動画・音声圧縮
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動画をサイズダウン!動画圧縮の方法を紹介
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:15:58
科学技術の発展により、ビデオの高画質化がどんどん進んでいます。しかし、それに伴ってデータサイズが増えてきて、容量を圧迫することになってきたのもまた事実です。特に、Youtubeがますますポピュラーになってきたこの頃では、動画の軽量化の必要性は高まりつつあります。そこで、今回はビデオ・動画を圧縮する方法をご紹介していきます。
Part1. ビデオ・動画を圧縮する必要性があるの?
現在、ビデオファイルでは、地デジやネットワークカメラにおいても、4Kやフルハイビジョンなど、きれいで大きな映像になっています。画質が上がり、サイズそのものも大型化してきたことで、ビデオのファイルサイズが大きくなってしまいます。ファイルサイズが大きくなってきているため、ビデオを数本保存しただけで保存媒体の容量を圧迫してしまうという問題が生じます。保存媒体の容量も大きくなってきてはいますが、ビデオのファイルサイズの変化の方が速いので、結果容量が満杯になってしまうことも少なくありません。
また、ビデオをネット上で共有したい場合、ファイルサイズが大きい場合、データ通信料を消費しますし、読み込みも遅くなってしまいます。そのため、クオリティーを下げずにファイルサイズを圧縮することが求められているのです。
Part2. ソフトを用いてビデオを圧縮する方法
ここではUniConverterというソフトを用いる方法を見ていきます。このソフトは、先ほどご紹介したMedia.ioのソフト版です。手軽さではオンライン版にはかないませんが、機能だけで言うとUniConverterのソフトは圧巻の一言です。オンラインでも多くの解像度、出力、形式を選択できましたが、ソフトを用いれば1000以上の種類の中から好みの動画を作ることができます。また、旧バージョンと比べて動画変換速度が30倍と飛躍的に向上したことで、ストレスなく使うことができます。
UniConverterを使用した動画圧縮方法
UniConverterは、動画ファイルを素早く簡単に圧縮することができるツールです。このツールを使用すると、大きなサイズの動画ファイルを効率的に圧縮することができます。UniConverterを使用して動画を圧縮する方法について詳しく説明します。
ステップ1:UniConverterのダウンロードとインストール
まず、最初にUniConverterをダウンロードしてインストールする必要があります。このソフトウェアは、WindowsとMacの両方で利用可能です。
ステップ2:圧縮したい動画ファイルの追加
UniConverterを起動したら、圧縮したい動画ファイルを追加します。ドラッグ&ドロップや「メディアの追加」ボタンをクリックして、ファイルを選択できます。
ステップ3:出力設定の調整
次に、出力設定を調整する必要があります。圧縮したい動画ファイルを選択し、右側の「フォーマット」メニューから圧縮形式を選びます。一般的な圧縮形式には、MP4、MOV、AVIなどがあります。また、「解像度」や「ビットレート」などのオプションを選択することもできます。
ステップ4:動画の圧縮
設定が完了したら、「変換」ボタンをクリックして動画の圧縮を開始します。UniConverterは、高速で効率的に動画ファイルを圧縮するため、数分で完了することができます。
ステップ5:圧縮した動画の保存
圧縮が完了すると、出力フォルダに圧縮された動画ファイルが保存されます。必要に応じて、UniConverterを使用してさらに動画を圧縮することもできます。
ここまででもUniConverterのすごさはわかっていただけたかと思います。しかし、最大の特徴はなんといっても「複数のファイルを同時に変換可能である」ということ。変換したいファイルが多くなることも考えられる場合には、同時に複数のファイルを扱えることは絶対的な利点となります。UniConverterにはまだまだ機能が備わっており、DVDやBlu-rayへの書き出しも可能と動画に関することなら大抵のことを行うことができる優秀なソフトです。
Part3. オンラインでビデオを圧縮する方法
ビデオファイルを圧縮する必要性については述べましたが、以下では具体的な方法について述べていきます。
まず紹介するのはオンラインでビデオファイルを圧縮する方法です。Media.ioというサイトを用いて簡単にビデオファイルを圧縮することができます。使い方はすごく簡単で、ビデオファイルをサイトにアップロードし、設定を変更し、「圧縮」をクリックするだけです。
オンラインでビデオを圧縮するこの方法は、ものすごく簡単なうえ、様々な利点があります。まず、ソフトのダウンロードが面倒という方に向いているという点です。オンライン上ですぐにビデオファイルを圧縮できるので、手間がかかりません。また、解像度や出力、形式について数多くの選択肢があり、ほとんどのニーズにこたえているというところも利点として挙げられます。加えて、ウォッターマークもないので、汎用性が高く、どんな場面でも用いることができます。
Part4. 動画を圧縮する際に注意点
動画を圧縮する際には、ファイルサイズを小さくしたり、再生速度を向上させたりすることができます。しかし、適切な方法で圧縮しないと、画質や音声の質が低下したり、再生不良が発生する可能性があります。そのため、動画を圧縮する際には以下の注意点に留意しましょう。
動画フォーマットの選択
動画を圧縮する際には、まず適切なフォーマットを選択する必要があります。一般的に使用される動画フォーマットには、MP4やAVI、MOVなどがあります。それぞれの特性を理解し、圧縮する動画に最適なフォーマットを選択しましょう。
圧縮率の調整
動画の圧縮率は、ファイルサイズや再生速度に影響を与えます。圧縮率が高すぎると画質が低下し、低すぎるとファイルサイズが大きくなってしまいます。適切な圧縮率を設定するためには、動画の解像度や再生時間、およびファイルサイズを考慮する必要があります。
ビットレートの最適化
ビットレートとは、動画の品質を表す指標であり、高いビットレートで圧縮された動画は高品質な画像を再生することができます。しかし、ビットレートが低すぎると画質が悪くなり、ブロックノイズやモザイクが発生する可能性があります。適切なビットレートを設定することで、高い画質を保ちつつファイルサイズを削減することができます。
エンコーダの設定
エンコーダは、動画を圧縮する際に使用するソフトウェアやハードウェアのことです。エンコーダの設定は、圧縮される動画の品質や再生速度に大きな影響を与えます。適切なエンコーダを使用し、設定を調整することで、より理想的な圧縮が可能になります。
まとめ:ツールを用いて賢くビデオファイルを圧縮しよう
ビデオファイルはデータサイズが大きいので、気づいたら容量が圧迫されてるなんてこともありますよね。そのような時には、今回ご紹介したMedia.ioや、UniConverterを用いると、動画のクオリティを大きく損なうことなく、簡単に動画を圧縮することができます。また、特にソフトであるUniConverterを用いれば、DVDへの書き出しなど動画に関する様々なことを行えますので、ぜひ活用してみてください。
Takashi
staff 編集者