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【厳選!】ボーカルリムーバーおすすめツール6選と使い方|カラオケ&作曲をレベルアップ!
編集者 Takashi • 2024-09-11 09:23:16
近年、科学の急速な成長により、さまざまな分野で「AI(人工知能)」が活用されています。
その分野の一つに、音楽も含まれており、現在「ボーカルリムーバー」という機能が注目を浴びています。
ボーカルリムーバーは、音楽に関するさまざまなシーンで活用できるため、クリエイターや歌い手に大きく貢献すると期待されています。
そこで本記事では、ボーカルリムーバーについての概要や活用方法、おすすめのボーカルリムーバーツールを紹介していきます!
ぜひ、最後までご覧いただき、ボーカルリムーバーを使いこなせるようになってくださいね!
Part1.ボーカルリムーバーとは
まず「ボーカルリムーバーとは?」という、基本的な点について解説していきます。
ボーカルリムーバーというのは、既存の楽曲から「ボーカル部分」と「伴奏部分(バックサウンド)」をそれぞれ、データ抽出および分離する機能のことです。
ボーカルリムーバーは、ボーカル抽出はもちろん、伴奏のみも抽出できますので、シンプルに歌声だけを聴けたり、伴奏にどのような楽器が使われているかを細かく分析したりできます。
また、現在では、ボーカルリムーバーに高性能AIが組み込まれていることもあり、非常に高度なボーカル抽出が可能となっています。
ボーカルリムーバーは、アプリはもちろんのこと、PCソフトやオンラインツールも登場しており、誰でもボーカルリムーバーを活用できる一方、ユーザーが事前に理解しておくべき注意点もあります。
それは「完全にボーカルと伴奏を分離するのは不可能」であるという点です。
使用するボーカルリムーバーツールによっては、抽出したはずの伴奏に、少しだけボーカル音声が入っていたり、その逆があったりと、不確実性が否めない現状もあります。
よって、性能的に「まだ完璧ではないケースもある」ということは理解しておきましょう!
ボーカルリムーバーの活用方法
ボーカルリムーバーの活用方法は下記表の通りです。
活用方法 |
利点・効果 |
カラオケ音源 |
自宅で好きな曲のカラオケを楽しめる |
原曲と比較 |
自分の歌声や演奏の改善点を見つけられる |
アカペラ練習 |
歌唱力を鍛え、表現力を磨くことが可能 |
曲の構成を分析 |
コード進行やメロディーを分析し作曲の参考にできる |
楽器の音色を研究 |
楽曲に使われている楽器を判別し作曲に活かせられる |
マッシュアップ曲の作成 |
複数の楽曲を組み合わせてオリジナルソングが作れる |
このように、ボーカルリムーバーの活用方法は多岐にわたり、プライベートのカラオケ練習や作曲活動に役立てられる便利な機能であることがわかります。
Part2.おすすめのボーカルリムーバーソフト3選
おすすめのボーカルリムーバーソフトをここで3つ紹介していきます。
なお、PCソフトでボーカルリムーバーを使用する全体的なメリットとしては、機能のクオリティが高い、他にも様々な機能が搭載されている、一度インストールすれば迷わずいつでも呼び出せる、などが挙げられます。
一方で、インストールの手間がある点や、そもそもPCを立ち上げる手間がある点は、アプリやオンラインツールと比較してデメリットと言えるでしょう。
ボーカルリムーバーアプリやオンラインツールについては次章で紹介していくため、まずは本章でおすすめソフトについて見ていきましょう!
