超詳細!ブルーレイとDVDの違いって徹底解説
編集者 Takashi • 2023-07-18 11:10:53
DVDとブルーレイは同じ大きさで挿入するドライブも同じドライブなので、どんな違いがあるのか気づかないですよね。ただし、表面的な部分は同じといっても、DVDとブルーレイには大きな違いがあります。違いを理解して使い分けたり、取り扱い方に配慮したりすることは重要です
今回の記事ではDVDとブルーレイの違いについて解説します。
Part1:ブルーレイとDVDの違いは?
DVDとブルーレイとの違いを下記の表にまとめました。大きな違いは1枚あたりに保存できるデータ容量となります。
DVD・ブルーレイ比較表
No. | 項目 | DVD | ブルーレイ |
---|---|---|---|
1 | 容量 | 4.7GB(片面1層) 8.5GB(片面2層) |
25GB(片面1層) 50GB(片面2層) |
2 | 画素数 | 720x480 | 1920x1080 |
3 | 記録用レーザー | 赤色レーザー | 青紫色レーザー |
4 | 1回記録用メディアの価格50枚 | 約1000円 | 約2000円 |
5 | 書き込み可能なドライブ価格 | 2000円台~ | 6000円台~ |
6 | 販売開始 | 1996年 | 2003年 |
7 | 寿命 | 約10年 | 約10年 |
8 | 取り扱い | ブルーレイよりも傷に強い | DVDよりも傷に弱い |
Part2:DVDが向いている人は
DVDが向いている人はとにかく動画を低価格で楽しみたい人です。
Part1のDVD・ブルーレイ比較表に示したようにメディアは2倍、ドライブは3倍の価格差があります。 したがって、コストを抑えて、画質や音質は特にこだわりがないという人に最適です。 たとえば、動画を楽しむ視聴環境が20インチ程度のテレビやパソコンのモニターというような場合ですとブルーレイの画質はオーバースペックといえるでしょう。
また、ダウンロードした動画や撮影した動画が大量にあって、日々増えていくような環境できちんとバックアップを取っていくという場合はランニングコストが安いDVDがいいでしょう。
さらに、ひんぱんにメディアを取っかえ引っかえ入れたり出したりする場合は少しの傷でも影響を受けてしまうブルーレイよりもDVDの方が安全です。
Part3:ブルーレイ(Blu-ray)が向いている人は
ブルーレイが向いている人は画質や音質にこだわりを持つ人です。
動画を最低でも40インチ以上のテレビで鑑賞する人はブルーレイの1920×1080という画素数が必要となります。再生環境も録画環境も費用はDVDに比べてかなり高くなりますが、コストよりも画質や音質を重視する人に最適なメディアです。
当然、日々増えていく高画質の動画を保存するランニング費用についてもコストがかかることを理解できることが必要です。また、メディアの取り扱いも丁寧にしてくれる方が向いています。
Part4:ブルーレイディスク(BD)・DVDの適切な保管方法
ブルーレイディスク(BD)・DVDの保管を適切に行うと10年以上保存しておくことが可能となります。
ブルーレイディスク(BD)・DVDのどちらも共通ですが、紫外線を避けます。直射日光や殺菌などに使っている紫外線ランプやキズチェックに使われているUVライト、ブラックライトなどが使われるような場所の近くには保管しないことです。
また、「高温・多湿」も避ける必要があります。日本国内だと特に梅雨時は湿気が多く、夏になると高温になってしまいますので注意が必要となります。温度と湿度を低く保つためには密閉されたボックスに除湿剤を入れ日光の当たらない場所に保管します。
ご注意
DVDやCDを大量に保管するためにこのような不織布ケースに保管することを多くの人がやっているでしょう。不織布ケースに入れることにより他のDVDメディアとこすれたりといった事故から防げます。
では、ブルーレイディスクでも同様に不織布ケースで保存すればいいのでしょうか?
実はDVD・CD用の不織布ケースは表面に凸凹があり、この凸凹がブルーレイディスクの表面に転写されて再生できなくなることがあります。ブルーレイディスクでは記録層がDVDよりも薄いためこのような事象が発生してしまいます。この事象を防ぐにはブルーレイディスクに対応した不織布ケースを利用して下さい。
まとめ
今回の記事ではDVDとブルーレイの違いから、それぞれに向いている人と保存方法について説明しました。
今回の記事を読んで頂くことにより、DVDやブルーレイディスクの特徴をしっかりと理解することにより、自分に適した光学系ディスクを選択することができるようになります。ご自分の動画の楽しみ方を考えて最適なメディアを選んで楽しんで下さい。
関連ソフトおすすめ:

-
MP4、MOV、AVI、MP3など | 1000+の動画・音楽形式に対応
-
1クリックで動画をDVDに書き込む
-
DVDを一般的な形式ファイルへ変換する
-
成長記録、結婚式、季節のイベントなど、様々なシーンに合った無料DVDメニューテンプレートを搭載
-
分かりやすいインタフェースと簡単な操作
Takashi
staff 編集者