最近はYouTubeやTikTok、Instagramのリールなど、個人でも動画を発信する機会が格段に増えました。
それに伴って「動画の音声が聞き取りにくいと視聴者に言われた…」「テロップを入れる作業が大変で時間が足りない」と悩む方も増えてきたのではないでしょうか。
本記事では、そんな動画編集の悩みを解決する「字幕を自動生成できるPCソフト・スマホアプリ」を紹介します。
簡単な操作でAIが自動で文字起こしをしてくれるツールだけではなく、より高度な動画編集でクオリティを上げられるPCソフトもあわせて紹介するので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
All-in-one ツールボックス:動画/音声/画像変換、動画/音声ダウンロード、動画編集、録画、圧縮.....すべてできる!

Part1.字幕を自動生成できるPCソフト2選
ここからは、動画の字幕をAIで自動生成できるおすすめのPCソフトを2つ紹介します。
字幕の自動生成から動画変換まで対応するオールインワンソフト【UniConverter】
UniConverterは、動画・音声ファイルの変換や圧縮、ダウンロード、画面録画など、多彩な機能を搭載したオールインワンソフトです。
その機能の1つとして、AIが動画の音声を認識して高精度な字幕を自動で生成してくれる「自動字幕生成」があります。
これを活用することで手作業のテロップ入力が必要なくなり、動画編集の時間を大幅に短縮することが可能です。
生成された字幕は、テキスト修正やフォント、色の変更も柔軟におこなえます。
字幕生成だけでなく、幅広い用途で動画を扱いたい人にはUniConverterがおすすめです。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
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AI音声認識に特化した無料の自動字幕生成ソフト【Vrew】
Vrew(ブリュー)は、AIによる音声認識を活用した動画編集ソフトで、とくに自動での字幕生成機能に定評があります。
動画ファイルをアップロードするだけでAIが音声を解析し、テロップ用のテキストを自動で作成してくれます。
認識精度も高く、句読点の自動入力にも対応しているため、面倒な文字起こし作業から解放されるでしょう。
無音区間を検知して自動でカットする機能も備わっており、スピーディーな動画編集が可能なので、まずは無料で字幕自動生成を試してみたい方におすすめします。
対応OS |
Windows / macOS / Linux |
特徴 |
AIによる高速な文字起こしと字幕生成 無音区間の自動カット機能搭載 |
Part2.字幕を自動生成できるおすすめスマホアプリ2選!
ここからは、スマホで手軽に動画の字幕を自動生成できるおすすめのスマホアプリを2つ紹介します。
自動字幕生成も可能な動画編集アプリの決定版【CapCut】
CapCutは、TikTokを運営するByteDance社が提供する無料の動画編集アプリです。
スマホアプリとは思えないほど機能が豊富で、SNSで人気の動画編集も簡単におこなえます。
また、「自動キャプション」機能を使えば、AIが動画内の音声を認識して自動で字幕を追加してくれます。生成された字幕はテキストごとに一括でデザインを変更できるため、編集の手間を大きく削減できます。
テンプレートやエフェクトも豊富に揃っているので、手軽におしゃれな動画を作りたい方に最適なアプリです。
関連記事:CapCutで読み上げする方法・手順!おすすめアプリも紹介
対応OS |
iOS / Android |
特徴 |
AIによる高精度な自動キャプション機能(字幕生成) SNS映えする豊富なテンプレートとエフェクト |
Vlog作成に最適で自動字幕生成機能もあるスマホアプリ【VLLO】
VLLO(ブロ)は、初心者でも迷わずに使える直感的な操作性が人気の動画編集アプリです。
とくにVlog(ブイログ)の編集で高い支持を得ており、有料機能である「AI自動字幕」を使えばワンタップでテロップの自動挿入をおこなってくれます
BGMや効果音、ステッカーなども豊富に用意されており、スマホだけでクオリティの高い動画を手軽に作成することが可能です。
買い切りプランも用意されているため、サブスクリプションを避けたい方にはおすすめのスマホアプリです。
対応OS |
iOS / Android |
特徴 |
初心者でも迷わない直感的なUIデザイン AI自動字幕が優秀 |
Part3.インストール不要!字幕を自動生成できるWEBサイト2選!
