SNSやLINE、ブログなどでよく見かける「動く画像=GIF」は、ちょっとした感情表現や説明に非常に便利です。
この記事では、iPhoneやAndroid、パソコンでGIFを保存する方法はもちろん、保存できないときの対処法や、GIFを自作する方法までわかりやすく解説します。
GIFを保存したいと思っている人は、参考にしてください。
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Part1.GIFとは?
GIFとは、動きのある画像を表示できる画像形式のひとつで、正式には「Graphics Interchange Format」と呼ばれています。
JPEGやPNGと異なり、複数の画像を連続して表示させることでアニメーションのように見せられます。
ファイルの拡張子は「.gif」で、音声は含まれず、短いループ再生が基本です。
特徴としては、軽量なファイルサイズでウェブ上でも扱いやすく、SNSやチャットツールでリアクションや感情表現としてよく使われます。
また、画像内に透過処理が可能で、背景が透明なGIFも作成できます。
近年では、GIFを作成できるアプリや保存サイトも増えており、誰でも簡単に作ったり保存して使ったりできるのが魅力です。
SNSの投稿やプレゼン資料の中に取り入れることで、視覚的な印象を強めることができます。
Part2.GIFを保存する方法
GIFを保存する方法は複数あります。
iPhoneではウェブサイト上の画像を長押しして保存したり、専用のアプリを使ったりできます。
また、PCでは右クリックで保存できることが多く、GIF専用のダウンロードサイトを活用する方法も便利です。
自分の使っているデバイスや用途に合った方法を選びましょう。
保存先や保存形式にも注意しながら操作すれば、トラブルも少なく済みます。
ウェブサイトから直接GIFダウンロードする(iPhone限定)
iPhoneではSafariなどのブラウザを使って、ウェブサイト上のGIFを直接保存可能です。
やり方は簡単で、保存したいGIF画像を長押しするとメニューが表示され、「"写真"に追加」や「画像を保存」といった選択肢が出てきます。
こちらをタップすれば、GIFがiPhoneの写真アプリに保存されます。
ただし、アニメーションGIFが静止画として保存されることもあるため注意が必要です。
この場合は、保存後に動きがあるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
また、Chromeなど一部のブラウザでは正常に動くGIFとして保存できないこともあるため、状況次第ではSafariを使うとよいです。
専用アプリを使用してGIFを保存
GIFをより便利に保存・管理したい場合は、専用アプリの利用がおすすめです。
App StoreやGoogle PlayにはGIF ViewerやGIPHYといったアプリがあり、GIFの検索・保存・再生が簡単におこなえます。
特にGIF Viewerは、iPhoneの写真アルバムからGIFを一括で取り込んだり、GIPHYから直接保存できたりと機能が豊富です。
アプリごとに特徴が異なるため、使いやすいものを選びましょう。
GIF ビューア & プレーヤー
「GIF ビューア & プレーヤー」は、iPhoneやiPadでGIFアニメーションを再生・管理・共有できる高機能な無料アプリです。
写真アルバムからGIFを簡単に読み込み、7段階の再生速度調整やズーム操作、全画面再生も可能です。
保存も簡単で、専用ブラウザで保存したいGIFのサイトに飛び、長押しをするだけでできます。
また、GIFの一括インポートやアルバム管理、iTunes・Wi-Fi経由での追加にも対応しています。
再生中にフレーム切り替えができるほか、振ることで背景色を変えるユニークな機能も魅力です。
さらに、GIFを動画に変換したり、他のアプリやメッセージアプリで共有したりと多彩な活用ができます。
ダウンロードサイトを使用してGIFを保存
GIFを簡単に保存したいときは、ダウンロード専用サイトの利用が便利です。
スマホでもPCでも利用でき、アカウント登録なしで使える場合が多いのもポイントです。
保存したいGIF画像があるなら、SaveTwitterなどのサイトを使用して、保存するとよいでしょう。
SaveTwitter.Netは、X(旧:Twitter)上のGIFや動画、画像、音声を高画質で保存できる無料ツールです。
専用アプリ不要で、スマホ・PCどちらでもブラウザから簡単に操作できます。
