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WMAをMP3に変換できるフリーソフトおすすめランキング
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:44:08
世の中には数多くの音声ファイルが存在しますが、中でもWMAやMP3は知名度が高いファイルとして知られています。そして、WMAからMP3へと変換させたいユーザーが少なくありません。それは一体何故でしょうか。ニーズの高まりとともに、WMAからMP3へ変換できるフリーソフトが数多く登場しています。そこで今回は、おすすめのWMAからMP3へ変換できるフリーソフトを5つ取り上げてみます。
Part 1. WMAとは?MP3との違いを解説
WMAとはWindows Media Audioを省略したものであり、マイクロソフト社が開発した音声圧縮フォーマットのことです。WMAファイルはマイクロソフト社が関連する音声再生ソフトを使用すれば、確実に再生できるようになっています。そのため、Windowsパソコンに搭載されているWindows Media Playerを使えば音声を聞くことが可能です。一方、MP3とはMPEG-1 Audio Layer-3を省略したものであり、数ある音声ファイルの形式の1つです。1993年に開発されたMP3は、汎用性の高い音声ファイルであり、様々なメディアプレーヤーで使われています。
音質
WMAとMP3の音質に、大きな差はありません。
圧縮率はWMAのほうが高く、128kbps(ビットレート)・96kbps(ビットレード)に対応しています。(ビットレート=音質を数値化したもの)
MP3に関しては128kbps以上であり、低音質の96kbps以下の音声に関してはWMAのほうがはっきり聞こえる場合もありますが、大差はありません。
互換性
WMAは、Windows向けの音声ファイルです。
互換性があるデバイスや音声プレイヤーは限られており、万が一購入する場合は「WMA互換性あり」のデバイスを購入する必要があります。
一方、MP3は様々な音楽プレイヤーやデバイスに対応しているファイル形式です。
iOS端末・Android端末のほかにも、カーナビなどでも再生ができます。
ファイルサイズ
WMAとMP3のファイルサイズは、そこまで差がありません。
しかし、ビットレートが高くなるとMP3のほうが圧縮率が高いです。
同じ音質でも、ファイルサイズを小さくしたい場合は、MP3を選びましょう。
世の中にはWMAからMP3へと変換できるフリーソフトが数多く登場しています。何故、WMAからMP3へと変換するかといえば、MP3は持ち運びに便利なデジタル携帯プレーヤーに対応した音声ファイルだからです。そのため、WMAからMP3へ変換したいユーザーが少なくありません。
Part2.WMAからMP3に変換できるおすすめフリーソフト4選
互換性が低いWMAから、さまざまなデバイスで再生できるMP3に変換する場合は、専用のソフトを使用しましょう。
おすすめのフリーソフトは、以下のとおりです。
【WMAからMP3に変換できるおすすめフリーソフト】
- UniConverter
- VLC Media Player
- Freemake Audio Converter
- Audacity
WMAからMP3に変換するならUniConverter
WMAからMP3に変換したいなら、UniConverterがおすすめです。
UniConverterは、動画・音声ファイルを変換するための専用ソフトであり、無料で利用できます。
WMAからMP3に変換できるほか、WAVなどの音声ファイルにも変換が可能です。
1,000以上のファイル形式に変換しているほか、ファイルを読み込んで変換ボタンを押すだけで作業が完了するので、初めてソフトを使う人にもおすすめです。
以下の動画では、WMAからMP3への変換方法を詳しく紹介しています。
WMA MP3変換フリーソフト②:VLC Media Player
関連記事:VLCメディアプレイヤーとは?再生以外にも便利な機能が搭載?
VLC Media Playerは、音声や動画を再生するメディアプレイヤーですが、ファイル変換もできます。
WMAからMP3への変換も可能で、変換したあとはそのまま音声プレイヤーとしても使用できます。
しかし、変換に特化したソフトではないため、変換できるファイルの種類に制限があるので注意が必要です。
WMA MP3変換フリーソフト③:Freemake Audio Converter
Freemake Audio Converterは、WMAやMP3、AACなどの音声ファイルを変換できるソフトです。
また、動画から音声を抽出することも可能です。
しかし、Freemake Audio Converterは無料版だと以下の制限があります。
【Freemake Audio Converterの制限】
- 変換時に広告が毎回表示される
- 無料版は変換速度が遅い
音質や変換できるファイルの種類は問題ありませんが、無料版では制約がいくつかあります。
関連記事:【要注意】freemakeは無料変換ソフトではない?