2-1.UniConverter
出典:https://uniconverter.wondershare.jp/features/vocal-remover.html
ソフト名 |
UniConverter |
特徴 |
PCにつき1ソフトインストールしたい必須ツール |
対応OS |
Windows/Mac |
動画音源や音声ファイルから「声だけ抽出」「ボーカル抽出」「BGM削除」「アカペラ抽出」ができる高度ファイル処理ソフトが「UniConverter」です。
カラオケ用の音源や作業用BGMを作成したい場合、演奏の練習に役立てたい場合など、多くのシーンで活用してくれるでしょう。
シンプルかつ直感的な操作感で、AI処理による高速かつ高精度なボーカル抽出機能が使える点が最大のメリットです。
また、幅広いにファイル形式対応しており、非Webベースで電波状況などに左右されず使用できる点や、ファイルサイズの制限がない点もボーカルリムーバーとして重要なポイントでしょう。
加えてUniConverterは、多くの方が一度はツール探しに奔走した経験を持つような、様々な機能が搭載されています。
・ファイル形式変換/ノイズ除去/ボイスチェンジャー/ファイル圧縮/無音検出・カット/透かし編集など
ボーカルリムーバーをはじめとするほとんどのファイル処理に関して「UniConverter」1ソフトで全てまかなえると言っても過言ではなく、1台のPCにつき1ソフト導入しておきたい、現代の必須ツールがUniConverterです。
価格面においても、上記表にある通り、サブスクリプションのみでなく半永久的にソフトを使用できる「買い切り版」がリーズナブルな価格で用意されている点が大きな魅力です。
無料試用版でも多くのツールを実際に使って試せるため、まずは搭載されている多くの機能やその使用感を体感してみましょう。
2-2.Adobe Audition
出典:https://www.adobe.com/jp/products/audition.html
ソフト名 |
Adobe Audition |
特徴 |
Adobe社の誇るプロ向け音声編集ソフト |
対応OS |
Windows/Mac |
価格 |
無料版あり |
「Adobe Audition」は、Adobe社が誇るプロ向け高度音声編集ソフトです。
搭載されているボーカルリムーバー機能は高精度で、違和感なくボーカルと、音声を分離できます。
また、AIによる音声解析機能が強力で、ノイズ除去や音声バランスの調整なども手軽にできる点が特徴です。
そもそも音声編集ソフトであるため、音声編集に関しては、他のツールを一切介さずAuditionだけで完結できるでしょう。
Auditionは、プロ御用達のソフトで、細かい音声編集を求めている方にとっては最適なソフトで、周波数スペクトルの表示や、診断パネル、エフェクトなどを使用して高度な修復・復元も可能です。
しかし一方で、そこまで音声にこだわりがない方には、機能が多いため複雑に感じてしまう可能性があります。
また、価格面でもサブスクリプションのみの用意で、単体の年間プラン月々払いでも月額3,280円と、高額で使い続けるには払い続けなければいけない点に注意が必要です。
結論として、動画編集ソフト「PremierePro」など、他のAdobe製品との連携もAuditionの魅力であり、既にAdobe製品を使用している方や、コンプリートプランに加入している方や、音声編集にプロ並みの機能を求める方にはおすすめのソフトです。
2-3.Audacity
出典:https://www.audacityteam.org/
ソフト名 |
Audacity |
特徴 |
完全無料の音楽編集ソフト! |
対応OS |
Windows/Mac/Linux |
価格 |
無料 |
「Audacity」は世界中で愛用されている無料の高度オーディオエディタです。
無料ながら、高度な機能が多数搭載されており、その中の一部として「ボーカルリムーバー機能」も搭載しています。
ボーカルリムーバーは「音声の削減と分離」という機能を選択すれば使用可能です。
上記二つの有料ソフトと比較すると、その制度は劣りますが、無料で使用できるボーカルリムーバーソフトとしては、精度や機能性が群を抜いています。
Audacityの魅力としては以下が挙げられます。
・マルチトラックオーディオやバッチ処理に対応
・非破壊編集
・日本語に対応
・録音/編集/エクスポート/インポートが可能
・プラグインに幅広く対応
また、ショートカットキーが多く用意されているため、しっかり覚えていけば、使い込むほど効率的な音声編集が可能になるでしょう。
ただし、UI(ユーザーインターフェース)や機能が複雑で、慣れるまでに時間がかかってしまいがちな点がデメリットです。
使いこなせるまでに。多くの時間と学習が必要になるでしょう。
また、必要に応じてプラグインを導入するため、PCに関する簡単な知識も求められます。
Part3.おすすめボーカルリムーバーアプリ&オンラインツール3選
続いて、おすすめのボーカルリムーバーアプリ及びオンラインツールについて3つ紹介していきます。
アプリは、PCソフトと違い、多くの方がいつでも持ち歩いているスマホで、手軽に使用できる点がメリットです。
一方で、機能は限定的で、あくまでボーカル抽出の特化ツールという印象。
他の作業は全て別のツールを用意する必要があるでしょう。
また、オンラインツールは、デバイスに依存しないため、自宅PCやスマホ、会社、学校PCでも使用できる点がメリットです。
それぞれ、状況に応じて使い分けることで、より効率的にボーカル抽出ができるようになりますよ!
