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動画の容量(サイズ)を小さくする方法!動画圧縮フリーソフト10選も紹介
編集者 Takashi • 2024-09-29 09:59:49
容量を圧迫しがちな動画ファイルは、増えてくると扱いに困ることがあります。最近ではスマホで手軽に動画を撮影する機会が多くなったので、データの整理もこまめに行わなければなりませんよね。
そんな動画ファイルを小さく圧縮したいときに便利なのが、動画圧縮ソフトになります。この機能を備えたソフトは数多く提供されているので、今回の記事ではおすすめの無料動画圧縮ソフトをまとめて10選を紹介していきたいと思います。ぜひソフト選びの参考にしてみてください。
Part1.動画の容量(サイズ)を小さくする方法
動画の容量(サイズ)を小さくしたい場合、フリーソフトを使って圧縮するのがおすすめです。
フリーソフトを使えば、容量が大きく重い動画データも簡単にリサイズできます。
フリーソフトは基本的に無料で使えるようになっているので、動画を圧縮して容量を小さくするのに費用が発生するようなこともありません。
また、パソコンにインストールしておけば、必要になったときにいつでも立ち上げて気軽に動画の容量を小さくできるようになります。
Part2.【厳選】PC用動画圧縮ソフトおすすめ10選
1. Wondershare UniConverter
今回紹介する7つのフリーソフトの中でもとくにおすすめなのが、WondershareのUniConverterです。
Wondershare UniConverterは、約1,000種類以上の形式に対応したフリーソフトで、データ容量が大きく重い動画ファイルを短時間でスピーディーに圧縮できます。
例えば、約20MBのMP4動画を圧縮する場合であれば20秒もかかりません。
また、ユーザーインターフェースも優れており、変換ソフトを初めて使う方でも直感的に操作できるようになっています。
UniConverterの動画圧縮機能の特徴としては、仕上がりの品質を調整するこが可能なカスタム設定が行えるという点が挙げられます。ファイルの形式やサイズはもちろん、ビットレートや解像度などの細かい設定もできるので、圧縮後も元の動画をより鮮明に保持することが可能です。また、作業する画面では圧縮する前に仕上がり方を確認することができるので、圧縮による失敗もなくスムーズに作業が行えます。わかりやすい操作画面なので、動画の圧縮や変換が初めてという方でも、迷わず作業を進めることができます。
一括変換にも対応しているので、圧縮したい動画ファイルが複数ある方にもおすすめです。
Windows版Mac版ともに、UniConverterは無料で気軽に試すことができるので、圧縮ソフトにお悩みの方はぜひ活用してみてください。
Wondershare UniConverterの製品情報 |
|
対応OS |
Windows:11、10、8、7、Vista Mac:macOS X 12、11、10.15、10.14、10.13、10.12、10.11 |
高品質での圧縮 |
可能 |
詳細設定・高度設定 |
あり |
高品質ビデオの圧縮 |
最大で8Kに対応 |
高速処理 |
対応 |
※無料版では機能が制限される場合があります
動画圧縮ソフト2:AviUtl
動画編集のフリーソフトとして人気のAviUtlは、動画圧縮機能も優秀なので多くの方に利用されています。プラグインを活用すれば動画圧縮だけでなく他の機能も充実させることができるので、汎用性の高いソフトとなり便利です。
注意点
高品質の圧縮をするためにはプラグインが必要になります。ほかにもこのソフトをインストールしただけではほとんどなにも出来ないので、欲しい機能をひとつずつプラグインで取り込みながらカスタマイズしていかなければなりません。機能を使うためにはそれぞれ調べて導入するという手間がかかるので、初心者の方には扱いが難しいソフトとなっています。
対応OSと広告
Windowsに対応しており日本語で使用可能です。広告はないので快適に利用できます。
動画圧縮ソフト3:Free Video Compressor
動画ファイルを小さく圧縮するとともに、音声サイズやトリミングなどもできるフリーの圧縮ソフトです。様々な動画ファイルをMP4形式に圧縮することができます。シンプルで最低限の画面構成なのでサクサクと動き、作業が効率的に行えます。
注意点
日本語で利用するためにはパッチの入手が必要になります。また、このソフトでは無料で使用できる範囲として、個人利用および非営利であることが条件との規定もあります。
対応OSと広告
64ビット版を含むWindowsとMacで使用でき、広告はありません。
動画圧縮ソフト4:Freemake Video Converter
動画圧縮のほかに基本的な編集もでき、簡単な操作で扱えるので初心者におすすめの圧縮ソフトになります。様々なファイル形式に対応しているので、スマホなどのデバイスで撮影された動画も圧縮可能です。
注意点
このソフトをインストールするときに不要なソフトも含まれているので、確認が必要になります。また、圧縮後の動画にソフトのロゴが入ってしまうので使用する際は注意しましょう。
対応OSと広告
対応OSはWindowsのみで、動画圧縮中に広告が表示されます。
動画圧縮ソフト5:WinX Video Converter
高画質な4K動画にも対応しているフリーの圧縮ソフトです。このソフトは無料のものとしては高性能で、編集やダウンロード、動画からの音声抽出も可能です。また、iPhoneやスマホで再生できるような形式への変換も行えます。
注意点
無料バージョンの使用にあたっては、容量制限があります。
対応OSと広告
WindowsおよびMacで使用でき、広告はありません。
