動画編集や変換に便利な「XMedia Recode」。
多機能でありながら無料で利用できるため、多くのユーザーに支持されています。
しかし、初めて使用する方にとっては、使い方やダウンロード方法がわかりにくいことも。
この記事では、XMedia Recodeの基本的な使い方からダウンロード方法、さらに「使えない」「動かない」といったトラブルが発生した際の対処法についても詳しく解説します。
スムーズに動画編集を始めるための情報をぜひ参考にしてください。
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Part1.XMedia Recodeとは？メリット・デメリット
XMedia Recodeは、無料で利用できる多機能な動画編集・変換ソフトです。
対応するフォーマットが非常に豊富で、MP4やAVI、MKV、MOVなど、ほとんどの動画形式に対応しているのが特徴です。
動画の形式を変換するだけでなく、簡単な編集やクリッピング、字幕の追加、ビットレートの調整も可能です。
インターフェースはシンプルで直感的に操作できるため、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されています。
また、Windows環境での動作が安定しており、さまざまなデバイス向けの出力設定も用意されています。
XMedia Recodeのデメリットとして、日本語でのサポートが不完全な点が挙げられます。
ユーザーインターフェースは日本語対応していますが、一部のメニューやエラーメッセージは英語のままの場合があり、英語に不慣れなユーザーにはやや使いにくいと感じることがあります。
また、動画の切り抜きや字幕追加などの基本的な編集機能は揃っているものの、高度なエフェクトやトランジション効果などを求めるユーザーには物足りない面があることも事実です。
さらに、ソフトのアップデートが少ない場合があり、最新のフォーマットに対応していないことがあるため注意が必要です。
Part2.XMedia Recodeのインストール方法
XMedia Recode日本語版をダウンロードすることはできません。
一般的に、インストールする際はXMedia Recodeを英語でインストールし、ソフト起動後に日本語版に設定します。
- XMedia Recode公式ダウンロードページにアックセスし、自分のパソコンに合ったバージョンを選択して「Download」をクリック
- ダウンロードした「XMedia Recode.exe」を実行
- 「Select Setup Language」が表示されます。日本語が選択できない場合、「English」のまま「OK」をクリック
- 「I accept the agreement」を選択し、「NEXT」をクリック
- スタートメニューへショートカットを登録するかと指定したら、「Next」をクリック
- 「Install」をクリックしてXMedia Recodeをインストール
- インストールしたXMedia Recodeを起動して「Options」→「Preferences」→「Language」の順にクリック
まずはXMedia Recode公式ダウンロードページにアクセスし、自分のOSに合うバージョンを選択してダウンロードをクリックします。
ダウンロードしたら、「XMedia Recode.exe」を実行します。
その後、「Select Setup Language」が表示されますので、設定を日本語に変更しましょう。
もしも選択できない場合は、「English」のまま「OK」をクリックしてください。
次に、「I accept the agreement」を選択して「NEXT」をクリックしてください。
次に、「Next」をクリック後、「Install」をクリックしてXMedia Recodeをインストールします。
インストールしたXMedia Recodeを起動して「Options」→「Preferences」→「Language」の順にクリックすると、日本語を選択できます。
日本語を指定した後は、「OK」をクリックしてください。
これでXMedia Recodeのダウンロードとインストールが完了です。
Part3.XMedia Recodeの設定方法と使い方
XMedia Recodeは、動画や音声の変換・編集を簡単に行えるフリーソフトですが、初めて使う方にとっては、設定方法や使い方が少し難しく感じることもあります。
ここでは、XMedia Recodeを初めて使う方にも分かりやすいように、基本的な設定方法や使い方をステップごとに詳しく解説します。
これを参考にして、最適な設定で効率よく動画や音声の変換・編集を行いましょう。
1.変換するファイルを読み込む
まずは、ツールバー上にある「ファイル」ボタンをクリックし、変換したいファイルを選択します。
次に、ツールバーに表示されている「ディスクを開く」をクリックし、「メディアを開く」から「ドライブ」欄で変換元の DVD / Blu-ray が入っているドライブを指定してください。
Web上の動画を直接変換する際は、上部のタブを「ネットワーク」に切り替えて、変換する動画のURLを指定してください。
複数のファイルを一度に変換し、登録したファイルを全て同じフォーマットにしたい場合は、リストに登録したファイルの全てを選択してください。
2.変換先のフォーマットを選択する
次に、画面中段の左側にある「形式」タブから変換先のフォーマットを設定してください。
形式欄から変換先のフォーマットを指定した後は、変換後のファイルが動画である場合、ファイルから映像のみを抽出する場合、音声のみを抽出ができます。
3.映像の設定を行う
次に、「形式」タブから「映像」をクリックします。
圧縮の際に使用する コーデック、言語、フレームレート、レート制御モード、ビットレート / 品質、GOPの長さなどを設定し、完了させてください。
4.動画編集
XMedia Recodeを使って動画ファイルを編集する場合、まずは編集したい動画をXMedia Recodeに読み込み、その後「映像」タブをクリックします。
