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Macで画面録画&音声収録!基本的な使い方とおすすめのツールをご紹介
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:44:08
「Mac bookの画面録画を音声付きで実行したい」「Macに標準搭載されているQuick Time Playerやおすすめのツールの使い方が知りたい」と考えている方は多いでしょう。
Macのショートカットキー呼び出しやツールアイコンをクリックすることで、Macに標準搭載されているQuick Time Playerで音声付きの画面録画が可能です。
しかし、Quick Time Playerについて聞いたことがあっても、実際にどのように使えばいいのかがわからないと困っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Mac bookで音声付きの画面録画をするための準備や各ツールの使い方、画面録画・音声収録後にやるべきことについて詳しくご紹介します。
Macで音声付きの画面録画をして、うまくデータ管理したいと考えている方は必見です。
Part1.Macで画面録画・音声収録する前の事前準備
Macで音声付きの画面録画をするなら、どんな動画を撮りたいのかでするべき準備は異なります。具体的には、以下の3つの準備が考えられるでしょう。
- 内部音声の収録には「Background Music」のインストールが必要
- 外部音声の収録には外付けマイクやカメラなどを用意
- 使いやすいツール・アプリを追加インストール
内部音声はパソコンから発せられる効果音やBGMなどの音声のことです。その一方で、外部音声はマイクやカメラなどで出力した音声のことをさします。どのタイプの音声録音がしたいのかによって、事前準備すべき内容が異なってくるのがポイントです。
1.内部音声の収録はBackground Musicをインストール
内部音声を録音するためには、Githubの「Background Music」のファイルをダウンロードして、録画・録音時にBackground Musicを使える状態にしておく必要があります。
Background Musicをインストールするための手順は以下のとおりです。
Step1.GithubのBackground Musicのページにアクセスする
Step2.「Download」の「.pkg」のファイルをダウンロードする
Step3.ファイルをインストールします(データ容量は空けておきましょう)
こうすることで、QuickTime Playerなどの使用時に「Background Music」が選択できるようになり、内部音声を収録しながら画面録画をおこなえるようになります。
2.外部音声の収録は外付けのマイク・カメラなどを用意
画面録画に合わせてナレーションやリアクションなどを外部音声を収録したい場合は、Mac内蔵マイク・カメラ以外にも、外付けマイク・カメラを使用する方法も。求めている画質・音質のクオリティによっては、外付けデバイスの購入も検討してみましょう。
3.使いやすいUI・UXのツールをインストール
Macのショートカットキー呼び出しや、QuickTime Playerを使用して音声付きの画面録画をする方法以外にも、無料・有料の画面録画ツールをインストールする方法もあります。
おすすめの画面録画ツールについては以下の見出しで詳しくチェックしてみてください。
Part2.Macで画面録画・音声収録できるおすすめのツール
Macで音声付きの画面録画ができるおすすめのツールは以下の3つです。
- QuickTime Player|標準搭載されているツール
- 『shift+command+5』
- UniConverter|録画から録音、編集、ファイル圧縮・変換に対応
- OBS|Macでの配信・録画といったらコレ
ここでは、それぞれのツールで画面録画で音声収録するやり方をご紹介します。
1.Mac備え付けの「QuickTime Player」
Macに標準搭載されているQuickTime Playerではパソコン上の画面を録画することができます。QuickTime Playerは主に動画の再生を行う事を目的としたツールですが、Macに搭載しているWebカメラを用いた動画撮影や、音声データの録音、そしてパソコンの画面を録画することも可能です。Web会議やミーティングなどの録画やパソコンでの操作手順を録画して共有するなど便利な使い方をすることができます。使い方の手順はとても簡単で覚えておくと便利です。
関連記事:QuickTime Playerの使い方とMac・Windowsの画面収録方法
Macのホーム画面でQuickTime Playerを起動して、「新規画面収録」をクリックします。
「新規ムービー収録」ではカメラとマイクを起動して動画を録画でき、「新規オーディオ収録」では、内部・外部音声のみを収録できるモードです。
収録したい動画や音声に合わせて、録画に活用するモードを使い分けましょう。
自分で範囲を選択して、点線内部のエリアを画面録画・音声収録します。
全画面録画・音声収録することも可能です。録画の対象によって使い分けましょう。
モードを選択したら音声の収録方法を選択します。内部音声を収録したい場合はBackground MusicやBackground Music(UI Sounds)、外部音声を収録したい場合はMac内蔵のマイクやアプリ・ツールのマイク、外付けマイクを選択しましょう。
収録した動画はパソコンの中に保存されるため、そのまま保存したり、メールやクラウドを利用して共有する事もできます。Quike Time Palyerを使えば、収録した動画を編集することも簡単にできます。複数の動画に小分けされたものを一つに結合したり、余分な部分を削除して編集したり、動画に字幕を付けてわかりやすくするなどもQuike Time Palyerの機能で実現可能です。Quike Time Palyerは標準搭載の機能なのでインストールしたり初期設定などをする必要がなく、Macユーザーであればすぐにでも利用できる優れものです。
