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iPhone・ iPad再生可能な動画形式
編集者 Takashi • 2024-04-10 20:32:44
iPhoneやiPadで動画を見ようと思ったら、うまく再生できなかったという経験をしたことがある方は少なくないのではないでしょうか。実は、これらの端末では再生可能な動画形式が決まっているため、それ以外の動画を再生しようとしてもうまくいかない場合があるのです。以下では、再生できない原因をより詳しく見たうえで、再生できるようにするための方法を紹介していきます。
Part 1.iPhoneやiPadで動画が再生できない原因とは?
iPhoneやiPadでうまく動画が再生できない場合の原因として、動画ファイルの形式やビットレートがこれらの端末に対応したものになっていないということが考えられます。このうち、ファイル形式というのは、コンピュータやスマートフォンなどの情報機器において利用されるファイルの保存形式のことです。iPhoneやiPadで再生できるのは、m4v、mp4、mov、qtの4つに限られていますので、これ以外の形式で保存されたファイルを再生しようとしても、うまく見ることはできません。視聴するためには、何とかしてファイル形式を変換するしかないのです。
次に、ビットレートとは、1秒間の間に送受信できるデータの容量を意味します。iPhoneやiPadの場合、AAC 160kbpsであれば問題なく再生できますが、より高画質のAAC 256kbpsには対応していないため、再生しようとしている動画ファイルのビットレートがもしAAC 256kbpsである場合にはいくら頑張っても見れないのです。なお、Dolby AC3の場合には、機種によって対応しているものとそうでないものがあります。iOS10以降に発売された機種だとたいていは見れますが、自分が持っている機種が対応しているかどうかは、実際に自分の目で確認した方がよいでしょう。
Part 2.UniConverterを使って再生可能なファイルに変換しよう
UniConverterという名のソフトウェアを使えば、iPhoneやiPadが対応していない動画ファイルを対応しているものに変換することが可能です。このUniConverterというのは、動画を編集するために必要となる様々な機能を備えたソフトで、これ一つあれば、動画の変換、編集、圧縮、録画などがすべて行えるようになります。つまり、このソフトウェアを使って、視聴したい動画をiPhoneやiPadが対応している形式に変換すれば、もとのままでは再生できなかったものが、見られるようになるというわけです。
UniConverter (ユニコンバーター)
Part 3.UniConverterを使った動画の変換方法
UniConverterを使って、視聴したい動画をiPhoneやiPadが対応している形式に変換するのは実に簡単です。
まずはじめに、ソフトを立ち上げたら、左側に表示されている「変換」ボタンをクリックします。そうすると、動画を追加できる枠が表示されますので、そこに変換したい動画ファイルをドラッグすれば、変換待ちの状態になります。その際、ファイルの形式や長さ、画質などの情報も確認することが可能です。
次に、変換後の動画を出力する際のファイル形式やビットレートを選択できますので、そこでmp4のようにiPhoneやiPadが対応しているフォーマットを選ぶようにしましょう。ビットレートも、再生したい機種が対応しているものにしておく必要があります。あとは、画面の右下に表示されている「変換」ボタンをクリックすれば、自動的に選択した形式へと変換されます。
なお、変換後のファイルの下に表示される「編集」ボタンをクリックすれば、ファイルのトリミングやクロップ、回転に加え、透かしを追加したり、エフェクトを調整することも可能です。また、UniConverterを利用すれば、一度に複数のファイルの変換もできます。先ほどの動画を追加する枠に、複数のファイルをまとめてドラッグすれば、後は説明したのと同じ手順を踏むだけです。
Part 4.好きな動画をiPhoneやiPadで楽しもう
以上で見てきたように、UniConverterを利用すれば、様々な動画ファイルをiPhoneやiPadで視聴できるようになります。面倒な操作や難しい操作は一切必要なく、パソコンが使える環境にある方であれば、誰でも手軽に利用できますので、これらの端末で動画を見る機会が多い方は、ぜひ普段から手元に置いて使いこなせるようにしておくと良いでしょう。
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