Instagramでは、フィード投稿やストーリーズ、リールなど、さまざまな形式で動画をシェアすることができますが、それぞれに適したサイズや解像度を知ることは重要です。
適切なサイズで投稿することで、視覚的なクオリティが高まり、フォロワーに効果的にメッセージを伝えることができます。
そこで今回は、Instagramで推奨される動画のサイズを紹介し、公式機能を使ったサイズ調整方法について詳しく解説します。
Part1.Instagram(インスタグラム)に投稿する動画の規格は
Instagramで動画を投稿する際、規格を守ることで高品質なコンテンツを作成できます。Instagramでは、フィード投稿やリール投稿、ストーリーズなど、さまざまな形式で動画を投稿することが可能であり、サイズ、解像度、時間に関する規格も異なります。
①フィード投稿
Instagramのホーム画面に表示されるのが「フィード投稿」です。フォローしているアカウントの投稿やおすすめ投稿が表示されます。これに対して、
②サイズ
フィード投稿におけるアスペクト比は、スクエア(1:1)、縦長(4:5)、横長(1.91:1)に対応しています。推奨されるピクセル数はそれぞれ、スクエアが1080×1080ピクセル、縦長が1080×1350ピクセル、横長が1080×566ピクセルです。
④解像度
フィード動画の解像度は、最低でも1080ピクセルが推奨されます。低解像度の動画は自動的に圧縮され、画質が劣化する可能性があるため、高解像度での投稿が望ましいです。
⑤時間
フィード投稿の動画の長さは、3秒から10分までの範囲です。10分を超える動画はIGTVを利用し、最大60分まで対応することができます。
⑥リール投稿
リールとは、Instagramに投稿できるショートムービーです。
⑦サイズ
リール投稿におけるアスペクト比は、縦長(9:16)に対応しています。推奨されるピクセル数は1080×1920ピクセルです。
⑧解像度
リール投稿の解像度は、最低でも1080ピクセルが推奨されます。これは、スマホ画面全体に表示される大きさとなっています。
⑨時間
リール投稿の動画の長さは、15秒、30秒、60秒、90秒から選ぶことが可能です。
⑩インスタストーリーズ
ストーリーズとは、60秒以内の短い動画で、24時間以内に自動的に削除されます。
Part2.Instagram(インスタグラム)の動画のサイズを変更する方法
Instagramに動画を投稿する前に、動画のサイズを規格に合うように編集する必要があります。動画のサイズを変更する方法として、次のものが挙げられます。
①Instagram(インスタグラム)の機能を使う
Instagramの公式機能を使って動画のサイズを調整する方法は、投稿時の編集画面で簡単に行えます。フィード投稿やストーリーズのいずれにおいても、投稿中に適切なサイズ調整が可能です。投稿したい動画をInstagramに取り込み、指で動画のサイズを調整することが可能です。
非常に簡単である反面、アスペクト比などを細かく変更できません。そのため、以下で紹介する方法を使って、動画のアスペクト比を変更することが可能です。
②オンラインサイトを使う
Instagramに最適な動画サイズに変更するためには、オンラインサイトを使うのも便利な方法のひとつです。これらのサイトでは、専門知識がなくても簡単に動画のアスペクト比や解像度をInstagramの規格に合わせて調整できます。
たとえば、「Kapwing」や「Clideo」などのオンラインツールは、ブラウザ上で動画をアップロードし、フィードやストーリーズに適したサイズにリサイズする機能を提供しています。
これらのサイトは、9:16(ストーリーズ)や1:1(フィード投稿)など、Instagramに推奨されるアスペクト比をワンクリックで選択でき、画質を保ったまま最適化が可能です。
またオンラインツールを使えば、面倒なソフトウェアのインストールも不要で、スマホやPCから手軽にアクセスできるのも利点です。
③スマホアプリを使う
Instagramの動画サイズを簡単に変更する方法として、スマホアプリを利用することが挙げられます。専用の動画編集アプリは、手軽に動画のアスペクト比や解像度を調整でき、フィード投稿やストーリーズに最適なサイズへリサイズできます。
代表的なアプリには「InShot」や「VivaVideo」などがあり、9:16(ストーリーズ)や1:1(フィード)のサイズ変更が簡単に行えます。アプリを使えば、動画のカットや音楽の追加、フィルターをかけるなどの編集も可能で、Instagramにアップロードする前に手軽に仕上げられます。
スマホでの操作に特化しているため、どこでも素早く作業ができる点も魅力です。動画の調整が完了したら、そのままInstagramに投稿できる機能があるアプリも多く、利便性が高いです。
④PC用ソフトを使う
Instagramの動画サイズを調整する際、PC用ソフトを使う方法も効果的です。とくに、より高度な編集や高画質の動画制作を求める場合、PCソフトの利用はおすすめです。
代表的なソフトには「Adobe Premiere Pro」や「DaVinci Resolve」などがあり、これらを使えば、自由自在にアスペクト比を変更したり、フィード用の1:1やストーリーズ用の9:16といったInstagramに最適なサイズへ簡単にリサイズしたりすることが可能です。
さらに、音声編集やカラコレクションなど、細かな調整も可能で、プロフェッショナルなクオリティの動画を作成することができます。また、PCソフトは処理能力が高いため、大容量の動画ファイルでもスムーズに作業が進められます。動画の完成後、そのままInstagramに投稿するためのファイル形式に変換することも簡単です。
Part3.高画質でInstagram(インスタグラム)の動画のサイズを編集する手順
Instagram用の動画サイズを簡単に編集したいときにおすすめのツールがWondershare UniConverterです。UniConverterは、初心者からプロまで使いやすいインターフェースを備えており、さまざまな動画フォーマットに対応しています。
Instagramの推奨アスペクト比である1:1(フィード投稿)や9:16(ストーリーズ)にワンクリックでリサイズできる「オートリフレーム」機能があり、解像度やファイルサイズの調整も簡単に行えます。
さらに、トリミングやカット、字幕の追加、音声の調整など多機能なAI編集ツールが充実しており、動画の仕上がりを細かくコントロールできます。
そこで、UniConverterを使って、動画をInstagramの規格サイズに調整する手順を紹介します。
Step1.リサイズしたい動画を読み込む
UniConverterを起動し、画面左に表示される「ツール」タブをクリックします(①)。
画面を下にスクロールし、一番下に表示される「オートリフレーム」タブをクリックします(②)。
Instagramに投稿したい動画を読み込みます(③)。
Step2.オートリフレーム機能の設定
動画がUniConverterに取り込まれると、画面右に表示される「アスペクト比」からアプリと投稿形式を選択できます。アプリを「Instagram」に、投稿形式を「ストーリー&リール—9:16」にし、「分析」ボタンをクリックします(④、⑤)。
Step3.オートリフレーム機能の実行
「エクスポート」ボタンを押すと、Instagramの投稿形式に合うようリサイズされた動画が保存されます(⑥)。
まとめ
Instagram(インスタグラム)は投稿形式ごとに、動画のサイズ、解像度、時間に関する規格は異なります。Instagram自体にも動画を編集する機能が搭載されているものの、細かく変更できません。そのため、あらかじめInstagramへの投稿用に動画を撮影する必要があります。
Wondershare UniConverterがあれば、たとえInstagram用に動画を撮影していなくても、投稿形式に合致するようなサイズに動画を調整してくれます。AI技術を活用した便利なオートリフレーム機能をぜひ試してみてください。