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QuickTime Playerの使い方とMac・Windowsの画面収録方法
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:22:51
「QuickTime Playerの使い方がわからない」「QuickTime PlayerでMOVやMP4形式のファイルが開けない」「QuickTime Playerの画面収録方法を知りたい」
など、まだパソコンに慣れていない方にはわかりにくいことも多いと思います。
QuickTime Playerはボタンやツマミなどグラフィカルなインターフェースと、マウスでボタンをクリックするなど直感的な操作ができるので、初心者でもそれほどむずかしく感じないでしょう。最近ではWeb会議なども普通に行われるようになり、議事録として画面収録するような機会も増えています。QuickTime Playerにはシンプルで操作方法も簡単な画面収録機能があるので、この記事では画面収録方法についても簡単に説明します。
また、QuickTime PlayerでMOVやMP4形式などのファイルを再生できないトラブルの原因や解決策も詳しく解説します。
- Part 1.クイックタイムプレイヤー(QuickTime Player)とは?
- Part 2.QuickTime Playerの使い方
- Part 3.QuickTime Playerで動画を再生できない場合の解決策
- Part 4.動画変換・画面収録ソフト「UniConverter」とは?
Part1.クイックタイムプレイヤー(QuickTime Player)とは?
「クイックタイムプレイヤー(QuickTime Player)」はmacOSに標準搭載されている動画再生用のアプリです。「クイックタイムプレイヤー」の動画は[H.264]か[HWVC]コーデックでエンコードされたQuickTimeムービー(.mov)としてエクスポートされますが、「.mp4」での書き出しはできません。macOS用のクイックタイムプレイヤーは動画の再生だけはなく、画面収録などもできます。Windows用のクイックタイムプレイヤーは「QuickTime for Windows 7.7.9」を最後に更新されていません。
Part2.QuickTime Playerの使い方
QuickTime PlayerのMac用とWindows用の2種類の使い方を説明します。
Mac用のQuickTime Playerの使い方
1. MacのQuickTime Playerで画面収録する方法
Step1. クイックタイム プレーヤーを起動します。赤枠内のQuickTime Playerアイコンをクリックします。
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Step2.画面収録機能を選択
赤枠内の「新規画面収録」をクリックします。
Step3.録画範囲を調整してから収録開始録画範囲を調整できたら赤枠内「収録」をクリックします。
Step4.収録の終了収録を終了する場合は赤枠内「◎」をクリックします。
2. MacのQuickTime Playerで再生する方法
下記で動画ファイルを開く方法を2パターン説明します。
1.Finderで動画ファイルをダブルクリックする。
2.QuickTime Playerを起動して[ファイル]→[ファイルを開く]→ファイルを選んで「開く」をクリックします。
Windows用のQuickTime Playerの使い方
下記の公式ページで記述されているように、Windows版のQuickTimeはかなり前にサポートが終了しており、Windowsでの使用はあまりおすすめできません。
・「QuickTime for Windows 7.7.9」をダウンロードする
そのため、WindowsパソコンではQuickTime Playerの代わりに「UniConverter」を使えば、あらゆるタイプの動画変換・再生、画面録画などが行えるのでおすすめです。
1. Windows用のQuickTime Playerに画面収録機能はありません
QuickTime Playerの代わりに動画変換・画面収録ソフトの「UniConverter」などを使えば簡単に画面収録できます。
2. Windows用のQuickTime Playerで再生する方法
「QuickTime Player」を起動します。
1.「QuickTime Player」と拡張子の関連づけファイルの関連付け設定は[設定]→[アプリ]→[既定のアプリ]から変更できるので、①のチェックボックスにチェックを入れても問題ないでしょう。②「QuickTime Player」と動画の拡張子を関連付ける場合は「はい」、関連付けない場合は「いいえ」をクリックします。
2.ファイルを開く①の「ファイル(F)」をクリックします。
②の「ファイルを開く(O)」をクリックして動画ファイルを選びます。
3.「QuickTime Player」の操作方法①再生・ストップ、早送り・巻き戻し、最初や最後へジャンプするボタンが並んでいます。②音声を調節できます。③視聴したい箇所へピンポイントで飛べるシークバーです。④標準的なメニュー項目です。⑤赤枠内の角をドラッグしてウインドウの大きさを調整します。
Part3.QuickTime Playerで動画を再生できない場合の解決策
