは、おもに社内外での商品・サービス説明を指します。「この製品はこういったことが可能です」というのを可視化することで、実体験に近い資料を提供できます。
会話や文章ではなかなか伝えづらい点も、動画であれば鮮明に表現できるため、周りの理解を得やすくなるでしょう。
また「製品取り扱いチュートリアル」として役立つマニュアル動画は、基本的に一般消費者向けに作成されるケースが多いと言えます。
これはいわゆる、文字が記載された取り扱い説明書の動画版であり、製品を購入した方にストレスなく使用を開始してもらう目的で役立つと言えるでしょう。
Part3.マニュアル動画作成の進め方
いよいよ本章では、マニュアル動画作成の進め方を詳しく解説していきます。
これまで一度もマニュアル動画を作成したことがない方でも、本章を見れば具体的な制作フローを把握できます。
マニュアル動画作成の進め方が把握できれば、あとは実際の内容と照らし合わせていくだけですので、安心して作業に取りかかれるでしょう。
作成工程は下記の通りです。
・①マニュアル動画の構成作成
・②情報整理と台本作成
・③撮影
・④アフレコ収録
・⑤動画編集
また、今回解説していく内容は、すでに動画を提供するターゲットが定まっている段階からのスタートとなります。
それでは詳しく見ていきましょう!
3-1.①マニュアル動画の構成作成
動画を見せるターゲットが決まり次第、最初に取り組むべきことは「構成作成」です。マニュアル動画の構成は非常に重要であり、最終的に仕上がる動画内容の”骨組み”となります。マニュアル動画を通して何をメインで伝えたいのかという点や、動画内で展開される話の流れなどを具体的に決めていきます。
最終的にどれくらいの尺で締めるのかという点も重要な構成の一部です。
また、構成作成のコツとしては「色々盛り込まない」ことが挙げられます。
これも言いたい、あれも言いたいと過度に内容を膨らませすぎると、結局何が言いたいマニュアルか分からなくなりますので注意しておきましょう。
3-2.②情報整理と台本作成
次に取り組む工程は「情報整理と台本作成」です。
情報整理とは、構成内容をもとにマニュアル動画にのせる具体的な情報を集めて精査していくことです。
正しい情報や的確な情報を集めて、マニュアル動画の素材として利用しましょう。
また、マニュアル動画の台本は、実際の動画撮影時に必要となります。
前述の構成はマニュアル動画の「骨組み」であるのに対し、台本はその骨組みの「装飾」にあたります。具体的には「ナレーション内容」や「出演者の動き」、「シーンの切り替え」などを台本で可視化しましょう。マニュアル動画制作の現場で役立つ資料となり、台本の有り無しでは進行に大きな差が生まれてしまいます。
3-3.③撮影
ここからはマニュアル動画の「撮影」となります。構成作成→情報整理→台本作成と、準備してきた内容を実際に動画として作り出していく段階です。事前の準備がしっかりできていればいるほど、撮影に時間的コストはかからないと言えますが、予期せぬアクシデントの発生も考えられます。随時柔軟に対応していくことが必要ですが、少々台本と変更になる点があったとしても気にせず進行していきましょう!
3-4.④アフレコ収録
動画の撮影が終了すれば「アフレコ収録」をおこないます。
アフレコ収録とは、撮影済みの動画に合わせてセリフやナレーションといった音声を当て込んでいくことです。アニメや海外映画の吹き替え映像をイメージすると分かりやすいですね。
また、アフレコ収録は必要なケースと不要なケースがあり、制作したマニュアル動画のジャンルや雰囲気によって必要かどうかを判断します。
つまり「絶対」におこなわなければいけない工程ではありませんので、マニュアル動画の用途に合わせて対応していきましょう。
3-5.⑤動画編集
いよいよ、マニュアル動画作成における最後の工程となります。
その工程とは「動画編集」です。撮影した動画素材を見やすく切り貼りしたり、テロップを入れたりなど、最終的な仕上げ作業と言えます。
しかし動画編集と聞いて、全く未経験の方にはハードルが高く感じるでしょう。
実際のところ、この工程が一番大変であり、マニュアル動画制作者にとっては苦労するポイントとされています。とは言え「なるべくコストをかけたくない」「手軽に済ませたい」というのが本音のところでしょう。
そこで次章からは、初心者の方でもマニュアル動画を作成できる便利ツールを紹介していきます。
ちなみに、紹介するツールの中でもっともおすすめできるのは「UniConverter」というソフトです。5章でその理由を詳しく解説していきますね!
Part4.マニュアル動画を作成できるツール【有料】
世の中にはマニュアル動画を作成するための特価ツールも存在しています。その中でもここでは特に優秀と思われる2つのツールについてできることや料金、特徴、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。
ただし、マニュアル動画ツールは基本的にBtoBツールであり高額です。
そのため、個人利用を検討している方は5章でもリーズナブルで使いやすいソフトを別途紹介しているため、ご安心ください!
