最近は、オンライン会議の議事録やゲームのプレイ動画、PC操作の解説動画などを作成する機会が増えたことにより、PCの画面を録画したいと考える人が増えてきました。
Windows11には標準で画面録画ツールが搭載されていますが、「どのツールを使えばいいのかわからない」「やり方がわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Windows11に標準搭載されている画面録画ツールの使い方から、より高機能な録画ソフトまでを詳しく解説します。
画面録画ツールに悩んでいる方、録画方法がわからない方は、ぜひ最後までご覧ください。
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Part1.【Windows11】画面録画の手順|標準搭載ツール
まずは、Windows11に標準で搭載されている3つの画面録画ツールを紹介します。
専用ソフトをインストールしなくても、すぐに画面録画を試せるので、まずは簡易的に画面を録画したい方は試してみましょう。
【Windows11】標準搭載ツール1:Microsoft Clipchamp
Microsoft Clipchampは、2022年にMicrosoftに加わった動画編集ソフトです。
Windows11には標準でインストールされており、簡単な操作で画面録画から動画編集までおこなえます。
特徴 |
・画面録画だけでなく、WEBカメラの映像も同時に録画できる ・テンプレートが豊富で、動画編集ソフトとしても優秀 ・UIデザインが優れており、直感的に使いこなせる |
Microsoft Clipchampで画面録画する手順
Step1.スタートメニューから「Clipchamp」を検索して起動
Step2.「新しいビデオを作成」をクリック
Step3.左側のメニューから「録画と作成」を選択し「スクリーン」をクリック
Step4.録画ボタンをクリックすると、録画が開始される
録画を停止すると、動画は自動でタイムラインに追加されるので、そのまま編集作業に移れます。
【Windows11】標準搭載ツール2:Xbox Game Bar
Xbox Game Barは、もともとPCゲームのプレイ動画を録画・共有するために開発されたツールですが、Webサイトやアプリケーションの操作など、ゲーム以外の画面録画にも活用できます。
特徴 |
・ショートカットキーですぐに呼び出せる ・マイク音声とPC内部の音声(システム音)を同時に録音できる ・PCへの負荷が比較的軽い |
Xbox Game Barで画面録画する手
Step1.Windowsキー + Gを同時に押し、Xbox Game Barを起動する
Step2.「キャプチャ」内の録画ボタンをクリックすると録画が開始される
※Windows + Alt + Rでも録画開始・停止が可能
録画を停止すると、動画は自動的にPC内の「ビデオ→キャプチャ」フォルダにMP4形式で保存されます。
とにかく手軽に使える点が、Xbox Game Barの最大の魅力と言えるでしょう。
【Windows11】標準搭載ツール3:Snipping Tool
Snipping Toolは、これまで画面のスクリーンショット(静止画)を撮影するためのツールでしたが、Windows11のアップデートにより画面録画機能が追加されました。
編集機能はないものの、画面録画がしたいだけであれば問題なく使用できます。
特徴 |
・操作が非常にシンプルで、直感的に使える ・ドラッグ操作で録画したい範囲を自由に指定できる |
Snipping Toolで画面録画する手順
Step1.Windowsキー + Shift + Sを同時に押してSnipping Toolを起動する
Step2.「録画」に切り替え「+新規」を選択
Step3.ドラッグして録画したい範囲を指定
Step4.「スタート」をクリックすると、カウントダウンの後に録画が開始される
録画を停止すると、録画内容がプレビュー表示され、名前を付けて保存できます。
Part2.【Windows11】より質の高い画面録画のやり方
「既存の画面録画ツールでは機能が少なく、満足に使えない…」
「録画した動画の編集・加工・圧縮なども1つのソフトでできると便利なのに…」
そんな悩みを持つ方におすすめなのが、Wondershare社が提供する高性能ソフト「Wondershare UniConverter」です。
UniConverterの画面録画機能は、フレームレートや品質、フォーマットを事前に設定できるので、PCのスペックに合わせた品質~高品質までを選ぶことが可能です。
録画範囲もドラッグ or 数値入力で簡単に指定できるので、気軽に任意の箇所だけを録画できます。
また、UniConverterは他にも「形式変換」「圧縮」「編集」「AIによる画質向上」などの複数の機能を持っているので、たとえば録画した動画を簡易的に編集し、圧縮でファイルサイズを小さくしてメールで共有なども簡単におこなえます。
関連記事:メール(Gmailなど)に添付する動画を圧縮する方法を解説
ただ録画するだけでなく高画質で画面録画がしたい方や、動画を加工・編集したい方にはUniConverterがおすすめです。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
高画質での画面録画が可能 録画範囲の設定や画質設定も簡単におこなえる |
UniConverterでWindows 11画面録画をおこなう手順
UniConverterで画面録画をおこなう手順は以下の通りです。
Step1.ホームから「画面録画」をクリック
Step2.再度「画面録画」をクリック
Step3.録画したい範囲を設定し「REC」をクリック
Step4.停止ボタンを押せば、録画したデータが保存される
Part3.【Windows11】画面録画に関するFAQ
本項目では、Windows11の画面録画に関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q1.録画時間に制限はありますか?
A.ツールによって異なります。
たとえば、Xbox Game Barはデフォルトで2時間(最大4時間まで設定変更可)の録画時間の制限があります。
本記事で紹介したUniConverterであれば、PCのストレージ容量が許す限り、時間無制限で録画が可能です。
Q2.無料で使える画面録画ツールはありますか?
A.本記事で紹介したMicrosoft Clipchamp、Xbox Game Bar、Snipping Toolの3つの標準ツールは、すべて無料で利用できます。
UniConverterは有料ソフトですが、一部機能(出力動画に透かしが入るなど)が制限された無料試用版も用意されています。
Q3.Macでも同じ方法で録画できますか?
A.できません。本記事で紹介した方法はWindows11向けのものです。
Macには独自の画面録画機能が標準で搭載されており、キーボードのShift + Command + 5キーを同時に押すことで起動できるので、試してみましょう。
まとめ
今回は、Windows11で画面録画をおこなう方法について、標準搭載ツールからおすすめの高性能ソフトまで幅広く解説しました。
簡単な録画であれば、Xbox Game BarやSnipping Toolといった標準ツールで十分かもしれませんが。長時間の録画や録画後の編集、さまざまな形式への変換まで視野に入れるなら、Wondershare UniConverterのようなオールインワンソフトが圧倒的に便利です。
ぜひ本記事を参考にして、快適な画面録画をおこないましょう。