1. MacのQuickTime PlayerでMOVやMP4などの動画が再生できない場合6つ
MacのQuickTime PlayerでMOVやMP4などの動画が再生できない場合と解決策は下記の通りです。
①動画ファイルが破損している
動画ファイルが破損している場合は、動画ファイル修復ソフトの「Wondershare Repairit(リペアリット)」などで修復します。
②動画のファイル形式やコーデックがQuickTime Playerに対応していない
動画のファイル形式やコーデックがQuickTime Playerに対応していない場合は下記の3つの解決策があります。
1.動画ファイルの再生に必要なコーデックのアップデートやインストールを行う
2.「UniConverter Player」など、どんなファイル形式でも再生できるプレイヤーで再生する
「UniConverter Player」は1000種類以上の動画や音声のファイル形式やコーデックに対応しているので、QuickTime Playerで再生できないファイル形式でも再生できます。
3.「UniConverter」などの動画変換専用のソフトでQuickTime Playerで再生できるファイル形式へ変換するたとえば、MP4形式の動画ファイルは、コンテナのように動画用のコーデックや音声用のコーデックなどを一緒に格納できます。そのため、同じMP4形式の動画ファイルといっても、コンテナ内に保存されている動画や音声のコーデックの組み合わせが異なる場合があります。このような場合は、QuickTime Playerで再生できる組み合わせを持つMP4形式の動画ファイルへ変換する必要があります。
「UniConverter」は初心者には難しく感じられるような、ファイル形式やコーデックの組み合わせなどを意識することなく、プリセットを選ぶだけでQuickTime Playerで再生できる動画ファイルへ変換してくれます。
③QuickTime Playerのバージョンが古い
QuickTime Playerを最新版にアップグレードします。QuickTime Playerをアップグレードする手順は下記の通りです。
1.[システム設定]を開きます。
2.[一般]→[ソフトウェアアップデート]→「今すぐアップデート」をクリックします。
④ウイルスやマルウェアが原因
ウイルスやマルウェアが原因の可能性があるので、ウイルスのスキャンを実行しましょう。
⑤QuickTime Player自体が破損している
QuickTime Player自体のエラーや破損を修正します。
⑥動画がDRMなどのコピーガードで保護されている
正規のルートで動画を購入します。
2. WindowsのQuickTime PlayerでMOVやMP4形式の動画が再生できない場合
「Windows用のQuickTime Playerの使い方」でも説明しましたが、Windows版のQuickTimeはかなり前にサポートが終了されており、Windowsでの使用をおすすめできません。
WindowsのQuickTime PlayerでMOVやMP4形式の動画ファイルが再生できない場合には、下記のように2つの解決策があります。
1.「UniConverter」などの動画変換専用ソフトで、QuickTime Playerで再生できるタイプのMOV形式か他のファイル形式へ変換する
2.QuickTime Playerの代わりに「UniConverter Player」を使う
「UniConverter Player」を使うと、あらゆるタイプの動画変換・再生、画面録画などが行えるのでおすすめです。
Part4.動画変換・画面収録ソフト「UniConverter」とは?
「UniConverter」は約1000種類以上の動画・音声のファイル形式に対応しており、さまざまなファイル形式から他のファイル形式へ変換できます。「UniConverter」にはあらゆる動画や音楽ファイルを再生できる「UniConverter Player」もついています。
また、「UniConverter」では、QuickTime Playerでよく使われるMOV形式を始め、QuickTime Playerで再生可能なMP4形式に最適化されるようにプリセットで指定して自動で変換できます。そのためユーザーは、ややこしく複雑なファイル形式やコーデックを意識することなく、簡単にQuickTime Playerに最適化された動画に変換できます。画質の劣化を極力おさえながら、最高約120倍の超高速で変換するので、イライラして変換処理が終わるのを待つ必要もありません。さらに、画面収録機能も充実しており、QuickTime Playerとは異なり内部音声も収録できるので、音声情報が重要な場合でも役に立ちます。
ZoomなどのWeb会議でほかの参加者に知られることなく、ホストに収録の権限をもらわなくても収録できます。収録動画のファイル形式や品質の設定、モザイクやロゴの挿入も収録前に簡単にできます。その他、収録OFFタイマーや収録予約など動画の収録に重宝する機能が満載です。
1. UniConverterで画面収録する方法
1.画面録画機能を選択します。①の「画面録画」をクリックします。②の「画面録画」をクリックします。
2.録画範囲の調整下図の緑枠にある青枠のツマミを使って赤枠の録画範囲を調整します。
