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シーン検出とは?利用できる3つの動画編集ソフトを紹介
編集者 Takashi • 2024-10-25 15:14:11
動画編集では、カット作業に時間がかかることも少なくありません。
「動画のカット作業を自動化できる機能があったらいいな」
長尺動画の編集・短尺のハイライト動画作成時に、そう思う方もいるでしょう。
動画編集ソフトのなかには、自動シーンカットや、ハイライト動画を作るシーン検出が備わっているものがあります。
この記事では、シーン検出とは何かや、シーン検出を利用するメリットを紹介します。
シーン検出機能がある動画編集ソフトや、使い方も紹介しました。動画編集を効率的に進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
Part1.シーン検出とは
シーン検出とは、動画シーンの変わり目を自動で検出し、そこでカットする機能です。
動画編集では必要なシーンを抜き出すために、必要・不要なシーンの境界カット作業があります。
シーン検出機能は、この境界カット作業を自動化できる便利な機能です。
カット作業を自動化すれば、不要部分を削除し必要なシーンのみを抜き出しやすくなります。
シーン検出機能がある動画編集ソフトを使えば、動画編集時間を短縮できるでしょう。
動画編集の効率化が、簡単にできます。
Part2.シーン検出機能を利用する3つのメリット
シーン検出機能を利用する3つのメリットは、以下のとおりです。
- 動画編集にかかる手間と時間を削減できる
- 長尺動画から動画の見どころを抽出できる
- マシンスペックが低くても動画編集をしやすくなる
それぞれのメリットを詳しく解説します。
動画編集にかかる手間と時間を削減できる
シーン検出は、動画編集にかかる手間と時間を削減できる便利な機能です。
従来は、自分で動画を見ながら必要・不要なシーンの変わり目をカットしていました。
素材動画が短尺であれば編集は楽です。
しかし、長尺であるほど、カット作業にかかる手間や時間はかかります。
そこでシーン検出機能の出番です。
自動でカットを入れ不要な部分を削除できるため、必要な部分をタイムラインに残して編集ができます。
シーン検出機能は、面倒なカット作業を自動化できる機能です。長尺動画ほど動画編集にかかる手間と時間を削減でき、効率化を狙えます。
長尺動画から動画の見どころ抽出できる
見どころ・見せ場をまとめた見どころ動画を抽出するなら、シーン検出機能を使うのがおすすめです。
人力で見どころ動画をまとめるには、その長尺動画を見なければならず時間がかかります。
シーン検出機能を使えば、自動でまとめ動画を作成でき便利です。
YouTubeに投稿した動画のまとめ動画を作成し、ショート機能に投稿してみましょう。
マシンスペックが低くても動画編集をしやすくなる
動画編集者であれば、ハイスペックマシンを使用して動画編集をするのが理想です。
しかし実際のところ、低スペックな機材で動画編集をしている方も少なくありません。
マシンスペックが低いと、動画や素材が長尺だとソフト上の動作が重くなります。スムーズに編集できないストレスを抱えつつ、作業をするのはつらいでしょう。
シーン検出機能を使った動画を分割をすれば、読み込み速度アップにより編集を高速化できます。
分割後の動画ファイルを個別に編集し、最後に1つにまとめましょう。マシンスペックが低くても、動画編集をしやすくなります。
Part3.シーン検出機能を利用するうえでの注意点
カット作業を自動化できるシーン検出機能ですが、注意点もあります。
シーン検出機能はAIで検出するものです。
動画素材のシーンの変わり目を機械的に判断するため、実際にカットしたかった場所と一致するとは限りません。
本来しなくてよい場所で、動画がカットされていることもあるでしょう。
不自然な分割にならないためには、分けたいと考えている箇所ははじめから人力分割するのも必要です。色合いを整えたりエフェクトをかけたりなどの編集作業に入る前に、分割内容を確認すればトラブルが防げます。
Part4.シーン検出機能がある動画編集ソフト3選
シーン検出機能がある動画編集ソフト3選は次のとおりです。
ソフト名 |
UniConverter |
Adobe Premiere Pro |
DavinChi Resolve |
対応OS |
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主な特徴 |
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各ソフトについて、シーン検出機能のほか、特徴やメリットを紹介していきます。
1.UniConverter「シーン検出」
検出機能 |
シーン検出 |
そのほかの機能 |
動画ファイルの変換機能、動画圧縮、動画編集、画面録画、DVD作成、AIによるサポートなど |
メリット |
AIによる自動検出で高速分割が可能 |
シーン機能を使えば、AIが自動で動画を生成してくれるソフトです。
編集ソフトや変換ソフトも一通り入っているオールインワンタイプのため、これ一本で動画の分割や編集が完結できます。
2.Adobe Premiere Pro
引用元:https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/scene-edit-detection.html
検出機能 |
シーン編集の検出 |
そのほかの機能 |
動画編集 オーディオ編集 編集をサポートするAI機能 |
メリット |
カット編集を自動化するだけでなく、高度な編集機能を利用できる |
シーン検出のみならず編集やAI機能も搭載している、高機能な動画編集ソフトです。
「シーン編集の検出」というシーン検出機能を使うと、動画素材を自動でカットして分割してくれます。
プロ仕様のオーディオツールやカラー補正も使用できるので、動画編集の上級者におすすめのソフトです。
3.Davinci Resolve
引用元:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
検出機能 |
シーンカット検出 |
そのほかの機能 |
動画編集 カラーコレクション VFX モーショングラフィックス |
メリット |
カット編集の自動化はもちろん、プロ級の動画を作成するための機能が豊富 |
Davinci Resolveにも、「シーンカット検出」というシーン検出機能があり、シーンの変わり目を調整できる機能も備えています。
色補正機能(カラーグレーディング)が業界内で高く評価されており、色にこだわって動画編集するときにおすすめのソフトです。
Part5.UniConverterのシーン検出機能の使い方【AI】
実際にUniConverterでシーン検出機能(シーン検出ツール)を使う方法を紹介します。
UniConverterのシーン検出機能の使い方は、次のとおりです。
- シーン検出ツールを起動する
- 動画をインポートする
- エクスポートする
ステップ別に、使い方を解説します。
Step1.シーン検出ツールを起動する
Uniconverterを起動したら、ホームタブの下部にお役立ち機能(AIツール)が並んだ画面が現れます。
「シーン検出」をクリックして起動しましょう。
Step2.動画をインポートする
ドラッグかクリックで参照し、動画の素材動画ファイルをインポートしてください。
その際には、ウィンドウの下部にある出力先を選択して保存場所を決めておくと便利です。
Step3.エクスポートする
最後に「エクスポート」をクリックしましょう。
素材動画ファイルについて処理が始まり、動画シーンを自動生成します。
処理が完了すると、指定した出力先に動画がエクスポートされています。
AIが自動で生成した動画シーンを確認しましょう。
まとめ.シーン検出を使って動画編集を効率化!
シーン検出は、意図した部分でカット・抽出されているとは限りません。
しかし、上手く活用すれば動画編集の自動化・効率化に役立つインテリジェントな機能です。
Uniconverterなら簡単にシーン検出機能を利用できます。
【メタディスクリプション】
動画編集を早く終わらせたいと思ったことはありませんか。本記事では、動画編集作業の一部を自動化するシーン検出機能を紹介しています。シーン検出機能がある動画編集ソフトや使い方も紹介しているので、動画編集を効率的に進めたい方はぜひご覧ください。
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