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GoPro動画を圧縮する方法3選まとめ
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:25:38
GoProはスキーやダイビング、サイクリングといったアクティビティを撮影するアクションカメラの中で最も知られているブランドです。
最近ではテレビの中で出演者がGoProを使って撮影している様子が見られるようになっています。GoProは4K動画も対応しているため動画ファイルが大きなサイズになることもしばしばあります。GoProで撮影した動画ファイルを圧縮することができれば、PCでの取り扱いや保管についても楽になります。
今回はGoProで撮影した動画ファイルを圧縮する方法について解説しています。
Part1. 【最強】GoPro動画を圧縮するソフト-UniConverterおすすめ
GoPro動画を圧縮するためのソフトはUniConverter(ユニコンバーター)がおすすめです。UniConverterはWondershare社開発している動画関連処理のほとんどに対応しているソフトで圧縮だけではなく動画編集や動画変換も実行できます。
UniConverterが1本あればGoProで撮影した動画をクオリティ高い動画に仕上げることができますし、配布時に圧縮して受け取りやすいサイズにして渡すことができます。
圧縮機能の概要
1. 複数ファイル一括圧縮
2. 1000種類以上のファイル形式に対応
3. 最大8K動画までの圧縮可能
4. 仕上がりを確認できるプレビュー機能
方法①-高圧縮率の動画ファイルに変換
UniConverterを使って圧縮率の高い動画ファイルへ変換する手順を説明します。
Step 1ソフトを起動し、圧縮したい動画を追加する
UniConverterを起動し、画面左側表示されているメニューから「動画圧縮」を選択します。
次にエクスプローラで圧縮したい動画ファイルを選択して画面中央にある「フォルダ」アイコンへドラッグ&ドロップします。
Step 2圧縮設定をカスタマイズ
動画を読み込むとサムネイルとファイル情報が表示されます。
ファイル情報が表示されている右側に「設定」アイコンをクリックすると設定画面がポップアップされます。
画面にスライダーが表示されますので左右に動かして何%圧縮するのかを指定します。左側に動かすと圧縮率は高くなりサイズは小さくなり、右側に動かすと圧縮率は低くなりサイズは大きくなります。
画面左上にある「ファルサイズ」欄に圧縮後のファイルサイズが表示されますので参考にして決めます。
Step 3動画をプレビューして出力する
次に「フォーマット」で動画形式を選択します。圧縮後の画質を確認したい場合は「プレビュー」ボタンをクリックすると確認できます。
設定が完了すると「OK」をクリックして、元の画面に戻り「圧縮」をクリックして実行します。結果は「完了」タブをクリックすると確認することができます。
方法②-パラメーターの変更
動画に適したパラメーター設定を行うことにより動画の画質劣化を抑えることができます。UniConverterではパラメーター変更による圧縮も可能です。
Step 1UniConverterを起動し、動画をアップロード
動画の取込まではPart2での説明と同様です。
取込後に画面左下の「出力形式を一括指定」の右をクリックすると設定画面がポップアップします。
Step 2パラメーターを変更する
設定画面の右に並んでいる任意の「編集」アイコンをクリックするとパラメーター設定画面がポップアップします。この画面でパラメーターを変更してファイルサイズを圧縮します。
エンコーダ
自動、MPEG-4、H264、AV1から選択することができます。エンコーダにより同一画質で比較した場合の圧縮率に違いがあります。目安となりますが以下の順となります。
AV1 > H264 > MPEG-4
但し、動画を再生する端末で対応しているエンコーダを選ぶ必要があります。
解像度
自動と240*160~4096*2160 の間で選択することができます。解像度が高くなればファイルサイズは大きくなりますので、動画再生する端末のモニターサイズや解像度を考慮して適切な値に選択します。
フレームレート
自動と12fps~60fps の間で選択することができます。
フレームレートが高いと動画の動きは滑らかになりますがファイルサイズは大きくなります。動きのあまりない動画の場合はフレームレートを低くしても劣化は感じません。
ビットレート
自動と512kbps~4000kbps の間で選択することができます。1秒間あたりのデータ量をビットレートで表します。
解像度が低い設定の場合はビットレートを高くしても無駄ですので適切な値に納めるようにします。名前を付けて保存するとプリセットとして以降、利用することができます。
設定が完了しましたら、元の画面に戻って「圧縮」ボタンをクリックして圧縮を実行します。
方法③-トリミングとクロップ
今までの圧縮方法は動画の内容についてはそのままにしていました。最後に紹介するのは動画の無駄な部分を削除するという方法です。
無駄な部分というのは、たとえば撮り始めや終わりの無駄なシーンや冗長なシーンです。また、画面に映っている風景や被写体でテーマとは無関係な部分も無駄な部分といえます。
これらの無駄な部分を削除してファイルサイズを小さくする方法を説明します。
トリミングとは動画で不要な部分を削除することです。UniConverterを使ってトリミングする手順を説明します。
UniConverterを立上げ、左側のメニューより「動画編集」を選択し、右の画面から「トリム」アイコンをクリックします。 ファイル選択画面になりますので、対象となる動画ファイルを指定して読み込みを行います。
動画の取込が終わるとプレビュー画面と下部にタイムラインが表示されます。タイムライン上に赤いスライダーがありますので、左右に動かしてカットしたい位置に置きます。
赤いスライダー上にある「ハサミ」アイコンをクリックすると前後に分割されます。削除したいカットを選択して「削除」アイコンをクリックすると削除されます。
クロップとは動画の表示されている領域で不要な部分をカットすることです。
クロップするには上記の画面で「クロップ」アイコンをクリックします。ファイル選択画面になりますので、対象となる動画ファイルを指定して読み込みを行います。
読み込みが完了すると編集画面に遷移します。下が編集画面でしたがプレビュー画面となっています。
編集画面には赤い枠が表示されていますので、この赤い枠を移動、サイズ変更して切り取る領域を指定します。
右側に実際に赤い枠の位置とサイズを変更した例を示しています。
設定が終わると「OK」ボタンをクリックして、戻った画面で「開始」ボタンをクリックするとトリミングが実行されます。
Part2. まとめ
GoPro動画を圧縮する方法について説明しました。UniConverter(ユニコンバーター)を使うと様々な方法で簡単に圧縮することができます。
今回の記事から自分の目的にあった圧縮方法を選んで実行してみてください。
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