3.モザイクとロゴの挿入と位置調整①の「ロゴを置き換える」をクリックして、録画範囲内の緑枠内のようにロゴを挿入する位置を調整します。②の「モザイクを置き換える」をクリックして、録画範囲内の赤枠内のようにモザイクを挿入する位置を調整します。録画中にロゴやモザイクは挿入されていないように見えますが、録画完了後の動画には挿入されています。
4.録画の動画品質や収録OFFタイマー、収録予約、マウスカーソルの表示やクリック音の有・無、ホットキーの設定を行います。
- ①「◎」ボタンをクリックします。
- ②下記のように収録動画について詳細設定3つを設定します。1. フレームレートフレームレートが大きいほど動画ファイルのサイズが大きくなり、動画内での被写体や風景の動きが滑らかになります。セミナーや授業、Web会議など、動きが少ない時はフレームレートが小さくても問題ありません。一方で、スポーツやペットなど被写体の動きが激しい場合や早いスピードで流れる風景、FPSゲームなど動画内で映像が激しく変化する場合は、フレームレートが高い方がカクつかずなめらかに表示されます。2. 品質品質が高いほど動画の画質がよく、その分サイズも大きくなります。3. フォーマットWindows上で視聴するなら高い画質のわりに圧縮率に優れるのでMP4形式がおすすめです。macOSにはMOV形式がおすすめです。
- ③「GPUのサポートを有効に」にチェックをいれます。
- ④自動終了させたい場合はタイマーを設定します。
- ⑤録画予約したい場合は開始と終了の時刻を設定します。
①マウス関連の設定です。②ショートカットキーのカスタマイズです。③すべての設定が済んだら「OK」をクリックします。
5.録画の開始①標準的な解像度のプリセットを選んで録画する場合はクリックします。②解像度のプリセットを選択して録画範囲を手軽に設定できます。③すべての設定が完了したら「REC」をクリックします。
6.録画のコントロール①赤枠内のオレンジのガイド内の動画が録画されています。②「一時停止」ボタン③「削除して再録画」ボタン④「録画終了」ボタン⑤録画時間⑥音声などのコントロール
⑦スクショや書き込みなどができます。
録画を終了したい場合は④の「録画終了」ボタンをクリックします。
7.録画後に保存された動画の詳細が表示されます。
8.収録後の動画を「UniConverter Player」で再生すると緑枠内にロゴが挿入され、赤枠内にしっかりとモザイクが挿入され「眠そうな猫ちゃん」のプライバシーも守られていますね!
2. UniConverter Playerで動画を再生する方法
1.「UniConverter Player」で動画ファイルを開く方法を4パターン説明します。パターン1. 動画ファイルを「UniConverter Player」アイコンの上へドラッグ&ドロップします。
パターン2. 起動した「UniConverter Player」に動画ファイルをドラッグ&ドロップします。
パターン3. 「UniConverter Player」起動後に動画ファイルを開く方法3パターン①赤枠内「フォルダを開く」をクリックしてファイルを選択します。②プレイリストの視聴したい動画をクリックします。③赤枠内のボタンをクリックしてファイルを選択します。
パターン4. UniConverterをデフォルトの再生プレイヤーに設定①動画のアイコン上で右クリックします。②の「プログラムから開く」を選択します。③の「別プログラムを選択」をクリックします。
①の「UniConverter Player」をクリックします。②で下記の目的に応じてクリックします。1. 「常に使う」視聴しようとしている動画の拡張子(ファイル形式)と同じ拡張子を持つファイルを常に「UniConverter Player」で開きたい場合はクリックします。たとえば、「眠たそうな猫.mp4」で「常に使う」をクリックすると、以後「.mp4」の動画はすべて「UniConverter Player」で開くようになります2. 「一度だけ」今回の1回だけ「UniConverter Player」で開く場合はクリックします。
2.「UniConverter Player」の操作方法を説明します。
①再生、一時停止、終了、プレイリストを戻る・進む、リピートなどのボタンが配置されています。
②音声の音量やミュートを調節します。
③見たい箇所にピンポイントで飛べるシークバーです。
④再生速度調整、字幕のON・OFF、などの設定ができます。
動画変換や圧縮などの処理が必要な場合は「UniConverter」を起動します。
①の「ツール」をクリックします。②の赤枠内の必要な機能をクリックすると「UniConverter」の機能が起動します。
まとめ
QuickTime Playerは誰でも簡単に動画や音楽を再生して楽しめ、簡易な画面収録など便利な機能もついています。QuickTime PlayerはmacOSの標準機能であるので、動画のすべてのファイル形式やコーデックには対応しておらず、画面収録では内部音声を収録できないなど機能的に物足りなさを感じます。
そのため、動画変換・画面収録ソフト「UniConverter」のようなQuickTime Playerのデメリットを補ったり、代替できたりする便利なツールが必要です。「UniConverter」の無料版を試用して、ご自身のパソコン環境で正常に機能するか確かめてください。
そして、簡単な操作性で幅広い動画変換にも対応し、どのような動画ファイルでも再生できる便利さを実感してから有料版を購入することをおすすめします。
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