【超実用】DVDをカーナビで再生する方法
編集者 Takashi • 2024-11-15 11:25:38
車の運転時にDVDを再生しようとしたものの、うまく再生できなかったという経験はありませんか。それは、カーナビがDVDの形式などに対応していないことが主な原因です。
この記事では、原因の紹介とその方法について紹介して参ります。
Part1.カーナビでDVDを再生できますか?
例えば、車でドライブに出かけたり遠出したりするときに、同乗者が長時間の運転に飽きないよう、カーナビでDVD再生することがあると思います。特に、子ども連れのお父さん・お母さんドライバーの方は、そういう場面が多いのではないでしょうか。
しかし、DVDを再生できなかったという経験はありませんか?実は、テレビ番組を録画したりパソコンで動画を焼いたりしたDVDだと、うまく再生できないという事例が多く存在します。この機会に原因と対策をしっかり理解しておきましょう。
Part2.カーナビでDVDが再生できない原因
原因は様々考えられますが、ここでは録画時やDVD作成時の不備にフォーカスして、3つほど原因を紹介します。
①カーナビが動画形式に対応していない
カーナビのDVDプレーヤーだと、幅広い動画形式に対応できていないという場合があります。そのため、DVDの動画の形式がマッチしていない場合には、当然ながら再生できません。そもそもDVDでの動画再生に対応していない機種もあります。
この場合、カーナビの取扱説明書をよく読み、再生可能であれば動画形式を変換しなければなりません。
②カーナビが録画方式に対応していない
例えば、CPRMというテレビのデジタル放送の「1回のみ録画可」である映像の場合、CPRM対応のカーナビでないと再生できません。他にも、AVCRECという形式の場合も、AVCREC対応のカーナビで再生する必要があります。
このような場合も、再生できる形式に変換しなければなりません。
③DVDがファイナライズされていない
ファイナライズとは、書き込みできるDVDを作成したパソコン以外の機器でも再生できるようにするための処理です。ファイナライズが出来ていないと、カーナビのDVDプレーヤーで再生できません。
この場合は、ファイナライズされていないDVDを改めてファイナライズ処理を施す必要があります。
関連記事:カーナビでDVDが再生できない時はオーサリングで解決!
Part3.カーナビで再生できるファイル形式
まず、カーナビでDVD再生可能な形式については、当然ながらその機種によって様々です。いくつかのファイル形式に対応している機種もあれば、ある特定の形式にしか対応していない機種、中にはDVDでは動画再生すらできない機種も存在します。そのため、必ずカーナビの取扱説明書をよく読むことをおすすめいたします。
その上で、現時点(2021年2月)での売れ筋機種の対応形式を観ると、MP4形式に対応しているものが多く存在します。さらにMP4形式だけを推奨している機種もあるほどです。その他、AVI、MKV、ASF、WMVに対応している機種もありますが、多くはありません。
Part4.カーナビが対応する動画形式に変換する方法
ここまでカーナビでDVDを再生する方法について考えてきましたが、どうしてもDVDを再生できない場合には、動画形式をカーナビが対応するものに変換しましょう。この最後のパートでその方法を解説して参ります。
①UniConverterがおすすめ
今回、動画形式の変換に使用するのは「UniConverter(ユニコンバーター)」というソフトです。
このソフトは、動画形式の変換をはじめとして、ファイル圧縮や動画編集・書き出し、画面録画や動画再生・ダウンロードまで、多様な機能を備えた動画変換ソフトです。
動画変換はその中の一機能ですが、音声データも含め1,000以上の形式に対応しており、主にカーナビでも再生できるMP4形式への変換も可能です。さらに、品質を劣化させずに高速処理が可能なので、とても利便性の高いソフトウェアと言えるでしょう。
②UniConverterでDVDをMP4に変える手順
それでは、UniConverterでDVDの動画をMP4に変換する手順について解説していきます。なお、事前にソフトのダウンロードとWondershare IDでのログインを済ませてください。
手順1.左メニューの「変換」をクリック。
手順2.パソコンのDVDドライブにDVDをセットし、左上の「DVD」ボタンをクリック。DVDがセットされているドライブを選択し、「DVDロードモデル」が表示されたら「全ての作品」を選択してOKをクリック。
手順3.図の①の「フォーマットを選択」をクリックし、ウィンドウが出たら②の「ビデオ」を選択。③の「MP4」を選択し、④の中からカーナビで再生可能な動画のコーデックに合わせて解像度をクリック。
手順4.「変換」あるいは「高速変換」をクリック。なお、動画編集(トリム・クロップ・エフェクト)や詳細設定(エンコーダ・ビットレート・フレームレートなど)も可能(図のピンクの囲みのアイコンをクリック)。
手順5.変換が完了後、画面上部の「変換済」を選択し、動画のフォルダアイコンをクリック、変換後の動画が格納されているフォルダが開く。
関連記事:簡単にYoutube動画をDVDに焼きカーナビ再生する方法
カーナビでのDVD再生がうまくいかなければUniConverterで変換しよう
カーナビでDVD再生できない原因とその対策について解説してきました。うまく再生できない時には、変換という少し手間がかかりますが、それをすれば再生できるようになりますのでチャレンジしてみてください。そして、変換する際には、「UniConverter(ユニコンバーター)」がおすすめです。ぜひ使ってみてください。
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