複数の画像を組み合わせて作るスライドショーは、さまざまな画像を動画として閲覧できるため、作ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、画像や写真から動画を作ることができるサイトやソフトについて紹介していきます。
具体的な作り方やおすすめのツール、作成した動画のクオリティを高められる動画の補正機能が備わったツールなどについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Part1.画像や写真からパソコンを使って動画を作成する方法
画像や写真からパソコン使って動画を作成する方法には、
- 画像から動画を作るサイト(オンラインツール)を活用する
- パソコンを使って写真から動画を作成できるソフトを活用する
という、2つの方法があります。
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
画像から動画を作るサイト(オンラインツール)を活用する
サイトを活用する方法では、インターネット上で利用できるオンラインツールを使って画像や写真から動画を作っていきます。
さまざまなツールがありますが、ここでは「Adobe Express」での動画の作成方法を解説していきます。
Adobe Expressにアクセスすると、このような画面が開きます。
動画にする画像や写真はこちらから追加できます。
画像や写真を追加したら、ドラッグしてページに追加しましょう。
画像や写真を追加する場合は、「シーンを追加」をクリックしてページを追加します。
あとは、同じ要領で画像や写真を追加していくだけです。
動画ができたら、「ダウンロード」をクリックして動画ファイルをダウンロードしましょう。
パソコンを使って写真から動画を作成できるソフトを活用する
パソコンを使って画像や写真から動画を作る方法には、オンラインツールを使う方法だけでなく、動画編集ソフトを使って作る方法もあります。
オンラインツールはWeb上で作業できるという利便性の高さが魅力ですが、よりこだわって動画を作りたいときには、パソコンにインストールして使用する動画編集ソフトを使うのがおすすめです。
ここでは、定番の動画編集ソフトである「Premiere Pro」を使って、画像や写真から動画を作る方法を画像つきで解説していきます。
Premiere Proを立ち上げたら、「新規プロジェクト」をクリックしてプロジェクトを作成します。
編集画面が立ち上がるので、タイムラインに画像や写真をドラッグして追加します。
画像がタイムラインに追加されました。
この状態で画像を選択すれば、
それぞれの画像や写真が表示される時間の長さを変更するなどの編集作業もできます。
編集が完了したら、「ファイル」のメニューから、
「書き出し」を行えば、動画ファイルが書き出されます。
Part2.パソコンを使って画像や写真から動画を作成できるツール7選
パソコンを使って画像や写真から動画を作成できるツールにはさまざまなツールがありますが、とくにおすすめなのが、以下の7つのツールです。
- Adobe Express
- Canva
- Vimeo
- Wave.video
- PowerDirector
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
それぞれのツールを詳しく解説していきます。
1. Adobe Express
Adobe Expressは、PhotoshopやIllustratorなどクリエイター向けのツールで有名なAdobe社のオンラインツールです。
イラスト制作やデザインなどさまざまなことができますが、動画制作もできるようになっています。
「画像から動画を作るサイト(オンラインツール)を活用する」の箇所で紹介したとおり、直感的な操作で画像や写真から動画を作れるようになっています。
Adobe Expressの製品情報 |
|
ツールの種類 |
オンラインツール |
動画制作関連の機能 |
など |
2. Canva
今一番勢いのあるデザインツール、「Canva」。
CanvaもAdobe Express同様Web上で使えるオンラインツールです。
多機能な上に、それらの機能を無料で使えるため、デザイナーからノンデザイナーまでさまざまなユーザーが利用しています。
動画編集にも対応しており、Adobe Express同様、直感的な操作で画像や写真から動画を作ることが可能です。
Canvaの製品情報 |
|
ツールの種類 |
オンラインツール |
動画制作関連の機能 |
など |
3. Vimeo
2億人以上が利用する動画配信プラットフォーム、「Vimeo」。
Vimeoではさまざまなツールが提供されていますが、それらのツールの一つであるコンバーターツールを使えば、画像や写真から簡単に動画を作成することができます。
