フレームレート（fps）とは？動画のフレームレートを調べる方法解説

動画関連のソフトを利用していると「フレームレート」という言葉を良く目にします。また、PCのベンチマークテストでゲームを利用したものがありますがスコアとしてフレームレートの数値が使われています。

今回の記事では良く目にする「フレームレート」について解説しました。

フレームレートの定義やフレームレートを調べる方法などを詳細に記載しています。

フレームレートを理解することによって、ソフトの設定でフレームレートの設定値に自動などやデフォルトのままにしていた項目を動画に最適な設定することができるようになります。また、動画ファイルを圧縮する際に画質の劣化を最小限に抑えたフレームレートの設定も可能となります。

Part1. フレームレート（fps）とは

動画は静止画の集まりでできていると考えるとフレームレートを理解しやすくなります。つまり、動画はパラパラ漫画と原理的には同じと考えてください。

パラパラ漫画の枚数が少ないと人間の目にはカクカクした動きに見えますし、枚数が多いと滑らかな動きに見えます。

フレームレートは1秒間に何枚の画像で構成されているかを示す数値となります。例えば30fpsは1秒間に30枚の画像で構成されている動画ということを示しています。

人間の目でスムースな動画だと感じるフレームレートは24fps以上あれば十分だという説もあれば眼球が70～103Hzで振動しているので、この振動の半分以上のフレームレートが必要だという主張もあります。

Part2. フレームレートのおもな種類と一般的な用途

Part1で説明したようにフレームレートの数値が大きいほど動きは滑らかに見えてリアルな映像と感じることができます。

ただし、一方でフレームレートの数値が大きくなると動画ファイルのサイズが大きくなってしまいネットワークの帯域やストレージ容量を圧迫することになります。

したがって、動画が使われる用途によって適切なフレームレートを設定して動画ファイルのサイズを無駄に大きくしないことが重要です。

参考として、インターネットで良く使われているフレームレートは30fpsです。迷ってしまったり、わからなかったりした場合は30fpsにとりあえず設定すればいいです。

用途によるフレームレートの範囲をまとめてみると以下のようになります。

ゲームでは以下のような区分もされることがあります。

Part3. UniConverterで動画のフレームレートを調べる方法

動画ファイルのフレームレートを調べるのに最適なソフトはWondershare社が開発しているUniConverterです。

UniConverter（ユニコンバーター）は動画ファイルのフレームレートを調べる以外にも以下のような機能を提供していますので動画に対して何らかの作業する必要のある人にはオススメの1本です。

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UniConverterで動画ファイルのフレームレートを調べる手順を説明します。

Step1 UniConverterを起動して画面左側のメニューより、「プレーヤー」を選択します。
次にフレームレートを調べたい動画ファイルをエクスプローラで選択して、画面中央にドラッグ＆ドロップします。

Step2 動画ファイルの読み込みが行われると上図の左にあるプレーヤー画面になります。

動画が表示されている領域で右クリックを行い、「メディア情報」を選択します。そうすると「メディア情報」画面がポップアップします。「メディア情報」画面には動画ファイルの情報が一覧で表示されています。

画面下部にフレームレートの情報が表示されています。この動画は「30fps」でした。

【まとめ】

フレームレートは動画の動きの滑らかさとファイルサイズに影響することを説明しました。
また、用途別に使われているフレームレートの数値も示しましたので、撮影した動画がどのレベルのフレームレートを必要とするかが判断できるようになったかと思います。

また、フレームレートを調べることにもUniConverterが使えることを示しました。動画関連の作業は最適の1本です。

今回の記事を参考にすることにより1歩進んだ動画ファイルの設定ができるようになります。

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