使い方は、対象ツイートのURLをコピーして貼り付け、「ダウンロード」を押すだけ。
GIFはMP4形式に変換されて保存されるため、保存後の再生には動画プレーヤーが必要になります。
また、ツイートURLに「x2」を加えるだけでダウンロードページへ自動ジャンプできるショートカット機能も便利です。
完全無料で使える一方、著作権コンテンツの保存・利用には十分注意しましょう。
Part3.GIFの活用方法と注意点
GIFはSNSやメッセージアプリ、プレゼン資料などで活躍する便利なコンテンツです。
表情や感情、動きを視覚的に伝えるのに効果的で、投稿や資料にインパクトを与えられます。
ただし、使う場面や相手によっては不快に思われることもあるため、内容やタイミングに配慮が必要です。
ここでは、GIFの活用方法と注意点をそれぞれまとめました。
SNS・プレゼン・チャットでの使い方
GIFはSNSやプレゼン、チャットで幅広く活用可能です。
たとえば、X(旧:Twitter)やInstagramでは、リアクションや日常の一コマを伝える手段として人気があります。
LINEやDiscordなどのチャットツールでは、言葉では伝えにくい感情をGIFで補えます。
また、プレゼン資料に動きのあるGIFを挿入することで、視線を引きつけたり、操作の手順をわかりやすく示したりできることも特徴です。
ただし、ファイルサイズや再生形式によっては表示されないこともあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
相手や状況に応じて使い分けることが大切です。
保存できないときの原因と対処法
GIFを保存しようとしても、うまくいかない場合があります。
主な原因としては、ブラウザの設定で画像の保存が制限されていたり、表示されているGIFが実はMP4動画形式であったりするケースです。
また、一部のサイトでは右クリックや長押しが効かないように制御されていることもあります。
対処法としては、以下の方法が挙げられます。
- 別のブラウザで試す
- ブラウザのキャッシュをクリアする
- 専用の保存ソフト・アプリを使用する
スマホの場合は、アプリの権限設定を確認するのも効果的です。
保存形式に注意しながら、別の方法を試すことで解決できるケースが多いです。
著作権とマナーの基本
GIFを使用する際には、著作権とマナーを守ることが非常に大切です。
多くのGIFは映画やアニメ、テレビ番組など著作権のある作品から作られているため、無断で商用利用したり、再配布したりすると法的な問題が生じる可能性があります。
個人のSNSやチャットでの利用であっても、制作者の意図に反する使い方をするのは避けるべきです。
「著作権フリー」や「利用可」と記載されたものを選び、できるだけ出典を明示しましょう。
また、過激な内容や差別的な表現が含まれるGIFの使用も控えるようにし、相手の立場を尊重した適切な使い方が重要です。
Part4.Uniconverterを使用して動画をGIFに変換して保存する方法
Uniconverterは、動画や音声ファイルを変換できるソフトですが、画像の変換にも対応しています。
動画ファイルを読み込んで、画像出力をGIFにすると、画像ファイルとしての保存も可能です。
そこで、ここでは動画をGIFに変換して保存する方法をまとめました。
Step1.動画ファイルをUniconverterに読み込む
Uniconverterを開いて、変換をクリックします。
そして、GIFに変換したいファイルを読み込みましょう。
変換する際は、動画の長さが短いもののほうが時間がかかりません。
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Step2,読み込んだファイルをGIFに変換
動画を読み込んだら、変換先をGIFに設定します。
問題なければ、変換ボタンを押しましょう。
すると、変換処理が開始します。
Step3.専用フォルダに保存される
変換ボタンを押して、完了すると専用フォルダに保存されます。
どの動画ファイルでもGIFに変換できるため、保存したいものがあれば変換するとよいでしょう。
まとめ
GIFはSNSやチャット、資料などさまざまな場面で感情や動きを伝える便利な表現手段です。
GIF保存方法はデバイスによって異なりますが、アプリや専用サイトを使えば手軽に扱えます。
ただし、著作権やマナーを守り、場面に応じた適切な使い方を心がけることが大切です。
トラブルを防ぐためにも、正しい保存・使用方法を知って活用しましょう。