最後に、ソフトやアプリのインストールが不要で、ブラウザ上で手軽に利用できるWEBサイト(オンラインツール)を2つ紹介します。
自動字幕生成も可能なオンライオンライン動画編集ツール【VEED.IO】
VEED.IOは、PCにソフトウェアをインストールすることなく、Webブラウザ上ですべての操作を完結させられるオンライン動画編集ツールです。
動画ファイルをアップロードして言語を選択するだけで、AIが自動で字幕を生成してくれます。
100以上の言語に対応しており、海外向けの動画コンテンツ作成にも非常に強力です。
生成された字幕はSRTファイルとしてダウンロードすることも可能なので、他の編集ソフトで利用することもできます。
海外向けの動画も作成したい人にはおすすめのオンラインツールだと言えるでしょう。
対応OS |
Google Chrome / Firedox など |
特徴 |
多機能なため一貫した動画編集が可能 100以上の言語に対応したAI字幕生成 |
Windows標準搭載!無料で使える字幕生成可能なツール【Clipchamp】
Clipchampは、Microsoftが提供するオンライン動画編集ツールで、Windows 11には標準で搭載されています。
初心者でも分かりやすいシンプルな操作性が特徴で、豊富なテンプレートを使えば、専門知識がなくてもプロのようなビデオを簡単に作成できます。
有料プランにアップグレードすると「自動キャプション機能」が利用でき、ワンクリックで動画の音声を字幕に変換することが可能です。
まずは無料で動画編集を試してみたいWindowsユーザーには最適なオンラインツールです。
対応OS |
Google Chrome / Firedox など(MacOSでも使用可能) |
特徴 |
AI自動字幕生成の機能も搭載 Windows 11にも標準搭載されている |
Part4.Chrome拡張機能でYouTube動画の字幕をテキストとしてダウンロードする方法
本項目では「切り抜き動画を作成するために、すでにアップロードされている動画から字幕を抜き出したい」という方向けに、簡単に字幕を抽出してダウンロードする方法を解説します。
使用するのはGoogle Chromeの拡張機能である「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」です。
拡張機能を追加する方法の解説は省くので、各々でYouTube Summary with ChatGPT & Claudeの追加をお願いします。
Chrome拡張機能でYouTube動画の字幕をテキストとしてダウンロードする手順
Step1.任意のYouTube動画のページを開き、「Transcript & Summary」の右上のボタンをクリックする
Step2.すでに字幕が表示されているので、コピーをクリックすれば完了
たったこれだけの作業で、すでにYouTubeにアップロードされている動画からも自動で字幕を生成させてコピーすることが可能です。
Part5.字幕の自動生成をおこなう方法
ここからは、UniConverterを活用して、字幕の自動生成をおこなう手順を解説します。
UniConverterで字幕の自動生成をおこなう手順
Step1.ホームから「字幕編集」をクリック
Step2.字幕を生成したい動画をアップロード
Step3.「字幕文字起こし」をクリック
Setp4.生成された字幕の編集や調整をおこない「エクスポート」をクリック
後はエクスポートをクリックすれば、字幕付きの動画を簡単にエクスポートできます。
まとめ
今回は、AIを活用して動画の字幕を自動生成できるPCソフトやスマホアプリ、WEBサイトを紹介しました。
AIによる文字起こしは非常に便利ですが、100%完璧ではないため、固有名詞の間違いや誤変換がないか、最終的な確認と手直しは忘れないようにしましょう。
それでも大部分の文字起こしは高い精度でおこなってくれるので、動画制作に時間がかかってしまうという悩みがある人は、ぜひこれらの自動字幕生成ツールを活用してみてください。