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MacのQuickTime Playerで画面録画できない時の対処法
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:17:05
動画の再生や画面録画、編集など、動画にまつわる様々なことが可能なMacの無料メディアソフトウェアと言えば、やはり「QuickTime Player」ではないでしょうか。Macに標準搭載されていますので、これで画面録画したことがある方も多いかと思います。
しかし、もしQuickTime Playerで画面録画ができない場合はどうすればよいでしょうか。この記事ではその原因や対処法、また代わりになるソフトウェアについて紹介してまいります。
- Part 1. QuickTime Playerで画面録画する手順
- Part 2. QuickTime Playerで音声を録音する手順
- Part 3. QuickTime Playerで録画できない時の原因と対処法
- Part 4. QuickTime Playerの録画で音が入らない時の原因と対処法
- Part 5. QuickTime Playerの代わりになる録画ソフト
Part1.QuickTime Playerで画面録画する手順
まず、QuickTime Playerで画面録画する方法について解説いたします。操作自体はとてもシンプルです。
手順1.事前に画面収録したいアプリケーションやファイルを開いておく。
手順2.QuickTime Playerアプリケーションを開く。
手順3.「ファイル」>「新規画面収録」を選択。スクリーンショット開くと、ツールバーが表示される。
手順4.「オプション」から保存先の設定や画面収録時の設定などを行う。
手順5.「収録」をクリックし、画面収録を開始する。
手順6.画面収録が完了したら、メニューバーの「収録を停止」ボタンをクリック。
Part2.QuickTime Playerで音声を録音する手順
QuickTime Playerには「オーディオ収録」という機能を備えており、音声のみの録音も可能です。こちらの手順についても押さえておきましょう。
手順1.QuickTime Playerアプリケーションを開く。
手順2.「ファイル」>「新規オーディオ収録」を選択。ツールバーが表示される。
手順3.「オプション」をクリックし、収録オプションを設定する。音声品質や音量を調整する。
手順4.「収録」をクリックし、画面収録を開始する。
手順5.画面収録が完了したら、「停止」ボタンをクリック。(一時停止も可能で、Optionキーを押しながら「収録」ボタンをクリックする。再開するときは、再度「収録」ボタンをクリック。)
手順6.「ファイル」>「保存」をクリックし、名前を付けて保存する。
Part3.QuickTime Playerで録画できない時の原因と対処法
もしQuickTime Playerで録画できない場合、多くはソフトウェアアップデートやMacの再起動、Macのストレージの空き容量確保などで解決できます。しかし、それでもダメな場合はプライバシー設定が影響していることがあります。
これはMacのプライバシー設定でアプリケーションの画面収録が許可されていないために起こります。そのため、以下の手順でそれを許可することで解決できます。
手順1.「Appleメニュー」>「システム環境設定」を選択し、「セキュリティとプライバシー」をクリック。
手順2.「プライバシー」タブを開き、「画面収録」をクリック。
手順3.「画面収録の対象にするアプリ」のチェックボックスにチェックを入れる。
Part4.QuickTime Playerの録画で音が入らない時の原因と対処法
QuickTime Playerで画面収録するときに、マイクの音やMacの内部音声が入らないというトラブルもよくあります。
マイクの音が入らないのは、マイクの差し込みが甘い・マイクが壊れている、という場合を除くと、マイク設定が原因ということが多くあります。収録前に、
①オプションを開く、②設定グループで「内蔵マイク(または接続している外部マイク)」を選択、の手順で設定してください。
また、Macの内部音声が入らないというケースですが、残念ながらセキュリティ保護の観点で録音できない仕様になっているためです。そのため、その他のソフトが必要になります。
Part5.QuickTime Playerの代わりになる録画ソフト
パート4のように、Macの内部音声も収録したいという場合には、それが可能なQuickTime Playerの代わりになる録画ソフトを使うのがよいでしょう。そこでおすすめなのが「UniConverter(ユニコンバーター)」です。
①UniConverterがおすすめ
このソフトは、画面収録はもちろんのこと、動画ファイルの変換や圧縮、動画の編集・書き出し、ダウンロード・再生などが可能な多機能ソフトウェアです。
画面録画は様々な機能の一つとしてあり、映像・音声を高品質に記録でき、さらにマイクと内部音声の同時録音も可能なため、QuickTime Playerの代わりとして最適なソフトウェアと言えるでしょう。
②UniConverterで画面を録画する手順
UniConverterで画面録画する方法について解説いたします。なお、事前にソフトのダウンロードとWondershare IDでのログインを済ませておいてください。
手順1.あらかじめ画面録画したいアプリケーションとUniConverterを開く。UniConverterの画面左側メニューの「画面録画」をクリック。
手順2.画面中央あたりの「画面録画」、または画面左上寄りの四角いアイコンをクリック。
手順3.画面録画のコントロールが表示される。録画したい画面領域を設定し、赤い「REC」アイコンをクリック。(プルダウンから「フルスクリーン」を選択すると全画面に設定できる)
手順4.カウントダウンが開始される。カウントダウンが終了すると録画が開始される。
手順5.録画中はコントロールが表示される。録画を停止する場合は、赤丸・白四角のアイコンをクリック。
手順6.録画停止後は、動画ファイルが「出力先」フォルダに保存される。
まとめ
QuickTime PlayerはMacに標準搭載されており、気軽に使えるという点で優れていますが、万能ではありません。万が一QuickTime Playerではうまく画面録画できないという場合には、「UniConverter(ユニコンバーター)」であればそれを解決できるかもしれません。ぜひUniConverterを使ってみてください。
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