3-1.Vocal Extractor
アプリ名 |
Vocal Extractor |
特徴 |
高機能なボーカルリムーバーアプリ |
対応OS |
iOS/Android |
価格 |
基本無料 |
iOSとAndroid供に対応しているボーカルリムーバーアプリが「Vocal Extractor」です。
AIによる深層学習(ディープラーニング)を活用して、従来のOOPS技術よりも高精度なボーカル抽出が可能となっています。
操作方法も比較的わかりやすく、スマホアプリでボーカルリムーバーを探している方にはまずおすすめのアプリです。
ただし、使用できる楽曲は、デバイスにダウンロード済みの、DRM保護されていない楽曲のみとなっています。
※iCloud、Dropbox、Googleドライブなどのオンラインクラウドストレージからインポート及びエクスポートが可能
また、フル音源のボーカル抽出や保存は、有料機能になるため、無料版ではあくまで楽曲の一部しか使えない点に注意してください。
3-2.Split Voice
アプリ名 |
Split Voice |
特徴 |
シンプルなUIのボーカル抽出特化アプリ |
対応OS |
Android |
価格 |
・基本無料(アプリ内課金あり) |
「Split Voice」は、動画や音楽からボイス抽出できるボーカルリムーバー機能特化アプリです。
Split Voiceには、多くの機能が搭載されている訳ではなく、あくまでボーカル抽出に特化したボーカルリムーバーアプリです。
そのため、機能が絞られていることで非常にシンプルで迷わず使用できる点がメリットでしょう。
また、抽出した歌部分と、楽曲部分はそれぞれ音量調整しながらアプリ内で同時再生も可能です。
ただし、シンプルな特化アプリであるため、抽出した楽曲を活用するには別途ツールを用意する必要があります。
また、処理に時間がかかってしまいがちな点や、Androidのみの対応でiOSデバイスからは利用できない点がデメリットでしょう。
3-3.Media.io
出典:https://www.media.io/jp/vocalremover.html
ツール名 |
Media.io |
特徴 |
ブラウザから様々な処理ができるオールインワンツール |
対応OS |
ブラウザの為特に指定なし |
価格 |
無料使用枠あり |
様々な機能が搭載された総合ファイル処理オンラインツールが「Media.io」です。
ボーカルリムーバーツール以外にも、ファイル形式変換、ノイズ除去、AI作曲、音声カッターなど、様々なAI機能や高度ファイル処理機能が無料で使用できます。
搭載されているボーカルリムーバー機能は、オンラインツールとは思えないほど高い精度を誇り、ボーカルとBGMの分離以外に、ドラムとドラムなしも選択が可能、ピッチ調整にも対応しているためマッシュアップを作成したい場合にも役立つでしょう。
また、多くのオンラインツールに共通する弱点に「処理の遅さ」が挙げられますが、UniConverterはオンラインツールながら処理が早いため、使用感は抜群です。
ただし、ボーカル抽出した音声のダウンロードには、アカウントにログインが必要です。
また、初回使用時は無料で使用できますが、継続的に使用する場合、基本的には従量課金が必要です。
Part4.おすすめボーカルリムーバーツール比較表
これまで厳選した6つのボーカルリムーバーツールについて紹介してきました。
どれも素晴らしいクオリティとコストパフォーマンスを誇るボーカルリムーバーツールですので、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本章ではこれまで紹介してきたツールを一覧で紹介、メリットデメリットについても掲載しているので、ぜひボーカル抽出に使用するボーカルリムーバー選びの参考にしてください!
ソフト名 |
メリット |
デメリット |
対応OS |
価格 |
UniConverter |
・高い精度で簡単にボーカル抽出が可能 |
・無料版には機能制限あり |
Windows/Mac |
無料版あり |
Adobe Audition |
・プロ御用達の高度音声編集機能 |
・機能が多くUIが複雑 |
Windows/Mac |
無料版あり |
Audacity |
・完全無料 |
・UIや機能が多く複雑 |
Windows/Mac/Linux |
無料 |
Vocal Extractor |
・深層学習を活用した高い精度のボーカル抽出 |
・フル音源のボーカル抽出や保存は有料機能 |
iOS/Android |
基本無料 |
Split Voice |
・シンプルな使用感 |
・処理が遅い |
Android |
基本無料(アプリ内課金あり) |
Media.io |
・機能が多い |
・保存にはアカウント作成・ログインが必要 |
ブラウザ |
無料使用枠あり |
上記を見てわかる通り、総合力で最も優れているのは「UniConverter」です。
UniConverterは、使用感もシンプルかつ直感的で、ボーカルリムーバーを含む多くの機能がそれぞれ高いクオリティで搭載されています。
そのため、ボーカル抽出以外の処理や作業でも応用できるUniConverterに加えて、他ツールを一つ選び、それぞれ実際に使ってみるのがおすすめです。
次章では、UniConverterを例に、ボーカルリムーバーを実際に使う方法について解説していきます!