動画圧縮ソフト6:Oxelon Media Converter
基本的なファイル形式に対応している簡素で機能的な圧縮ソフトです。直感的に使用できるので、細かい調整が不要な動画の圧縮には十分なソフトとなっています。
注意点
日本語化パッチをダウンロードしなければ、すべて英語になります。圧縮機能のみだけでなく簡単な編集等もしたいという方向けではないので、必要な作業を確認してから入手した方がよいでしょう。
対応OSと広告
Windowsのみで使用できます。広告は表示されません。
動画圧縮ソフト7:Moo0 動画カッター
名前のとおり、動画の必要部分のみをカットして別ファイルに保存するソフトです。保存する箇所を時間で設定すれば、無劣化でコピーし保存します。
注意点
OSのバージョンアップへの対応が遅いときがあるので、使用の際はバージョンを確認する必要があります。また、使用範囲の制限や不要なソフトの同梱インストールも行われるので、注意してください。
対応OSと広告
Windowsで利用でき、広告はありません。
動画圧縮ソフト8:XMedia Recode
認知度の低い動画形式にも対応している圧縮ソフトになります。操作画面がわかりやすく、圧縮前にビットレートなどの細かい設定を行うことが可能です。編集機能も多彩で、使い勝手の良いソフトとなっています。
注意点
ウイルスの侵入が疑われる事象があることと、使用中に強制終了してしまうというレビューがあがっているので、使用するときは危険性についての理解が必要です。
対応OSと広告
Windowsに対応しており、広告なしで利用できます。
動画圧縮ソフト9:Any Video Converter
多くの動画形式のファイルを、高速で圧縮できる高機能ソフトです。圧縮した動画をDVDに書き込む作業や、編集もこのソフトのみで行えます。高画質な動画サイズを、品質を維持したまま縮小することができます。
注意点
音のずれが発生することや圧縮が失敗することが多々あります。また、初心者には難しいインターフェイスで操作が複雑なので、慣れた方向けのソフトになります。
対応OSと広告
WindowsおよびMacで利用可能です。広告はありませんが、不要なソフトが一緒に入ってきます。
動画圧縮ソフト10:Handbrake
海外で開発された知名度が高い動画圧縮ソフトのひとつです。しばらく日本語未対応でしたが、日本語パッチが提供されたことで日本人も多く利用するようになりました。動画変換がメインになっていますが、圧縮機能も充実しています。
注意点
対応している出力形式が少ないので、圧縮後の形式に制限があります。また、ウイルスなど安全性に注意が必要です。
対応OSと広告
WindowsとMacで使用できます。広告の表示はありません。
動画圧縮ソフト11:Windowsムービーメーカー
マイクロソフトによって開発された動画変換ソフトです。圧縮機能もあるので、動画圧縮の際にも利用できます。ソフト自体の安全性が高くなっているため、安心して利用することができます。完全に無料で使用でき、広告への誘導などもないので初心者向けのソフトになります。
注意点
動作が重く、圧縮後の品質があまり良くないという点がネックです。また、強制終了の発生や簡素過ぎる機能が、このソフトの使い方を限定させています。
対応OSと広告
Windowsのみで、広告は一切ありません。
Part3.動画のサイズ小さくする具体的な手順
Step 1インストール&起動
まずは、インストールを行ってください。インストールが完了したら、UniConverterのソフトアイコンをダブルクリックして起動します。その後高画質化したい動画ファイルをUniConverterの画面にドラッグするか、「+」ボタンをクリックし動画ファイルを追加します。
Step 2動画の編集
歯車の設定ボタンをクリックして、動画の圧縮を行います。画質や解像度などの設定も変更できますので、ここで編集を行いましょう。レビューをクリックすると編集後の挿画も確認することが可能です。
Step 3設定を完了
レビュー確認後、問題なければ、完了をクリックして終了です。手順はとても簡単なのでさくさくたくさんの動画を圧縮することが可能です。
Part4. 動画圧縮の際に気を付けたい注意点
ソフトによっては簡単に行える動画ファイルの圧縮ですが、注意すべき点もあります。特に気を付けたい点を3つ挙げたのでみていきましょう。
①画質などの劣化
圧縮するということは多少なりともファイルに手を加えるので、どうしても画質や音質といった部分に変化が起こります。有償で高性能の圧縮ソフトであれば、ほとんど変わりなく圧縮されますが、フリーのソフトを使用する場合などは特に気を付けましょう。
②処理時間
動画ファイルの変換や圧縮は、一般的に処理が長時間になること多くなっています。そのため、作業時間に余裕をもって始めると安心です。
③ファイルの損傷
何らかのエラーが発生し圧縮ソフトが強制終了してしまった場合などで、作業中の動画ファイルが損傷してしまうことがあります。作業を行うときは、必ずファイルのバックアップをしておきましょう。
まとめ
動画は圧縮することで扱いやすくなるので、手軽に圧縮作業が行えるツールは便利ですよね。圧縮ができるソフトは機能が充実したものが多くなっているので、自分に合うソフトを選ぶことで作業の効率化も図れます。
紹介したソフトのなかでも特におすすめなのが、「UniConverter(ユニコンバーター)」になります。このソフトが対応しているファイル形式は1000種類以上となり、複数のファイルも一気に圧縮することができるので、効率的な作業ができます。初心者から使い慣れた方まで、様々なシーンで活用できる高機能ソフトなので、ぜひチェックしてみてください。
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