昨今はSNSやブログ、Webサイトなどあらゆる場所で画像を公開する機会が増えてきました。
しかし、せっかくクオリティが高い画像を用意してもサイズが適切でない・ピクセル数が少ないと「画質が荒くてキレイに見えない」「Webサイトにアップしたらサイズが大きすぎて表示が遅い」といった問題に直面することがあります。
そこで本記事では画像のピクセルサイズ変更について、ピクセルという概念の説明からおこない、ピクセルサイズ変更ができるおすすめサイトの紹介までを徹底しておこなっていきます。
「ピクセルって結局何?」「画質を下げずにサイズ変更する方法が知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
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Part1.画像におけるピクセルとは?|サイズ変換に適した形式も解説
本項目ではまず、画像の「ピクセル」とは何かという基礎知識から、サイズ変換に適した画像形式までを解説します。
画像のピクセルとは何か
「ピクセル」とは、英語の「Picture Element(絵の要素)」を略した言葉で、画像を構成する最小単位の点のことを指します。
たとえば「1000px × 500px」の画像であれば、横に1000個、縦に500個のピクセルが並んでいることになり、総ピクセル数は「1000 × 500 = 500,000ピクセル」です。
このピクセル数が多ければ多いほど画像はより詳細で滑らかに表現され、逆にピクセル数が少ないと画像が粗くギザギザに見えます。
※画像サイズを拡大すると、ピクセル数は変わらないのに画像のサイズが大きくなるので画質が粗くなります。
「同じ画像サイズでも、ピクセル数が多い方が画像を構成する要素が多いので高画質になる」と覚えておきましょう。
サイズ変換に適した形式は?|JPG・PNG・SVG
画像のサイズ変換を考えるときは、どの画像形式を選択するかが非常に重要です。
形式によっては画質が粗くなりやすい・変換に適さないなどの問題が発生してしまいます。
本項目では一般的な画像形式としてJPG・PNG・SVGを比較していきます。
【JPG】
写真など色数が多い画像に適しています。非可逆圧縮でデータを圧縮するのでファイルサイズを小さくすることに長けていますが、その分画質は粗くなりがちなのでサイズ変更には注意が必要です。
【PNG】
可逆圧縮でデータを圧縮するため、画質の劣化が起こりづらい形式です。その分JPGよりもファイルサイズが大きくなりがちですが、画質を損なわずにサイズ変更がおこなえるので重宝されています。
【SVG】
ベクター形式と呼ばれる特殊な画像形式です。ピクセルの集合体ではなく、点や線などの情報を数学的に記述することで画像を表現します。なのでどれだけ画像を拡大・縮小しても画質が劣化することがありません。
これらの特徴を理解し、用途によって使い分けることが重要です。
Part2.画像のピクセルサイズを一括で変更したいならUniConverterがおすすめ
「AIを使ってピクセルサイズを落とさずに画像のサイズ変更がしたい」
「多くの機能が搭載されたツールが使いたい」
そんな要望を持っている方には、UniConverterがおすすめです。
UniConverterは、AIを活用した画像のサイズ変更や画質補正などがおこなえる高機能なPCソフトです。
ピクセル数を指定して一括で画像サイズを変更する機能もあるため、1枚1枚手動でサイズを変更する必要もありません。
他にも複数枚の画像をつかってGIFアニメーションを作成したり、動画やオーディオの編集・加工も可能なので、とにかく多機能なツールが使いたいという方の要望も満たしています。
より簡単に・効率的に画像のサイズ変更をしたい方はUniConverterを検討してみましょう。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
画像の一括サイズ変更が可能 ピクセル指定もおこなえる |
Part3.画像のサイズ変更ができるサイトを4つ紹介|ピクセル数を指定できるツール中心
ここからは、画像をオンラインでサイズ変更できるおすすめのWEBサイトツールを4つ紹介します。