Part5.ボーカルリムーバーの使い方【UniConverter】
本章では、記事前半で紹介した、おすすめのボーカルリムーバーソフトである「UniConverter」の使用方法を解説していきます。
UniConverterのボーカルリムーバーは、非常に簡単な3つのステップで構成されているため、初めてソフトを扱う方でも、操作に迷うことなくボーカル抽出と伴奏抽出ができます。
それでは、以下で詳しい手順を見ていきましょう!
Step1.ボーカルリムーバーをクリックする
UniConverterを起動して、ホーム画面にある[ボーカルリムーバー]をクリックします。
すると、楽曲ファイルをアップロードする画面が表示されます。
Step2.ファイルをアップロードする
次に、PCに保存されている楽曲ファイルをアップロードします。
アップロード方法は[紫フォルダ]をクリックしてデータ一覧画面から選択するか、楽曲ファイルを直接[ドラッグ&ドロップ]するかの2パターンです。
ファイルが選択できれば[オッケー]をクリックして、ボーカルリムーバーを開始しましょう。
Step3.エクスポートして完了
数秒でAIが楽曲を分析後、ボーカル&伴奏を抽出します。分離が完了すると上記画像の画面が表示されます。
あとは、画面右側の[すべてエクスポート]もしくは、各種[エクスポート]をクリックして保存は完了となります。
なお、画面左下にある[出力先]を[Desktop]に変更しておくと、保存場所が分かりやすくなるためおすすめです!
Part6.ボーカルリムーバーのよくある質問
本章では、ボーカルリムーバーに関するよくある質問を3つ紹介し、それぞれに回答していきます。
特に、ボーカルリムーバーを活用するのが初めての方に多い質問を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは以下で、ボーカルリムーバーのよくある質問と回答を見ていきましょう!
質問1.ボーカルのみの抽出はできますか?
ボーカルリムーバーで「ボーカル抽出のみ」は可能です。
先ほど、UniConverterの使用方法でも解説した通り、ボーカルのみをエクスポートすれば、必要ない伴奏部分をエクスポートせずに済みます。
質問2.ボーカルリムーバー後にファイル形式は変換できますか?
ボーカルリムーバー後にファイル形式の変換は可能です。
しかし、ファイル変換に対応した、別のツールが必要になることもあります。
ボーカルリムーバーとファイル変換を、一つのツールで一貫しておこないたいという方は「UniConverter」がおすすめです。
UniConverterには、ファイル変換機能が搭載されており、約1,000種類の形式に対応しています。
質問3.YouTube楽曲からボーカル除去はできますか?
結論として可能です。
しかし、YouTubeにはボーカルのみを抽出する機能は搭載されていないため、一度YouTube上から楽曲をダウンロードする必要があります。
おすすめのボーカルリムーバーソフトである「UniConverter」なら、YouTubeをはじめとしたさまざまな動画プラットフォームから楽曲のダウンロードが可能です。
UniConverterで楽曲をダウンロード後、ボーカルリムーバー機能でボーカル抽出することがもっとも効率的であると言えます。
なお、上記の行為は「私的利用の範疇」に留めてくださいね。
まとめ:ボーカルリムーバーを活用して音楽をさらに楽しもう!
本記事では、ボーカルリムーバーについて、基本概要や活用方法、おすすめのボーカルリムーバーツールを紹介・解説してきました。
ボーカルリムーバーを活用することにより、カラオケの練習や作曲などに役立てられますので、音楽が好きな方にはもってこいの便利アイテムであると言えます。
また、ボーカルリムーバーは「ボーカル抽出」と「伴奏(バックサウンド)抽出」が別々にできるため、用途の幅が非常に広い機能です。
ぜひ、本記事を参考にしていただき、ボーカルリムーバーを使いこなして音楽をさらに楽しんでくださいね!
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