昨今はYouTubeにもショート動画だけでなく縦型配信も追加されるなど、スマホで動画を楽しむという文化が急速に発展しています。
カメラ機能もどんどん進化しており、SNSにどれだけ高画質な動画を投稿できるかに挑戦している人も少なくないのではないでしょうか。
ただ、スマホで撮影した動画はどうしても尺が長くなりがちなので、投稿したり共有する際にはどうしてもトリミングをしなければいけませんよね。
そこで本記事では、androidで撮影した動画をトリミングできる機能やアプリについて解説します。
複数通りのトリミング方法を解説するので、自分の用途にあったトリミングの仕方を見つけてみてください。
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Part1.androidに標準搭載されているアプリで動画をトリミングする方法
まず最初は、すでにandroidに標準搭載されているアプリを使用して動画をトリミングする方法を解説します。
使用するアプリはGoogleの「フォト」と「ギャラリー」の2種類なので、どちらか使いやすい方のアプリを用意して次の項目を読んでみてください。
Googleフォトで動画をトリミングする手順
Step1.「フォト」アプリを開き、トリミングしたい動画をタップする
Step2.「編集」をタップ
Step3.バーの開始位置と終了位置を設定し「コピーを保存」をタップすればトリミング完了
フォトという名前で混乱するかもしれませんが、実は動画もトリミングのみであればこのように簡単におこなうことができます。
ギャラリーで動画をトリミングする手順
続いて、もう1つの標準搭載アプリ「ギャラリー」を使用して動画をトリミングする方法を解説します。
Step1.ギャラリーを開き、トリミングしたい動画をタップ
Step2.動画が再生されたら、下側にある鉛筆のマークをタップ
Step3.バーで開始地点と終了地点を調整し「保存」をタップすればトリミング完了
こちらも同様の手順で簡単に動画をトリミングすることができます。
ただトリミングをおこなうだけで問題なければ標準搭載のアプリを使用すれば完了しますが、もしそれ以上の編集もおこないたい方は、次から紹介する動画編集アプリを検討してみてください。
Part2.androidで使用できる高機能な動画編集アプリ3選
ここからは、ただ動画をトリミングするだけでは機能が足りないと感じる人に向けて、トリミングから他の編集機能まで搭載しているスマホアプリを紹介します。
※本記事ではandroid向けのスマホアプリを紹介していきます。
簡単操作でトリミングから編集までがおこなえるアプリ【Filmora】
Filmoreは、編集初心者でも簡単に動画のトリミングや分割、結合などがおこなえる動画編集アプリです。 動画の回転や逆再生などもおこなえるので、撮影した動画をショート動画風にトリミング+編集することも簡単におこなえます。 音源やテンプレートも豊富なため、動画編集が初めての方や、まずは簡単なトリミングから始め、ゆくゆくは動画編集もしっかりとおこないたい方にはおすすめのスマホアプリと言えるでしょう。 |
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対応OS |
Android / iOS |
特徴 |
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・メリット
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デメリット
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縦向きのままでトリミングなどの編集がおこなえるスマホアプリ【Power Director】
Power Directorは、簡単な操作で動画のトリミングがおこなえる他、縦型動画を縦向きのままで編集できる「縦向き編集モード」も搭載したスマホアプリです。 昨今のショート動画の人気にあわせて縦型編集に対応したため、PCに比べると画面がかなり小さいスマートフォンでも十分に細かな編集がおこなえるようになりました。 簡単な切り抜きから本格的な編集までおこなえるため、スマートフォンで動画を編集することが多いという方にはPower Directorをおすすめします。 |
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対応OS |
Android / iOS |
特徴 |
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・メリット
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デメリット
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トリミングやエフェクトなど、ショート動画の作成に最適【CapCut】
CapCutは、トリミングや分割などの基本的な機能からAIを使ったスタイル変更機能、充実したBGMやエフェクトなど、ショート動画の作成に特化したスマホアプリです。 CapCutで編集した動画はそのままTikTokなどのSNSに投稿もできるため、ほとんど編集をしない場合でもCapCutでトリミングだけでもしておけば、いつでも投稿or共有をおこなうことが可能です。 スマートフォンで動画を加工することが多い方、特にショート動画の投稿に注力している人にはCapCutをおすすめします。 |
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対応OS |
Android / iOS |
特徴 |
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・メリット
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デメリット
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Part3.動画のトリミング以外の高度な編集にはWondershare UniConverterがおすすめ
ここまではandroidで動画をトリミング・編集する方法を中心に紹介してきましたが、中には「スマホアプリでできる編集には限界があるから、PCで編集がしたい」という方もいるのではないでしょうか。
ここからは、そんな方に向けてPCで動画のトリミングや高機能な編集、形式変換などがおこなえるUniConverterについて紹介していきます。
UniConverterの特徴は以下の通りです。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
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・メリット
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デメリット
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以降の項目では、このUniConverterを使用してできるスマホアプリよりも便利なトリミングをおこなう手順や、その他,UniConverterでおこなえる動画編集に便利な機能を紹介します。
UniConverterで動画をトリミングする手順
Step1.ホームから「カッター」をクリック
Step2.動画をドラッグ&ドロップで読み込ませる
Step3.シークバーを移動させてトリミング位置を決める or 動画上部のボタンでトリミングの開始位置、終了位置を決めて「分割」をクリック
※トリミングされた部分は右側の「セグメントリスト」に蓄積されていきます
Step4.セグメントリストからエクスポートしたい動画を整理し「エクスポート」をクリック
※トリミング後の動画からも開始時間、終了時間を変更できます
※「1つのファイルに結合」にチェックを入れることで、セグメントリスト内の分割された動画を1つの動画としてエクスポートできることが「カット」機能の特徴です
他のスマホアプリであれば編集機能の中にあるこれらの機能を使いこなさなければなりません。
しかしUniConverterならこの便利なトリミング機能が独立しているので、余計な機能に混乱することなく簡単に高度なトリミングをおこなうことが可能です。
その他、Wondershare UniConverterが持っている便利な機能
ここでは、その他UniConverterが持っている動画編集に便利に使用できる機能を紹介します。
・テキスト挿入やオーディオ挿入、透かしの挿入などの簡単な編集機能
・品質を落とさずに動画を圧縮する機能
・AIを使って動画の画質を補正する機能
・複数ファイルの結合機能
・字幕を自動生成、翻訳できる機能
・テキストを音声に変換、音声をテキスト(字幕)に変換する機能
その他、計30以上の機能が搭載
スマホアプリでは実現できない高機能さをPCソフト「Wondershare UniConverter」は持っているので、スマホアプリでは物足りなくなった方はぜひ使用を検討してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は動画のトリミングや編集がおこなえるスマホアプリについて解説しました。
今や動画はPCだけのものではなく、スマートフォンで撮影した動画をスマートフォンでトリミング・編集して投稿することが主流になっています。
androidに標準搭載されているアプリでもトリミングだけであればおこなうことが可能ですが、より高度な編集機能を求める方はぜひ他のスマホアプリやPCソフトを検討してみましょう!