Instagramは、画像や動画を共有できる人気のプラットフォームで、フィード投稿、リール、ストーリーズといったさまざまな形式でコンテンツをシェアできます。
それぞれの形式には推奨される画像サイズや解像度が定められており、これらを守ることで、より魅力的な投稿を作成することが可能です。
そこで今回は、Instagramで最適な画像サイズと、そのサイズを変更する方法について詳しく解説します。
Part1.Instagram(インスタグラム)に投稿できる画像のサイズ
Instagram(インスタグラム)に投稿する際は、投稿の形式ごとに適切な画像のサイズや解像度が異なります。各投稿の特徴に合ったサイズで、見やすく美しいコンテンツを作成しましょう。
プロフィール・ハイライトアイコン
Instagramでユーザーのページにアクセスしたときに、左上に表示されるのが「プロフィール画像」です。また、インスタストーリーズをプロフィール上に表示させるのが「ハイライトアイコン」です。
プロフィール画像、ハイライトアイコンの画像の推奨サイズはともに、320×320ピクセルで、画像は円形に自動でトリミングされます。
フィード投稿
Instagramのホーム画面に表示されるのが「フィード投稿」です。Instagramのフィード投稿では、正方形(1080×1080ピクセル)が一般的ですが、横長や縦長の画像も投稿可能です。横長の場合は1080×566ピクセル、縦長は1080×1350ピクセルが推奨されます。
リール投稿
リールとは、ショートムービー用の形式ですが、画像だけを使ってリールを作成することも可能です。複数の画像を選択し、画像に見合った音楽を挿入することで、ちょっとしたショートムービーが作成できます。
リールは縦長の動画形式が基本となり、画像のサイズも動画に準じています。そのため、推奨サイズは1080×1920ピクセルです。スマホ全画面で表示されるため、高解像度の画像を使用することが重要です。
ストーリーズ
ストーリーズとは、60秒以内の短い動画で、24時間以内に自動的に削除されます。ストーリーズもリール同様に、複数の画像で動画を作成することが可能です。
ストーリーズもリールと同様に縦長の動画が適しています。画像のサイズを動画のサイズに合わせる必要があるので、推奨サイズは1080×1920ピクセルとなっています。動画が画面いっぱいに表示されるため、重要な要素が端に配置されないように注意しましょう。
Part2.Instagram(インスタグラム)に投稿できる画像のサイズを変更する方法
Instagramに最適な画像サイズに調整することで、投稿の見栄えをアップさせることができます。ここでは、サイズ変更のさまざまな方法を紹介します。
①公式機能で画像のサイズを変更
Instagramのアプリには、簡単なサイズ変更機能が備わっています。投稿時に画像をピンチインやピンチアウトすることで、表示範囲を調整可能です。
とくにフィード投稿では、縦長や横長、正方形のいずれにも対応できるように、投稿時に自由にトリミングできます。
ただし、細かいサイズ変更や解像度の調整まではできないため、最適な比率にするには外部ツールでの事前の編集が推奨されます。リールやストーリーズにもこの機能は適用できますが、アスペクト比の変更には限界があるため、縦長の1080×1920ピクセルが最も適した形式です。
②オンラインサイトで画像のサイズを変更
オンラインサイトを使ってInstagramの画像サイズを変更する方法は、とくに便利です。代表的なツールには「Canva」や「Fotor」などがあります。
これらのサイトでは、インターネット環境さえあれば、どのデバイスからでも画像のリサイズが可能です。Instagram専用のテンプレートを備えているサイトも多く、フィード、リール、ストーリーズ向けの適切なサイズをワンクリックで選択できます。
また、操作が非常に簡単なため、初心者でも直感的に使えるのが魅力です。編集後の画像は、そのままダウンロードしてInstagramにアップロードすることができるため、時間をかけずに作業を進めることができます。
③サードパーティ製アプリを使って画像のサイズを変更
