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OBSで音ズレが発生するときの対処法
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:16:27
YouTubeやOPENRECなどネット配信するときにライブ配信用ソフト「OBS」を利用している人は多いかと思います。OBSを利用していて録音・録画した音と画像がずれている、いわゆる「音ズレ」に困った経験をしたことはありませんか?この記事では、OBSで音ズレを起こす原因と解消方法をまとめています。もし、解決しなかった場合のオススメソフトも紹介しているので、参考にしてみてください。
Part1.OBSとは
OBSとは、PCのライブ配信用の無料オープンソースソフトウェアです。利用者が多い理由としては、対応しているOSや配信サイトが豊富なことが上げられます。主なOBSの役割は、エンコードとミックスの2つです。また、よく使われているのがゲーム実況の配信で、実際のプレイ画面を視聴者が見られるようするために使用します。他にも、ゲーム画面の隅に実況者の顔を出したり、歌声とBGMを合わせて歌配信をしたり、何かと何かを一緒に合わせられるのが特徴です。
Part2.OBSが音ズレを起こす原因
OBSで音ズレを起こす原因はいくつかありますが、その中でもよくある原因は下記の3つとなります。
①同期の不具合
OBSでは、映像と音声は別の機器でパソコンに送信します。その際に、送られてきたものがOBSで合わさるのですが、映像側と音声側で設定が違う場合と同期がスムーズに行われないことが原因で、音ズレが起きることがあります。
②fps値のズレ
FPSと呼ばれる種類のゲームをプレイしている人は聞き馴染みがあるかもしれませんが、fps値とはいわゆる「フレームレート」と呼ばれる数値です。フレームレートとは、1秒間に表示されるフレーム(コマ)数のことです。数値が高い方がなめらかな映像となります。しかし、PCのスペックによって処理できるフレーム数が異なるため、OBSで設定しているfps値とパソコンのスペックに差があるとズレが生じ、徐々に音ズレが出てきます。
③サンプリングレートのズレ
音声と映像ではサンプリングレートが異なります。そのため、バラバラで聞いたり見たりする場合は音質などの差はほとんど感じないのですが、この異なる2つを合わせようとするとズレが生じる場合があります。
Part3.OBSの音ズレ解消方法
①同期の不具合の可能性をチェックする
同期の不具合で合わない場合は、同期オフセットで数値を調整し、意図的に音声の出力を遅らせるなどして、合わせましょう。
②録画したfps値がPCスペックに合っているかを確認する
徐々に音ズレが起きる場合は、fps値を見てみましょう。高画質にしようとするとPCスペックにより生じるので、PCスペックに合わせてfps値を変更し、フレーム落ちしないようにします。
③サンプリングレートを確認する
fps値は特に問題ないが、徐々に音ズレを起こす場合は、サンプリングレートを変更してみましょう。初期設定では48kHzになっていますが、44.1kHzにすることで解消されるケースがあります。
Part4.解決しない時はどうする?
いろいろな方法を試してみても解決できない場合は、別のソフトを使ってみることをオススメします。
①UniConverter(ユニコンバーター)を使ってみる
UniConverterは、動画編集をはじめ、画面の録画や、動画の圧縮、動画変換などをするための、簡単で高速な動画変換ソフトです。Windows・Macに対応しています。
⭐特徴
動画や音声ファイルは約1,000種類以上の形式に対応。複数のファイルを一括変換できるので作業効率も上がります。
また、PCだけではくスマホやタブレットにも対応しているのでどこでも使うことが可能です。字幕編集や自動で無音カットする機能なども搭載しており、動画編集にも最適です。
さらに、UniConverterは簡単に画面録画ができます。フルスクリーン録画でも、フレームおちすることなく録画が可能なため、ゲーム実況にも向いているのが特徴です。また、録画だけでなくシステム音声も同時に記録できます。もちろん録画範囲の設定や、フレームレートの変更、オーディオ録音も可能です。ただゲーム画面を録画するだけではなく、同時録画もできるため顔出し実況などでよく見る、画面下に自分の顔をウェブカメラで撮影して出して置くこともできます。
②UniConverterで画面を録画する方法
実際に、UniConverterを使って画面録画する方法を紹介します。とても簡単です。
ステップ1. UniConverterを起動して、画面録画を選ぶ
ステップ2. 画面録画を選んで設定画面を出す
ステップ3. 設定画面で、音声の入力先などを選ぶ
マルチディスプレイの場合は、左下の四角が重なっているようなアイコンから録画するモニターを選んでください。
ステップ4. 歯車のマークを押して詳細設定する
フレームレートや、品質、フォーマットなどここで設定できます。
ステップ.5 RECボタンを押して録画スタート
設定が終わったら右上の赤いRECボタンを押して録画開始です。
関連記事:OBSで画面録画する方法を徹底解説!押さえておきたい初期設定をご紹介
まとめ
OBSで音ズレが起きるよくある原因と、解決方法をまとめました。音ズレに悩んでいる方は、試してみてください。
配信ソフトにはOBSの他にもさまざまなソフトがあり、今回紹介したUniConverterもそのひとつです。UniConverterは操作方法が簡単なうえに、高速高機能なソフトで顔出し配信や、歌配信、ゲーム実況などさまざまな配信に対応しています。UniConverterひとつで、動画のファイル変換や、字幕付け、無音カットなどの動画編集も簡単にできますので、もしOBSが使いづらい、使い方がわからない、難しいという人はぜひ一度UniConverterを使ってみてはいかがでしょうか。
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