WMA MP3変換フリーソフト④:Audacity
Audacityは、音声編集ソフトです。
音声ファイルを読み込んで、必要な個所をカットしたりエフェクトをかけたりできます。
また、編集したファイルをエクスポートする際に、ファイル形式を選択すれば、同時に変換も可能です。
WMAファイルを読み込んで、エクスポート時にMP3への変換もできます。
しかし、変換に特化したソフトではなく、変換する際にやや手間がかかります。
日常的に音声を編集する人なら、使い勝手もいいのでおすすめです。
関連記事:Audacityでノイズを除去する方法は?Audacityの特徴や制約について紹介
Part3.オンラインでWMAからMP3に変換できるサイトはある?
専用ソフトはダウンロードする手間があるため、オンラインでWMAからMP3に変換したいという人もいると思います。
そのような人は、オンラインで変換できるサイトの利用を検討していると思います。
しかし、以下の理由からおすすめできません。
【オンラインでの変換サイトをおすすめしない理由】
- 変換時に広告が大量に表示される
- スパムサイトに誘導されることもある
- 音質が悪い
多くのサイトでは、変換時に広告が多く表示されます。
複数回削除しないと変換できない仕組みになっており、場合によってはスパムサイトが表示されることも。
また、変換できても音質が悪く、最終的には有料変換ソフトのダウンロードを促されることもあります。
そのため、最初からソフトで変換をしたほうが手間もかかりませんし、音質を変えることなく変換できます。
Part4.UniConverterを使ってWMAからMP3に変換する手順
UniConverterを使用すれば、WMAからMP3に簡単に変換できます。手順は、以下のとおりです。
【UniConverterを使ってWMAからMP3に変換する手順】
- UniConverterを起動する
- 変換したいWMAファイルを用意する
- ファイル形式をMP3に選択
- MP3に変換する
使い方も簡単で、変換までに時間もかからないので、気になる人は参考にしてください。
Step1.UniConverterを起動する
UniConverterを起動して、変換ボタンを押します。
Step2.変換したいWMAファイルを用意する
クリックすると、ファイルを読み込む画面に移動します。
ファイルは、右上のファイルボタンか直接ドラッグすることで読み込めます。
Step3.WMAファイル形式をMP3に選択
今回はWMAファイルをMP3に変換するので、WMAファイルを読み込みます。
こちらが、ファイルを読み込んだ画面です。
次に、MP3に変換するための設定をするので、赤枠の歯車マークをクリックしましょう。
こちらをクリックすると、変換形式を選択できます。MP3以外にも、さまざまな音声ファイルに対応しています。
Step4.MP3に変換する
ファイルを選択したら、変換ボタンを押しましょう。
変換が完了すると、「変換済み」というタブにファイルが表示されます。
今回は3分程度のファイルを変換しましたが、5秒程度で完了しました。
ファイルの大きさや時間によって変換速度は異なりますが、いずれも数秒で完了します。
Part5.WMAからMP3の変換にUniConverterをおすすめする2つの理由
WMAからMP3に変換できるソフトは多くありますが、そのなかでもUniConverterをおすすめする理由は以下のとおりです。
【WMAからMP3の変換にUniConverterをおすすめする理由】
- 1,000以上の形式に対応している
- 音質が選択できる
フリーソフトの利用を検討している人は、参考にしてください。
1,000以上の形式に対応している
UniConverterは、1,000以上の形式のファイルに対応しています。
音声ファイルを別の拡張子に変換できるほか、動画ファイルを音声ファイルに変換することも可能です。
また、音声ファイルはMP3以外にも、WAVやAACといった拡張子への変換もできます。
デバイスに応じて、さまざまな形式を選択できるのがUniConverterの特徴です。
音質が選択できる
UniConverterでは、ファイルを変換する際に音質を選択できます。
例えば、WMAからMP3に変換する場合は、以下のとおりです。
イメージがわかない場合は、「自動」を選択しましょう。
音質を変更したところで劇的に変わるわけではありませんが、ほかのソフトでは音質が劣ることもあるのでおすすめなポイントです。
まとめ
WMAとMP3はともに良く使われている音声ファイルですが、MP3の方がデジタル携帯プレーヤーに対応しているため使い勝手が良いです。そのような事情もあり、WMAからMP3へ変換させるフリーソフトがたくさん開発されました。変換ソフトにはUniConverterをはじめとして、様々な種類が存在します。いずれもメリットやデメリットがあるので、それぞれを比較して自分に合った変換ソフトを活用してみると良いです。
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