スマホで画像を編集する場合、サードパーティ製のアプリが非常に便利です。「Inshot」や「Adobe Express」など、無料で高機能なアプリが多数提供されています。これらのアプリは、画像のリサイズだけでなく、トリミングやフィルター、明るさやコントラストの調整など、幅広い編集機能を備えています。
とくにInstagramの画像サイズに最適化された設定もあり、アスペクト比を簡単に変更できます。Instagramのフィード用に正方形の画像を作成したり、リールやストーリーズ向けの縦長画像をすばやく準備したりすることができます。
④PC用ソフトを使って画像のサイズを変更
より細かい編集が必要な場合は、PC用の編集ソフトが役立ちます。「Adobe Photoshop」や「GIMP」などのソフトウェアは、プロフェッショナルなレベルの編集機能を提供し、サイズ変更だけでなく、画質や解像度の調整、色補正なども行えます。
Instagramの投稿用に最適な1080×1080や1080×1920のピクセルサイズを指定することで、正確な比率と高品質な画像を作成できます。また、複数の画像を一度にリサイズできるバッチ処理機能も備えているため、時間を節約しつつ大量の画像を編集することが可能です。
PCソフトは高度な機能が必要な場合や、大量の画像を扱うプロジェクトに最適で、最も柔軟で精度の高い編集を提供します。
Part3.Instagram(インスタグラム)に投稿する画像を補正する方法
Instagramに投稿する画像は、クオリティが重要です。Wondershare UniConverterは、AIモデルを活用した高度な画像補正機能を提供しており、簡単な操作でプロフェッショナルな仕上がりにできます。
このツールは、画像の明るさやコントラスト、色合いを自動で最適化し、質感や鮮明さを引き出すフィルターを搭載しています。とくにAIモデルによる補正は、画像のディテールを保持しつつ、自然な仕上がりを実現します。それだけでなく、Wondershare UniConverterはAIで画像やイラストを生成できます。
そこで、UniConverterを使って画像を補正する手順を紹介します。
UniConverterで画像を補正する手順
Step1.補正する画像を選択
UniConverterを起動し、画面中央に表示される「画像アップスケーラー」をクリックします(①)。
画面中央から、補正したい画像を取り込みます(②)。
Step2.補正のためのAIモデルを選択
適応するAIモデルを選択します。たとえば、古い写真の場合、「色補正」を選択します(③)。
「プレビュー」ボタンをクリックし、補正後の画像を確認します(④)。
左側に補正前の画像、右側に補正後の画像が表示されます(⑤)。
Step3.補正の実行
適用するAIモデルに問題がなければ、「エクスポート」ボタンをクリックしましょう(⑥)。画像の補正が実行され、補正後の画像はローカルフォルダに保存されます。
Part4.Instagram(インスタグラム)に投稿できる画像に関するよくある質問
Q:Instagram(インスタグラム)で画像を投稿しましたが、見切れてしまいます。原因として何が考えられるのでしょうか?
フィード投稿では一度に複数の画像を投稿が可能ですが、異なるアスペクト比の画像を選択すると、1枚目の画像のアスペクト比に合わせて2枚目以降の画像が自動的にトリミングされてしまいます。
そのため、複数枚の画像を一度に投稿する際には、画像のアスペクト比に違いがないか確認しましょう。違いがある場合には、画像のアスペクト比をそろえるか、画像を別々に投稿すると良いでしょう。
まとめ
Instagramに投稿できる画像サイズは、フィード投稿、リール、ストーリーズなどの形式によって異なります。Instagramにも画像サイズを調整する機能はありますが、細かい調整ができず、使用できるフィルターも限られています。
Wondershare UniConverterは、動画/音楽/画像等のファイルを変換できるファイルコンバーターです。UniConverterにはAI技術を駆使した画像の補正機能が搭載されているため、色補正やカラー化など、さまざまな補正が可能です。
古い写真をInstagramにアップロードしたい方は、UniConverterの画像補正機能を試してみてください。