マニュアル動画作成ツール①EZLecture
「EZLecture」は、マニュアル作成特化ソフトです。
動画やチュートリアル、eラーニング教材など、さまざまなマニュアルがEZLecture一本で簡単に作成できます。
フォーマットが統一されており、テンプレートを活用することもあって、従業員の誰が使ってもマニュアル作成のクオリティが担保される点が大きなメリットです。
また、短時間でマニュアルが作れる点も魅力でしょう。
加えて、ライセンス購入により、ラニングコストがかからない点もこういったBtoBツールの中では珍しく、メリットと言えるでしょう。
具体的な機能としては、
・画像取り込み/ペイント/音声合成/コンテンツ自動生成/カスタムテンプレート/マニュアル自動生成
等が搭載されています。
価格は以下の通りです。
EZLecture2014 (1ライセンス) |
EZLecture2014 (3ライセンスパック) |
EZLecture2014 (5ライセンスパック) |
350,000円 |
840,000円 |
1,250,000円 |
作成ライセンス インストールCD:1枚 User’s Guide(PDF) アフターサポート |
マニュアル動画作成ツール②iTutor
「iTutor」は、取り込み→編集→出力の3ステップで簡単にマニュアルが作成できるマニュアル作成特化ソフトです。
直感的な操作が魅力で、パワーポイント感覚でマニュアル作成が可能です。
また、ドキュメントや動画、eラーニング教材に加えて、穴埋めやマルバツテスト問題作成など、柔軟性の高いマニュアル作成に対応しています。
導入することで、EZLectureと同様に、マニュアル動画の作成時間が大幅に削減でき、社員のリソースを増やすことができるでしょう、
また、ドロップダウン形式の問題作成や日本語音声合成、3Dモデルの取り込みなど、かゆいところに手が届く、芸の細かいソフトという評価です。
iTutorの価格は以下の通りです。
Proエディション |
Standardエディション |
Documentエディション |
Videoエディション |
for Mac |
990,000円〜 |
770,000円〜 |
418,000円〜 |
418,000円〜 |
605,000円〜 |
Part5.【無料ダウンロードあり】マニュアル動画を手軽に作成したいなら「UniConverter」
いきなり結論ですが、マニュアル動画を手軽に作成したい方には無料版も用意されている「UniConverter」というツールがもっともおすすめです。
この章ではUniConverterの特徴や概要、価格、機能、実際の使い方などについて詳しく紹介していきます!
5-1.UniConverterとは?
「UniConverter」は世界150カ国以上で1億人以上が使用する世界的ツールメーカーであるWondershare社が17年前に開発し、今なお進化を続ける『オールインワンファイル処理ソフト』です。
マニュアル動画作成に最適な動画編集や、画面録画、無音検出、動画ダウンロードなどの機能に加えて、20を越える機能がそれぞれ特化ソフト並みの高い完成度で搭載されています。
マニュアル動画作成はもちろん、他にも日常生活におけるファイルを取り扱うあらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
高いコストパフォーマンスに加え、無料版も用意されているため、まずは無料版で使用感や機能性の高さを体感した上で導入を検討できるのも魅力です。
5-2.【UniConverter】マニュアル動画作成に役立つ機能
UniConverterには20を越える様々な機能が搭載されています。
この章ではその中でもマニュアル動画作成に役立つ機能をいくつか紹介していきます。
動画編集
UniConverterには動画編集機能が搭載されています。
動画編集というと、つい難しいイメージが先行しがちですが、UniConverterに搭載されている動画編集機能は非常にシンプルなUIで必要最小限の編集が可能です。
ワンクリックで再生速度がコントロールできる「再生速度アタッチメント」や不要なオブジェクトがワンクリック除去できる「透かし隠し」などの機能も搭載されており、マニュアル動画作成には充分な機能が揃っていると言えるでしょう。
画面録画
PC画面に表示されている全画面に加えて、マイク音声、システム音声、Webカメラなど“全て”が記録できる画面録画機能が搭載されています。
特に外付けマイクや、Webカメラの同時録画にも対応している点で、マニュアル動画を作成する際に役立つ機能と言えるでしょう。
スマートトリミング
動画をAIによって自動でトリミングし、動画編集を大幅に時短できる機能が「スマートトリミング」です。
無音部分の自動除去や、特定人物削除など、手動で処理すれば長時間かかってしまう処理もUniConverterなら一瞬で済ますことができるでしょう。
ノイズ除去
特に録音したタイプのマニュアル動画であれば、視聴者の集中力を大きく左右するのが音声ノイズでしょう。
UniConverterのノイズ除去機能を使えば、不愉快なノイズをAIが一瞬で自動除去してくれます。
ワンクリックで、一括処理できる点も大きな魅力です。
まとめ:マニュアル動画作成にトライしてみよう!
この記事では、マニュアル動画の概要や、役立つ状況、作成の流れなどを網羅的に解説してきました。
作成の流れや必要な状況を理解しておくことで、マニュアル動画作成のイメージが具体的に肉付けできたのではないでしょうか?
また、後半部分では、便利なツールについて合計3つ紹介しました。
BtoB向けのツールは、質が高いものを選ぶとどうしても高額になってしまい、個人では手が出せないような金額設定のものも少なくありません。
まずは無料版も用意されているUniConverterを使用し、本記事を参考に、実際にマニュアル動画を作ってみてください。実際に使用するしないにかかわらず、必ず今後のあなたのマニュアル動画作成に役立ってくれるはずですよ!
役に立ちましたか?コメントしましょう!