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簡単で動画の音ズレの原因及び補正方法は
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:16:11
動画共有サイトで投稿を視聴していると、たまにしゃべっている人の口の動きと音声が合っていないことがあります。この状態を「音ズレ」と呼びます。映像と音声がずれていると気持ち悪いですよね。
今回の記事ではなぜ、映像と音声がずれるのかの原因と補正方法について説明しました。音ズレに悩んでいる人には必見の記事です。
Part1:音ズレが起こる原因は
音ズレが起きてしまう根本原因は映像と音声を別々に処理して保存しているためです。別々に処理して保存していますのでそれぞれを同期させて音ズレをしないようにさせているのが、何らかの要因で同期がずれてしまうために音ズレが発生してしまいます。
その何らかの要因は下記の3つになります。
- 原因1 フレームレートのズレ
複数の動画素材から1本の動画を作成する際に動画トラックのフレームレートが違う動画が混じっていると発生します。 - 原因2 サンプリングレートのズレ
複数の動画素材から1本の動画を作成する際に音声トラックのサンプリングレートが違う動画が混じっていると発生します。 - 原因3 パソコンのスペック不足
スペックが足りなくて、映像や音声の処理が間に合わない場合に発生します。
Part2:PCで動画の音ズレを補正する方法は
PCで動画の音ズレを補正するにはUniConverter(ユニコンバーター)がオススメです。
Step 1UniConverterを立ち上げて左側にあるメニューより「動画編集」をクリックします。右側に表示されたアイコンから「音声」をクリックします。
Step 2動画ファイルが読み込まれると上の画面が表示されます。右側の設定パネルから「マスターオーディオ同期」を調整することにより音ズレを解消することができます。
右にある数値を変更するかスライダーを動かして音ズレの程度に適した値に設定します。
映像より音が遅れている場合はマイナス側へ、早い場合はプラス側へ補正します。
出力プレビューで再生させて確認して問題なければ、「OK」ボタンをクリックします。
Step 3補正後の変換先になる形式や画質を変更したい場合は「フォーマットを選択」アイコンをクリックして設定してください。
問題なければ「保存」をクリックして実行してください。実行した結果は「完了」タグをクリックすると確認することができます。
Part3:iPhoneで動画の音ズレを補正する方法
iPhoneで動画の音ズレを補正するにはiMovieを利用します。iMovieはアップル社が開発している無料で使える動画編集アプリです。iMovieで音ズレを補正するやり方を次に説明します。
Step 1iMovieを起動してプロジェクトの画面で「+」をタップすると「新規プロジェクト」画面がポップアップしますので、「ムービー」をタップします。動画を選択する画面になりますので、音ズレしている動画を選択します。
Step 2動画が読み込まれると下の表示になります。動画のタイムラインをタップすると下にメニューが表示されますので「切り離す」をタップします。そうすると、中央の画像のように青い棒が表示されます。これが分離された音声トラックを表しています。
この音声トラックを左右に動かすことにより音ズレを補正することができます。
ただし、このやり方ですと映像より早い音ズレは対処できますが遅い場合は映像トラックより左へ持っていけないので補正できません。そんな場合は静止画でいいので映像の前にクリップを1つ置きます。
関連記事:TikTokで保存した動画が音ズレ?!解決策を徹底ガイド
Step 3上記のように別のクリップを置くことにより音声トラックを左側へずらすことが出来ました。音ズレが補正できていれば「完了」をタップして遷移した画面でエキスポートすれば完成です。
Part4:Androidで動画の音ズレを補正する方法
Androidで動画の音ズレを補正するには「VLC for Android」が無料で使えますのでオススメです。「VLC for Android」での音ズレ補正は再生時に補正しながら視聴するという方法になります。
Step 1VLCを起動して動画を再生します。再生画面をタップすると下にメニューが表示されますので、一番左側のアイコンをタップします。
音声と字幕の設定画面がポップアップしますので、「オーディオ」と表示のある右側の逆三角形をタップします。
画面が下へ展開しますので、展開した画面の「オーディオの遅延」をタップします。
Step 2動画再生画面上に「オーディオの遅延」設定画面が表示されますので、左右の矢印をタップして補正します。
補正が完了したら「×」をタップして動画を視聴してください。
【まとめ】
動画の音ズレは観ていて気持ち悪くなりますので、音ズレをなくすように補正する方法について説明してきました。
パソコンで補正するにはUniConverter(ユニコンバーター)を使うのが一番です。UniConverterで簡単に補正することができる上に動画編集やDVD作成もできますので非常にお得です。
今回の方法を参考にして嫌な音ズレから動画を解放しましょう。
Takashi
staff 編集者