「お気に入りの動画にウォーターマークが邪魔!」と思ったことはありませんか?特にSNSやYouTubeでコンテンツを楽しむなかで、動画を透かしなしの状態に編集して、もっとクリアにしたいと考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、ウォーターマークを消す方法は思った以上に簡単ではなく、無料ツールを選ぶとなるとさらに困難です。
そこで今回は、ウォーターマークとは何かや、ウォーターマークを無料で消せるサイトを紹介します。
Part1.ウォーターマーク(透かし)とは?
ウォーターマーク(透かし)は、動画や画像に表示されるロゴやテキスト、シンボルのことを指します。
通常、著作権保護やコンテンツの不正利用を防ぐために使用され、製作者や企業が自分の作品であることを示す役割を果たしています。
ウォーターマークは透明度が高い場合も多く、目立たない形で動画や画像全体に配置されることが一般的です。多くの写真共有サイトや動画編集アプリでも、自社ブランドを示すためにウォーターマークが自動的に追加される場合があります。
また、透かしは商業利用や無断転載を防止するだけでなく、視覚的なブランドの一部として機能し、制作者の権利を守る重要な役割も果たしています。
Part2.動画をウォーターマーク(透かし)なしにできる無料サイト
動画を透かしにできるソフトやアプリは数多く存在するものの、無料サイトはそれほど多くありません。そこで、透かしを消せる無料サイトがいくつか紹介します。
①Media.io
Wondershareが提供するMedia.ioは、動画編集と変換機能が豊富なオンラインサイトとして支持されています。
項目 |
内容 |
特徴 |
多機能でウォーターマーク以外の編集も可能 |
メリット |
複数のフォーマット対応、シンプルな操作 |
デメリット |
無料版は制限が多く、高画質保存が不可 |
おすすめ度 |
★★★☆☆ |
②Online Video Cutter
Online Video Cutterは、簡単な動画編集とトリミング機能が備わったサイトです。
項目 |
内容 |
特徴 |
基本的なカットとトリミングが簡単にできる |
メリット |
動画のトリミングと簡易編集に便利 |
デメリット |
ウォーターマーク除去には追加操作が必要 |
おすすめ度 |
★★★☆☆ |
③Apowersoftオンライン透かし消去ソフト(PicWish)
Apowersoftオンライン透かし消去ソフト(PicWish)は、多用途の動画編集とスクリーンキャプチャで知られるサイトです。とくにPCユーザーに人気です。
項目 |
内容 |
特徴 |
オールインワンの動画編集ツール |
メリット |
無料で使用可能、多機能である |
デメリット |
広告が多く、制限付きの機能もあり |
おすすめ度 |
★★★★☆ |
④Video Watermark Remover
Video Watermark Removerは専門的なウォーターマーク除去サイトで、シンプルな操作が魅力です。
項目 |
内容 |
特徴 |
ウォーターマーク除去に特化 |
メリット |
簡単でわかりやすく、処理も速い |
デメリット |
他の編集機能が少ない |
おすすめ度 |
★★★★☆ |
⑤Clideo
Clideo(クリデオ)は、ブラウザ上で使用できる無料の動画編集ツールで、シンプルな操作性が特徴です。基本的な編集機能が揃っており、初心者にも最適なツールです。
項目 |
詳細 |
対応OS |
Webブラウザ |
有料or無料 |
無料 |
特徴 |
ブラウザ上での使用が可能、インストール不要 |
メリット |
簡単操作、ウォーターマークなし、初心者に最適 |
デメリット |
高度な編集機能がない |
おすすめ度 |
★★★☆☆ |
⑥BeautyPlus
BeautyPlusはもともと写真加工アプリとしてリリースされましたが、動画編集機能をもつサイトも公開されています。とくに美肌効果が特徴です。
項目 |
内容 |
特徴 |
美肌効果やフィルターが豊富 |
メリット |
動画編集の初心者にとって使いやすい |
デメリット |
動画のウォーターマーク除去には特化していない |
おすすめ度 |
★★☆☆☆ |
Part3.動画をウォーターマーク(透かし)なしに編集する
Wondershare UniConverterは、動画・画像からウォーターマークを消す機能を搭載した多機能ツールで、動画編集のプロから初心者まで幅広く支持されています。もともと動画変換や圧縮に特化したソフトとしてスタートしましたが、現在では高度な編集機能も充実し、簡単な操作で動画から透かしやロゴを取り除くことができます。
また、カット、トリミング、字幕追加などの編集機能も備わっているため、動画を透かしなしにすると同時に動画の細かな調整が可能です。
そこで、UniConverterを使って、動画からウォーターマークを消す手順を紹介します。
UniConverterで動画からウォーターマーク(透かし)を消す手順
Step1.ウォーターマーク(透かし)を消したい動画を選択
UniConverterを起動し、画面左下に表示される「透かし除去」タブをクリックします(①)。
透かしを消したい動画を選択します(②)。
Step2.透かし消去の設定
動画内に表示される透かしを取り囲む領域を選択します。「+」の形をしたカーソルが表示されるので、始点でクリックしたのち、終点まで「+」をドラッグ&ドロップします(③)。
すると、「透かし領域」に選択した領域(オブジェクト)と時間が表示されるので、透かしがどの時間からどの時間まで表示されるのかを設定します(④)。
同じ作業を動画の終了時間まで繰り返しましょう(⑤)。
設定が完了すると、「プレビュー」ボタンを押しましょう(⑥)。
すると、AIが動画の分析を開始し、透かしを消去した動画をプレビューできます(⑦)。
Step3.透かし消去の実行
問題がなければ、「すべてエクスポート」ボタンをクリックします(⑧)。
エクスポートが完了すると、画面左下に「成功」と表示されます(⑨)。
Part4.ウォーターマーク(透かし)を消すことについてよくある質問
Q:ウォーターマーク(透かし)を消すことは違法ですか?
ウォーターマークを消す行為自体は、法律に違反するとはいえません。しかし、透かしなしに編集した動画の活用次第では、著作権に違反してしまうケースが起こりえます。透かしなしの状態に改変したとしても、その動画の制作者が著作権を有しています。そのため、こうした動画を自分が制作した動画として配布あるいは販売することは著作権法に違反します。これは、制作者からウォーターマークの除去を許可された場合でも同様です。最悪の場合、著作権者から訴訟を起こされるリスクがあります。
そのため、動画を透かしなしに編集したとしても、私的利用にとどめておきましょう。
まとめ
動画からウォーターマークを消すための無料サイトをいくつか紹介しました。こうしたサイトは無料で利用できるというメリットがある反面、機能が限定的であったりセキュリティに不安があったりします。
編集機能の充実度や操作性でおすすめのツールがWondershare UniConverterです。UniConverterdであれば、高品質なエンコード技術を活かし、画質を保ちながら効率的にウォーターマークを消すことが可能です。
また、カットや字幕の追加などの多彩な編集機能も備えているため、一つのソフトで幅広い編集が可能です。ウォーターマークを消しつつ、クリーンでプロフェッショナルな動画を作成したいは、ぜひUniConverterの多彩な動画編集機能をお試しください。