ピクセル数を指定できるオンラインツールを中心に解説するので、画質にこだわりたい方や、インストールなしでピクセルサイズを変換したい方必見です。
ピクセル指定でサイズ変更が可能|高機能画像編集サイト【MyEdit】
MyEditは、PowerDirectorなどで知られるCyberLink社が提供する無料のオンライン画像編集・写真加工ツールです。
ブラウザ上で手軽に画像のサイズ変更やフォーマット変換がおこなえます。
AIを活用した不要なオブジェクトの除去、切り抜きや回転といった高機能な編集も可能で、ピクセル指定やパーセンテージスライドで簡単にサイズ調整も可能です。
PCソフトのように高性能なオンラインツールを探している方には、MyEditがおすすめです。
対応OS |
Google Chrome / Firefox / Microsoft Edge など |
特徴 |
ピクセルを指定した画像サイズ変更が可能 多機能(オブジェクト除去、切り抜きなども可能) |
AIでサクッと高品質なサイズ変更【Pixelcut】
Pixelcutは、写真を最適なサイズに素早く変更できる無料のオンライン写真リサイズツールです。一般ユーザーだけでなくプロのデザイナーにも支持されています。
画像をアップロードして希望のサイズ(ピクセル)を選択するだけでサイズ変更がおこなえるだけでなく、AIを活用した画像アップスケーラー機能も提供しているので解像度を向上させることも可能です。
画像のサイズ変更に注力したい方にはおすすめのオンラインツールです。
対応OS |
Google Chrome / Firefox / Microsoft Edge など |
特徴 |
サイズ変更の手順がシンプルでわかりやすい AIによる画質維持・向上・高速処理が可能 |
手軽に画像のピクセル調整・サイズ変更ができる【ResizePixel】
ResizePixelは、オンラインで画像のサイズ変更を簡単におこなえるシンプルなツールです。
デバイスから画像をアップロードし、ピクセル単位で幅と高さを入力するだけで画像サイズを変更できます。
無料で安全に利用できる点が特徴で、アップロードされた画像を勝手に保存・収集したり、第三者に配布される心配もありません。
とにかく手軽に画像のピクセル調整・サイズ変更がしたい方にはおすすめのオンラインツールです。
対応OS |
Google Chrome / Firefox / Microsoft Edge など |
特徴 |
シンプルな操作性 ピクセル単位での正確なサイズ指定が可能 |
画像の一括サイズ変更にも対応【Wix 画像リサイズツール】
Wixの画像リサイズツールは、Webサイトやネットショップ、SNSフィードなどの用途に合わせて瞬時に画像のサイズを変更できる無料のオンラインツールです。
PNG / JPG / GIF形式に対応しており、最大6枚の画像を一度に処理することが可能です。
サイズ指定・ピクセル指定だけでなく、回転やトリミングなどの基本的な画像加工機能も使用できるので、画像を投稿したい媒体(SNS)などが決まっている場合にはWixの画像リサイズツールを使用するのが効率的です。
対応OS |
Google Chrome / Firefox / Microsoft Edge など |
特徴 |
用途に合わせたサイズ変更が可能 複数画像の一括処理、トリミング・回転にも対応 |
Part4.ピクセルを指定してサイズ変更する手順
ここからは、UniConverterでピクセルを指定して画像のサイズ変更をおこなう手順を解説します。
Step1.ホームから「一括画像エディター」をクリック
Step2.サイズを変更したい画像・写真をドラッグ&ドロップ
※複数の画像を貼り付けることで、一括での画像編集も可能
Step3.「サイズ変更」からピクセルを指定し、「すべてエクスポート」をクリック
※用途が決まっているのであれば、すでに用意されているサイズを選択して使用
まとめ
今回は、画像におけるピクセルとは何かの解説や、ピクセルを指定して画像のサイズ変更ができるオンラインツールまでを詳しく解説しました。
画像の用途や目的に合わせての適切なピクセルサイズ調整は、SNS上での画像の見栄え向上につながります。
今後は画像サイズとピクセル数を使いこなし、効率的に画像のサイズ変更をおこなっていきましょう。