カラオケで歌った自分の声を録音して、あとから聴き返したいと思ったことはありませんか?
しかし、いざ録音しようとすると「やり方が分からない」「音質が悪そう」などと不安になる人も多いでしょう。
本記事では、スマホで簡単にカラオケを録音する方法から、使いやすいアプリや録音時の注意点までをまとめました。
録音初心者でも安心して始められるよう、著作隣接権の知識や音質アップのコツまで紹介するので、参考にしてください。
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Part1.カラオケは録音しても大丈夫?
カラオケで自分の歌声を録音すること自体は、基本的に問題ありません。
自宅やカラオケなど、個人で楽しむ範囲での録音は、法律的にも認められています。
しかし、録音した音声をSNSやYouTubeなどにアップする場合は注意が必要です。
カラオケ音源には「著作隣接権」と呼ばれる権利が関係しており、原盤を提供している会社の許可なしに公開すると、違法になる可能性があります。
アップロードを考えているなら、DAMやJOYSOUNDが提供する公式サービス「うたスキ動画」「DAMとも録音」などを利用するのが安全です。
Part2.カラオケを録音する方法
自宅でパソコンを使ってカラオケを録音する場合は、オーディオインターフェースを使うのが一般的です。
まず、カラオケアプリやYouTubeの伴奏音源を再生し、マイクで自分の歌声を収録します。
パソコンにマイクを直接つなぐと音質が落ちるため、音の解像度を保つためにもオーディオインターフェースを使うと効果的です。
おすすめは、YAMAHAなどの製品で、1万円前後から手に入ります。
あとはAudacityやガレージバンドなどの録音ソフトを使って録音すれば、編集や保存も簡単にできます。
自宅環境で本格的な録音をしたい人に向いています。
Part3.スマホでカラオケを録音するには?
スマホでカラオケを録音する場合、いくつか方法があります。
それぞれまとめると、以下のとおりです。
【スマホでカラオケを録音する方法】
- カラオケアプリを利用する
- ボイスレコーダーを使用する
- スマホのビデオカメラで録画
気軽に録音したいなら、カラオケアプリがおすすめです。
のちのち編集する場合は、ボイスレコーダーもよいでしょう。
★カラオケアプリを利用する
カラオケアプリは、スマホで気軽にカラオケができるアプリです。
なかには、録音機能もあり、背景でカラオケ音源を流しながら歌えます。
なかでも、以下のアプリはとくにおすすめです。
【おすすめのカラオケアプリ】
- ポケカラ
- 分析採点JOYSOUND
気軽にカラオケを録音したい人は、参考にしてください。
1.ポケカラ
手軽に録音できるカラオケアプリとして人気なのが「ポケカラ」です。
このアプリでは、自分の歌声を高音質で録音でき、録音データは自動で保存されます。
さらに、エコーや音量調整などの編集機能も使えるため、完成度の高い音源を作成できます。
録音した音声はそのままアプリ内に投稿できるほか、SNSでのシェアも可能です。
採点機能やエフェクトも豊富で、楽しみながら歌唱力を磨けるのも魅力です。
2.分析採点JOYSOUND
本格的な分析と録音ができるアプリとして注目されているのが「JOYSOUND分析採点アプリ」です。
無料プランでも1日3曲まで歌えて採点が可能で、有料プランでは録音やリプレイ機能が解放されるため、自分の歌声を保存・再生して客観的にチェックできます。
さらに、以下のような機能も充実しています。
- 音程やビブラートなど細かな歌唱分析やプロのアドバイス
- 声域測定による最適キー提案
JASRACなどの許諾を取得しており、安心して録音・活用できるのも魅力です。
★ボイスレコーダーを使用する
スマホアプリ以外にも、ボイスレコーダーを使えば簡単にカラオケを録音できます。
ICレコーダーは外部マイクに対応している機種が多く、音質にこだわりたい人におすすめです。
使い方はシンプルで、マイク部分をスピーカーに近づけて録音ボタンを押すだけです。