その後、映像の編集画面が表示されますので、自分のニーズに応じた出力モードやコーデック、フレームレートなどを変更してください。
音声ファイルを編集する際も同様に、編集したい動画を読み込んだ後、「音声トラック」タブから音声トラックの出力モード、コーデック、ビットレート等を設定してください。
5.動画変換
XMedia Recodeで動画を編集する際は、まずはトップ画面の「ファイル」から変換したい音声・動画ファイルを読み込みます。
その後、「形式」タブから変換先のプロファイル、形式、ファイル拡張しを設定してください。
設定が完了したら、「出力ストリーム形式」タブから「映像のみ」or「音声のみ」を選択し、「リストに追加」→「エンコード」をクリックしてください。
すると、指定した形式で変換が開始されます。
Part4.XMedia Recodeが使えない時におすすめソフト
XMedia Recodeが使えない、またはうまく動作しない時には「UniConverter」が便利な代替ソフトとしておすすめです。
UniConverterは、高速かつ高品質で動画の変換ができる多機能なソフトで、対応するファイル形式も非常に豊富です。
また、簡単な操作性と直感的なインターフェースで、初心者でも手軽に利用できます。
さらに、動画の編集機能やDVD作成機能も搭載されており、一つのソフトでさまざまな用途に対応できる点が魅力です。
UniConverterで動画ファイルを変換する方法
Step1. まずはUniconverterを開き、「変換」ボタンをクリックします。
Step2. すると、次のような画面が表示されますので、変換したいファイルを追加してください。
Step3. ファイルの追加が完了しましたら、画面左下に表示されている「出力形式を一括指定」をクリックしてください。
Step4. 変換したい方法を選び、「変換」をクリックします。
Step5. 変換が完了すると、上部の「変換済」タブに動画が追加されます。
画面左に表示されているファイルアイコンをクリックすると、変換されたファイルが保存されたフォルダーが開きます。
UniConverterで動画を編集する方法
UniConverterの動画編集きのうでは、トリミング、クロップ、透かし、エフェクト、字幕の挿入/編集、オーディオ調整などさまざまな編集が可能です。
Step1. まずは、UniConverterを開いて「動画編集」をクリックします。
Step2. すると、次のような画面が表示されます。
Step3. 画面上部のファイルマークから編集したい動画ファイルを選択し、アップロードしてください。
Step4. 編集は「編集」タブから行うことも可能です。
Step5. お好きなように動画を編集した後は、「開始」をクリックしてください。
画面上部の「完了」タブに動画が表示されたら、変換完了です。
画面右側に表示されているファイルマークから保存先に飛び、動画を確認してみてください。
Part5.XMedia Recodeに関するよくある質問
最後に、XMedia Recodeに関するよくある質問に回答していきます。
Q1：XMedia Recodeで何ができますか？
XMedia Recodeでは、動画や音声ファイルのフォーマット変換、簡単な編集、クリッピング（切り出し）、字幕の追加、ビットレートや解像度の変更などが可能です。
豊富なフォーマットに対応しているため、MP4、AVI、MKV、MOVなどの主要な動画形式を自由に変換できます。
また、トリミングや音声トラックの追加・削除、画質調整、音量の変更など、動画編集に必要な基本的な機能も備えています。
こうした多機能性から、初心者からプロまで幅広いユーザーに利用されています。
Q2：XMedia Recodeで映像を切り出すには？
XMedia Recodeで映像を切り出すには、編集機能を使用します。
まず、ソフトに動画を読み込んでから、編集タブを開きます。
次に、切り出したい部分の開始時間と終了時間を指定。
「範囲の選択」ツールを使うと、プレビュー画面で指定部分を確認しながら設定できます。
設定が完了したら、「エンコード」をクリックして出力します。
指定した範囲だけが切り出され、新しいファイルとして保存される仕組みです。
このように簡単な操作で、不要な部分を除いた動画を作成できます。
Q3：XMedia Recodeで動画を結合できますか？
XMedia Recode自体には動画結合機能がないため、複数の動画ファイルを直接結合することはできません。
ただし、エンコード設定を同じにした複数の動画を個別に変換し、その後、他の動画編集ソフトを使用して結合する方法が一般的です。
例えば、AviDemuxなどのフリーソフトと併用することで、XMedia Recodeで変換した動画を無劣化で結合することが可能です。
結合を考える場合は、事前に同じフォーマットと解像度で動画を揃えることが推奨されます。
Q4：XMedia RecodeでTSをMP4に変換する方法は？
XMedia RecodeでTSファイルをMP4に変換するには、まず「ファイルを開く」でTSファイルを選択し、読み込みます。
次に、出力フォーマットで「MP4」を選択します。
続いて、ビデオコーデックやオーディオコーデックを指定し、必要に応じてビットレートや解像度を設定。
「プレビュー」で設定内容を確認し、問題がなければ「キューに追加」をクリックします。
最後に、「エンコード」ボタンを押すと変換が開始され、TSファイルがMP4形式に変換されます。
変換速度はファイルの長さや設定によりますが、シンプルな操作で変換が可能です。
まとめ
XMedia Recodeは、無料でありながら多機能で使い勝手の良い動画編集・変換ソフトとして、多くのユーザーに利用されています。
使い方をマスターすれば、動画のフォーマット変換や簡単な編集もスムーズに行えます。
この記事で紹介したダウンロード方法や操作手順、そして使えない時の対処法を参考にして、トラブルを回避しながら効率的に動画編集を楽しんでください。
日常的な動画作成やプロジェクトに役立つツールとして、ぜひXMedia Recodeを活用しましょう。