関連記事:MacのQuickTime Playerで画面録画できない時の対処法
2.『shift+command+5』で画面を音声込みで収録する方法
Macの中でもmacOSの10.14以上に限定される機能ですが、パソコンのキーボードを使って画面を録画する機能があります。shift+command+5のコマンドを使って行うソートカット操作ですが、従来のスクリーンショットに加えて画面収録も行う事ができるようになっています。操作方法は通常のショートカットキー操作と全く同様で、
①shift+command+5を押せば画面全体の録画を開始することができます。
②停止時には四角いボタンを押して停止するか、ショートカットキーでは、command+control+escでも対応することが可能です。
shift+command+5を押した後に収録画面を限定させることもできます。最初は画面全体がセレクトされていますが、マウスで範囲をドラッグすることで録画する範囲を自由に選択する事が可能です。パソコンの画面の一部だけを録画させたいときにも使える便利な仕様になっています。
オプションで設定を変更することも可能です。録画ファイルの保存先の変更や、収録の自動スタートのタイマー設定、音声も同時に収録するかどうかの設定やフローティングサムネールの表示有無、最後の選択部分を記憶させるか否か、マウスクリックの表示など細かい設定を行う事ができます。画面の録画だけの利用用途であれば、フリーソフトを利用するよりも使い勝手が良く利便性が高い機能です。
3.音声付き録画・録音・編集を一手にこなす「UniConverter」
UniConverterは、高画質・高音質の画面録画・録音に対応したツールです。内部音声と外部音声を同時に収録でき、ピクチャインピクチャ機能で実況動画にも対応できます。
また、ファイル圧縮とファイル変換にも対応。Macのデータストレージを過度に圧迫することなくファイル保存ができるほか、プレイリスト機能で管理しやすいのも特徴です。
動画編集もやるなら、AI編集サポートやロゴ追加機能が使えるのもメリットですね。
Macで高画質・高音質の画面録画を楽しみたい方は、UniConverterがおすすめです!
対応OS |
Windows:11/10/8/7/Vista macOS:12/11/10.1.14/10.13/10.12/10.11 |
日本語対応の有無 |
あり |
機能 |
高画質録画・録音、内部・外部音声を別々に録音、ピクチャインピクチャ機能、Webカメラ収録機能 |
メリット |
直感的な操作で画面録画・録音ができる ファイル圧縮・変換やプレイリスト機能も便利 |
デメリット |
有料プランでしか使えない機能もある |
UniConverterを使ってMacで音声付き画面録画・録音する方法
まずはUniConverterのホーム画面を開いて「画面録画」をクリックしましょう。
上部アイコンの左端にあるアイコンをクリックすれば画面録画が開始されます。
画面録画の範囲を選択してスタートボタンを押すと、カウントダウンがはじまります。
指定した範囲内の録画やキャプション、文字入れなど、自由に録画を満喫しましょう。このスクリーンレコーディング機能の細かな設定を行う事も可能です。デスクトップ上で録画対象となるエリアを選択する場合には、レコーディングフレームを動かし、フレームの枠をドラッグすることで幅と高さを調整することができます。また、出力先の設定やフレームレート、品質、予約録画、マウスの有無などを設定することができます。画面録画とともに高機能な編集も同時に活用したい人におすすめです。
関連記事:MacとWindowsの画面録画で内部音声を収録!準備方法とおすすめのツールのをご紹介
4.配信・画面録画の王道ツール「OBS Studio」
関連記事:OBSで画面録画する方法を徹底解説!押さえておきたい初期設定をご紹介
Macの動画配信・画面録画の王道ツールといえばOBS Studioです。多種多様な動画の取り込み方法に加えて、画面録画できる環境も豊富にそろっています。
OBS Studioを立ち上げたら、「設定」をクリックして画質や音声を詳細設定します。
「映像」の項目では録画する画面の大きさや解像度を設定することが可能です。
「音声」ではデスクトップ・マイク音声の出力デバイスを選択できます。内部音声を収録するならBackground Music、外部音声を収録するなら該当デバイスを選択しましょう。
Macのデスクトップ画面をキャプチャする「MacOS スクリーンキャプチャ」やMacOSの音声を録音する「MacOS 音声キャプチャ」、ブラウザ検索で録画・録音する「ブラウザ」、保存メディアを録画・録音する「メディアソース」などの録画方法があります。
Part3.Macで画面録画・音声収録した後にやるべきこと
Macで音声付きの画面録画をしたら、以下の点に注意することが大切です。
- 録画データ用のデータ容量を空ける
- 録画用の専用ファイルにデータを保存する
- データファイルを圧縮・変換する
録画ファイルを保存するためには、ストレージ容量に空きがなければいけません。ファイル保存ができるストレージ容量を確保して、ファイルは圧縮・変換して最小化して保存しておくことが重要です。UniConverterならファイル圧縮・変換作業もラクラクですね。
まとめ:Macで音声付きの画面録画をエンジョイしよう!
この記事では、Macで音声付きの画面録画をするための準備やおすすめのツール、ツールごとの画面録画の方法、録画後に注意したいポイントについてご紹介しました。
Macに標準搭載されているQuickTime Playerでも画面録画は可能ですが、事前にBackground Musicをインストールする必要があるため注意が必要です。
事前準備なしで高画質・高音質な画面録画を実行するなら、UniConverterを利用するのがおすすめ!基本料無料で使えるツールなので、まずは試してみてはいかがでしょうか
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