録音後は、パソコンにデータを転送して再生・保存できます。
また、ノイズカット機能や音量自動調整機能が搭載されているモデルなら、雑音を抑えてクリアな録音が可能です。
スマホの容量を圧迫しない点でも優れており、録音目的に特化した機器として非常に使いやすいです。
★スマホのビデオカメラで録画
もしアプリや機材の操作に不安があるなら、スマホのビデオカメラ機能を使った録音も手軽で便利です。
カラオケ中にスマホを固定し、動画撮影モードで自分の歌唱シーンをそのまま録画するだけでOKです。
映像と音声が同時に記録されるため、表情や姿勢もチェックできます。
マイクに近づけて撮影すれば音声もある程度きれいに収録されるため、録音初心者でも扱いやすい方法です。
録画した動画は、編集アプリを使えば音声のみを取り出すこともできます。
Part4.Uniconverterを使ってカラオケを録音する方法
Uniconverterを使えば、カラオケをきれいに録音できます。
ここでは、実際に録音する方法をまとめたので、参考にしてください。
Step1.オーディオを開いて画面収録をクリックする
まず、オーディオを開いて、画面収録をクリックしましょう。
画面収録では、音以外にも動画撮影などが可能です。
Step2.オーディオレコーダーをクリックする
画面収録をクリックすると、こちらの画面が出てきます。
今回は、オーディオレコーダーをクリックしましょう。
Step3.録画ボタンを押して録音
すると、こちらの画面が出てきます。
オーディオスピーカーとマイクを既定のものにして、録音ボタンを押すと開始します。
この際、スピーカーにオーディオインターフェースを選択することで、カラオケ音源を流した状態で録音できます。
Part5.Uniconverterでスマホのカラオケ録音をきれいにする方法
スマホで録音した音声は、Uniconverterのノイズ除去機能できれいにできます。
オーディオから、ノイズ除去をクリックするとこちらの画面が出てきます。
ノイズを除去したい音源をインポートして、一括除去をすると処理が開始します。
処理前の音源よりもクリアになるため、音声をすっきりさせたい人はおすすめです。
Part6.カラオケをスマホで録音する際の注意点
カラオケ録音をする際は、著作権や音量設定に注意が必要です。
録音は個人で楽しむ範囲であれば問題ありませんが、SNSや動画サイトへの投稿には一定のルールがあります。
また、音質を保つためには録音時のボリュームにも気を配りましょう。
※著作隣接権
カラオケ音源を録音・公開する際には「著作隣接権」にも注意が必要です。
この権利は、楽曲の演奏や録音に関わった人や会社に与えられる権利で、カラオケ機器の提供元や音源制作者が保有しています。
録音した音声をYouTubeやSNSなどで公開する場合、原盤権の許可を得ていないと違法アップロードに該当する可能性があります。
そのため、録音した音声は個人の練習用途にとどめるか、JOYSOUNDやDAMが提供している「うたスキ動画」「DAMとも録音」などの公式サービスを利用するのが安全です。
楽しくカラオケを続けるためにも、正しい知識を持って著作隣接権を守ることが大切です。
※ボリューム設定
録音の音質を左右するのが「ボリューム設定」です。
マイク音量や再生音量のバランスが悪いと、声が小さすぎたり、逆に割れてしまうこともあります。
録音前に音量レベルを試し録りして確認しておくと、失敗を防げます。
また、カラオケ店のスピーカーにスマホやレコーダーを近づける際も、距離を調整することで雑音の入り方が変わります。
外部マイクを使う場合は、機材の設定にも注意しながら音割れを防ぎましょう。
音がクリアに録れていれば、自分の歌い方のクセや改善点も見えやすくなります。
上達のためには、録音環境を整えることも大切な一歩です。
まとめ
カラオケ録音は、歌唱力アップや自己分析に役立つ有効な手段です。
スマホアプリやICレコーダー、PC録音など、方法も多様で自分に合ったスタイルが選べます。
ただし、著作権や録音環境には十分注意し、安全に楽しむことが重要です。