「MacやWindows10・11で画面録画中の音声を収録したい」「外部音声だけでなく、内部音声も収録できる録音・録画ツールが知りたい」と考えている方も多いでしょう。
画面録画で収録できる音声にはパソコンが出力する「内部音声」と、マイクやカメラなどで外部出力する「外部音声」の2種類があります。ただし、MacやWindowsに搭載されているツールは、初期状態で内部音声の収録に対応していないものがあるのも事実です。
いざ画面録画を開始してみると、内部音声が収録できていなくてがっかりすることも。
Macの場合は「Background Music」をインストールし、Windows10・11の場合は「ステレオミキサー」をインストールすることで、内部音声を録音できるようになります。
この記事では、MacやWindowsで画面録画の内部・外部音声を収録するのに必要な準備方法やおすすめの機能、内部音声の収録に使える外部ツールについてご紹介します。
MacやWindowsで画面録画の内部音声を収録したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Part1.Macで内部音声を録音・収録できる便利な機能とツール
Macに搭載されているQuickTime Playerには内部音声を収録する機能がありません。
内部音声を収録するためには、Githubの「BackgroundMusic」の「Download」の項目下にある「.pkg」の拡張子ファイルをクリックしてダウンロードしましょう。
インストールをクリックして、ダウンロードが完了するまで待機します。パソコンの環境にもよりますが、数十秒もあればインストールが完了しますね。
ファイルのインストールが完了すると、Macに標準搭載されているツール上にBackground Musicの項目が出現し、内部音声を録音・収録できるようになります。
1.Macのスクリーンショット機能で内部音声を録音・録画
Macで「Command+shiftキー+5」を同時に押すと、Macのキャプション・録画機能が呼び出されます。全画面や選択したサイト、範囲内のキャプション、もしくは全画面か選択範囲内の録画・録音が可能。希望する範囲を選択して画面録画・音声収録しましょう。
「オプション」をクリックし、「マイク」から「Background Music」か「Background Music(UI Sounds)」をクリックすると、パソコンの内部音声が収録されます。
「マイク」ではMacの内蔵マイクや外付けマイクなどで出力することも可能です。
2.Quick Time Playerで内部音声のみを録音・録画
QuickTime PlayerはMacに標準搭載されている画面録画・音声収録ツールです。
- 新規ムービー収録・・・内蔵カメラやマイクを使って動画撮影ができる
- 新規オーディオ収録・・・内部・外部音声の収録ができる
- 新規画面収録・・・範囲を選択してMacの画面録画・音声収録ができる
動画と音声を収録したいのか、音声のみを収録したいのか、画面録画と音声を収録したいのかで、それぞれのモードを使い分けるようにしましょう。
新規画面収録は、前述したMacのショートカットキーで呼び出す機能と同じです。\
関連記事:QuickTime Playerの使い方とMac・Windowsの画面収録方法
1.「新規ムービー収録」を使う場合
出力するカメラと音声ツール・デバイスを選択します。カメラとマイクで動画と音声を収録できるので、自撮り動画を撮影したい方におすすめのモードです。
2.「オーディオ収録」を使う場合
使用する音声収録ツール・デバイスを選択しましょう。ここで音質の調節も可能です。Macで内部音声のみ、もしくは外部音声のみの収録したいときに有効活用しましょう。
後づけのナレーションやラジオ収録したい時などに使えるモードだといえます。
Part2.UniConveterなら高クオリティの録音・録画・編集ができる
UniConverterは高画質・高音質の画面収録が可能で、AI機能をふんだんに使った動画編集機能が使えるのが魅力のマルチツールです。動画の圧縮やファイル形式の変換に対応していてファイルの共有にも便利!もちろん内部・外部音声は別々に収録できます。
また、動画・音声ファイルを高速でダウンロードして、プレイリストも作成可能。ファイル管理を効率化します。動画まわりの作業をマルチにこなせる便利なツールです。
MacとWindowsに対応しており、何かしらの事前準備をしておく必要もありません。
基本無料でインストールして使えるツールなので、まずはダウンロードしてみましょう。
対応OS |
Windows:11/10/8/7/Vista macOS:12/11/10.1.14/10.13/10.12/10.11 |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
動画の録音、録画、動画編集・CD・DVD作成など |
メリット |
高音質・高画質をそれぞれ録音・収録ができる 内部音声・外部音声をそれぞれ録音できる AIを活用した便利な編集機能が豊富 |
デメリット |
使い方に慣れるまで時間がかかる可能性がある |
3.DemoCreatorで録音・録画・編集をマルチにこなす
DemoCreatorはWondershare社が配信している動画の録音・録画・編集ツールです。内部・外部音声をそれぞれ収録し、AIも活用しながら編集できるのが魅力だといえます。
豊富なレイアウトやアニメーション、編集画面ビジュアルのテンプレートがあり、音声と動画の収録だけでなく、映像と音声の編集まで1つのツール上で一括で実行できますよ。
動画配信や動画編集、オンライン会議の画面共有など、マルチに使えるのが魅力です。
対応OS |
Windows:11/10/8/7/Vista macOS:12/11/10.1.14/10.13/10.12/10.11 |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
画面録画、内部・外部音声を個別に収録、バーチャルアバター作成機能、豊富なテンプレート機能 |
メリット |
最新のAIを活用してノイズ除去、ボイスチェンジできる |
デメリット |
動画のファイル変換やファイルの圧縮機能などはない |
Part3.Windows10と11で内部音声を録音・収録できるツール
Windows10と11のパソコンには「Windows ボイスレコーダー」が搭載されています。内部音声のみを収録をオンにするためには、以下の3つのステップを踏まなければなりません。
- スピーカーアイコンをクリックして「録音デバイス」を選択
- 空白部分をクリックして「無効なデバイスを表示」をチェック
- 「ステレオミキサー」が表示されたら「有効」をクリック
これらの手順を踏めば内部音声が有効化された状態で画面録音・録画が可能になります。アプリ・ツールを追加でダウンロードする必要がないので、使いこなせると便利です。
まとめ:MacやWindowsパソコンで画面録画の内部音声を収録しよう!
この記事では、MacとWindows10・11パソコンとに分けて、標準搭載されているMac版のQuickTIme Player、Windows版のWindows ボイスレコーダーで画面録画の内部音声を収録するための手順とツールの使い方、画面録画や編集に使えるツールをご紹介しました。
MacでもWindowsパソコンでも、備え付けのツールで画面録画や外部音声の収録をすることは可能ですが、所定の手続きを踏まないと内部音声は収録できません。
まずはBackground Music、あるいはステレオミキサーをオンにして、内部音声も収録できるように設定しましょう。そうすることで、内部音声のみの収録にも対応可能です。
MacとWindowsパソコンの画面録画・音声収録におすすめなのがUniConverter!事前準備なしで内部音声・外部音声の個別収録に対応した高画質の画面録画機能が使えます。
基本料無料で使えるツールなので、まずはダウンロードして使ってみましょう!