【意外と簡単】好きな映画をDVDに焼きたい!
by Takashi • 2022-08-19 10:01:45 • Proven solutions
名作と言われる映画は繰り返し見ても飽きませんし、むしろ新たな発見があって認識を改めることもあります。また、古代の設定なのに飛行機雲が映っていたり、カメラマンが映り込んでいたりといった撮影者側の意図しないミスを発見する楽しみもあったりします。名作の映画はネット配信やレンタルDVDで鑑賞することができますが、ネット配信の場合は配信終了や会員を辞めたりすると観ることができなくなりますし、レンタルの場合は再度借りる必要があります。
そんな不都合はDVDに焼くことで解消することができます。今回は映画を保存するためにDVD作成する方法を説明します。
- Part 1. 映画をDVDに焼くメリット
- Part 2. 映画をDVDに焼く際の注意点
- Part 3. 映画をDVDに焼く最適なソフト
- Part 4. DVD作成ソフトオススメ(Windows&Mac)
Part1. 映画をDVDに焼くメリット
映画をDVDに焼くことをオススメする理由は以下の通りです。
- 無料で繰り返し視聴することが可能
DVD-R 1枚の容量は約7GBで録画時間にすると標準(SP)モードで約2時間となります。
映画が1本分保存することができます。DVD-R 1枚分のコストで見放題となります。 - PCのディスクストレージを圧迫しない
映画をDVDへ焼くことによりPC側のファイルは削除できますのでディスクを有効活用できます。 - 持ち運び可能
映画をDVDに焼くことでPCだけではなくDVDプレイヤーを持った端末で鑑賞することができます。
また、お茶の間のテレビでも観ることができますので、家族と一緒に観て盛り上がることもできます。
Part2.映画をDVDに焼く際の注意点
映画をDVDへ焼く際には以下のような点に気をつける必要があります。
- 私的な範囲でのコピーにする
映画は著作権法で守られた著作物になります。著作権法において私的な使用範囲内でしたらコピーは許されています。
著作権法第30条には以下のように規定されています。
「家庭内で仕事以外の目的のために使用するために,著作物を複製することができる。同様の目的であれば,翻訳,編曲,変形,翻案もできる。(以下、略)」
但し、技術的保護手段(コピーガードなど)を回避してコピーした場合は範囲外となります。 - 保管に配慮する
DVDは高温多湿な場所や日光が当たる場所では劣化してしまい最悪は再生することが出来なくなります。
暗所で低温の場所に保管するようにしてください。 - 検索性に配慮する
DVDを後日、鑑賞する際に何が焼かれているかを分かるようにする必要があります。DVDの表面にタイトル名などを記載します。DVDには表面をインクジェットで印刷できるものも販売されていますので、印刷して市販のDVDのようにすればクォリティも検索性も上がるので一挙両得です。
Part3. 映画をDVDに焼く最適なソフト
映画をDVDに焼くオススメのソフトはWondershare社が開発しているUniConverterです。
⭐UniConverterについて
UniConverterはDVDを挿入したときに表示されるメニュー画面を簡単に作成するためのデザインテンプレートが豊富に用意されています。また、背景デザインの変更やBGMの変更も簡単にできる機能を提供しています。
また、動画共有サイトからのダウンロードや動画編集機能と連携してDVD作成することができますので、これ1本で用が足ります。

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1クリックで動画をDVDに書き込む
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MP4、MOV、AVIなど一般的な動画形式に対応
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豊富なデザインテンプレート搭載
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人気の動画形式をサポート:MP4、MKV、FLVなど
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メニュー設定をカスタマイズ
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親友との思い出のDVDを作成してプレゼントに
⭐UniConverterで映画をDVDに焼く手順
UniConverterを使って映画をDVDへ焼く手順について以下に説明します。
UniConverterを開き左側メニューより「DVD作成」を選択します。そして、エクスプローラからDVDに焼きたい映画の動画ファイルを画面中央にドラッグ&ドロップします。複数の動画ファイルを指定することもできます。
動画が取り込まれると動画のサムネイルとファイル情報一覧が表示されます。こちらの画面でDVDへ焼くときの設定を行っていきます。
①DVDを焼くためのDVDレコーダーを指定します。デフォルトでDVDレコーダー認識したデバイスが設定されていますので念のため間違いないか確認してください。
②DVDラベル:DVDを識別するためのラベル名を入力します。
テンプレート:DVDメニューを追加する場合は「カスタマイズ」を選択します。
画面比率:再生デバイスの画面比率に合わせます。地上波テレビは16:9です。
TV規格:国内ではNTSCです。
品質:「高品質」「標準品質」「ディスクと一致」書き込みを行うDVDの容量に合わせて画質を決定したい場合は「ディスクと一致」を選択してください。
③DVDメニューの詳細を編集したい場合にクリックします。⑥以降を参照してください。
④現在の必要容量と最大書き込み容量が表示されています。
⑤設定が完了したら「作成」ボタンをクリックしてDVD作成を開始します。
書き込み完了を待ちます。
⑥DVDメニューに使用するテンプレートを選択します。
⑦背景画像を変更するときにこちらから指定します。
⑧BGMを追加する場合にはこちらから指定します。
⑨完了したら「OK」ボタンを押し④へ戻ります。
Part4. DVD作成ソフトオススメ(Windows&Mac)
UniConverter以外にもDVD作成するソフトは多数あります。その中からオススメのソフトを3つ紹介します。
1. BurnAware Free
BurnAware FreeはBurnawareが開発しているCD/DVD/Blu-ray Discをサポートしているライティングソフトウェアです。
BurnAware Freeは無料で利用できます。その他に有料版として「Premium」と「Professional」があります。個人が映画をDVDへ焼く場合にはFree版で問題ありません。
DVDビデオを焼く以外に音楽CDやデータディスク、ブートディスクを作成することができます。
焼き方はDVDビデオを指定して焼きたい動画ファイルを指定すればいいだけです。
2. DVDStyler
DVDStylerはAlex Thüringが開発しているDVD作成ができるフリーソフトです。
DVDStylerはWindows、Mac OS、Linux環境で動作するクロスプラットフォームのソフトです。
機能
- DVDメニューをテンプレート利用や独自に作成可能
- 静止画のスライドショー作成
- 字幕や音声トラックの追加
DVDビデオの作成はラベルや動画形式を選択とDVDメニューを作成してから、動画を選択すれば作成可能となります。
3. DVD FLICK V2
DVD FLICK V2は開発が停止していたDVD Flick からZather氏により派生したバージョンです。
また、無保証ですが日本語化されたバージョンも存在しています。Windowsで動作します。
機能
- AVI、MPG、MOV、WMV、ASF、FLV、MKV、MP4形式に対応
- DVDメニューの追加が可能
- NTSC、PAL形式選択可能
動画ファイルをDVD FLICK V2の画面にドラッグ&ドロップして読み込ませ、書込設定を行った後にDVD作成を行うとDVDへの書き込みが開始されます。
まとめ
映画をDVDに焼くのはUniConverterのような操作性に優れたソフトを使うと簡単にクォリティ高いDVD作成ができます。
DVDの数が多くなったときに困らないように映画のタイトルなどをDVD表面に印刷などして検索性の高いものにするのがポイントとなります。
今回の記事を参考にして映画をDVDに焼くことに挑戦してみてください。
Takashi
staff 編集者