オンラインツールなので、ソフトをインストールすることなくインターネット上で作業可能です。
関連記事:画像や写真から動画を作るには?サイトやフリーソフトを使った方法を紹介
Vimeoの製品情報 |
|
ツールの種類 |
オンラインツール |
動画制作関連の機能 |
など |
4. Wave.video
「Wave.video」は、近年注目を集めているオンラインツールです。
ここまで紹介してきた有名なオンラインツールと比べると若干見劣りしてしまいますが、画像や写真から動画を作るのに必要なさまざまな機能が備わっています。
また、使いやすさやわかりやすさという点では、有名なツールにもひけをとりません。
ただ、無料で利用する場合は、作成した動画にウォーターマーク(透かし)がつくので、その点には注意が必要です。
Wave.videoの製品情報 |
|
ツールの種類 |
オンラインツール |
動画制作関連の機能 |
など |
5. PowerDirector
「PowerDirector」は、無料でも使える多機能な動画編集ソフトです。
基本的な動画編集に必要な機能からAIを使った機能まで、さまざまな機能が備わっており、それらを活用して動画編集を行えるようになっています。
もちろん、画像や写真からスライドショーのような動画も作れるようになっているので、オンラインツールではなく動画編集ソフトを使って作ってみたいと考えている方におすすめです。
PowerDirectorの製品情報 |
|
ツールの種類 |
動画編集ソフト(要インストール) |
動画制作関連の機能 |
など |
6. Premiere Pro
より本格的なツールでクオリティの高い動画を作りたい方におすすめなのが、定番の動画編集ソフトである「Premiere Pro」です。
Premiere ProはAdobeが提供している、プロも使用する本格派の動画編集ソフトです。
機能が充実しているのでよりこだわった編集ができますし、カラーの調整なども行えるので、画像や写真を使って作成した動画のクオリティを数段アップさせることもできます。
関連記事:Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)で動画の手ブレを補正する方法は?代替ツールについても紹介
Premiere Proの製品情報 |
|
ツールの種類 |
動画編集ソフト(要インストール) |
動画制作関連の機能 |
など |
7. Final Cut Pro
「Final Cut Pro」もプロの現場で用いられる本格的な動画編集ソフトです。
こちらはAppleが提供しているツールということもあって、Windowsのパソコンで使用することはできません。
ただ、Macユーザーなら一度は使ってみたい高機能・高品質のソフトで、Premiere Pro同様、非常にクオリティの高いスライドショーのような動画を作れるようになっています。
Final Cut Proの製品情報 |
|
ツールの種類 |
動画編集ソフト |
動画制作関連の機能 |
など |
Part3.画像や写真で作った動画のクオリティを高める方法
紹介してきたツールを使えば、パソコンを使って画像や写真から動画を作ることができますが、画像や写真などの素材の画質があらく、せっかく動画にしても仕上がりがイマイチに感じることもあるかと思います。
そんなときは、WondershareのUniConverterを使って、動画を補正しましょう。
UniConverterにはAIが自動で動画補正してくれる「動画補正」の機能が備わっています。
動画補正の機能を使って、画像や写真で作った動画のクオリティを高める手順は以下のとおりです。
UniConverterを開いたら、「その他のツール」をクリックして、
「動画」のタブを選択し、
「動画補正」をクリックしましょう。
すると、このような画面が立ち上がるので、画像や写真で作った動画のファイルを追加しましょう。
ここでは、サンプルを使って動画補正の機能を試していきたいと思います。
このように、補正前の動画は画像が荒く、全体的にボケてしまっています。
そこで、「動画補正」を選択して、
「エクスポート」を選択すると、
このように、ボケが解消され、鮮明な映像に補正されました。
補正された動画ファイルは、保存先として指定したフォルダに格納されています。
まとめ
パソコンを使って、画像や写真を動画にする方法について詳しく紹介してきました。
オンラインツールや動画編集ソフトを使えば、誰でも簡単に画像や写真からスライドショーなどの動画を作ることができます。
今回紹介した7つのツールであれば、どのツールでも簡単に画像や写真から動画を作れるはずなので、ぜひ試してみてください。
また、画像や写真から作った動画のクオリティが低いと感じる場合は、UniConverterの動画補正の機能を活用してクオリティを高めましょう。