一括変換可能!おすすめのM4AをMP3に変換できるフリーソフト
編集者 Takashi • 2024-04-10 20:32:04
M4AからMP3にファイルを変換することによって、ファイルサイズが小さく、同じぐらいのファイルサイズだと音質が上になります。この記事では、M4AからMP3ファイルへ変換できるフリーソフトを5つ紹介していきたいと思います。
Part1.M4AとMP3の違い
M4AとMP3は、デジタルオーディオファイルの形式です。どちらも圧縮された音声を保存することができるため、同じように聞こえるかもしれませんが、実際にはいくつかの違いがあります。
M4AとMP3の最も大きな違いは、使用されるコーデック(圧縮アルゴリズム)です。M4Aファイルは、Advanced Audio Coding(AAC)コーデックを使用して圧縮されます。一方、MP3ファイルは、MPEG-1 Audio Layer III(MP3)コーデックを使用します。AACの方が高性能であり、より高い音質を提供することができるため、M4Aファイルは一般的にMP3よりも高品質とされています。
また、M4Aファイルの方がコンテナ形式が多様であることも違いの1つです。コンテナ形式とは、複数のデータを1つのファイルにまとめることができる仕組みのことです。M4Aファイルは、MP3よりも多くのメタデータ(曲名やアーティスト名など)を含むことができ、より詳細な情報を保持することが可能です。
さらに、M4AはMP3よりも小さいファイルサイズで保存されることがあります。これはAACコーデックの圧縮能力が高いためです。しかし、MP3ファイルは再生するために必要なリソースが少ないため、一般的に再生時の処理が速く、メモリ使用量も少ないとされています。
最後に、M4Aファイルは主にAppleのiTunesやiPhone、iPodなどで使用されることが多い一方、MP3ファイルはより幅広く普及しており、ほとんどのデジタルオーディオプレイヤーやサービスで再生することができます。
Part2.M4AをMP3に変換するフリーソフト5選及び変換方法
M4AからMP3ファイルに変換するソフトは、沢山あります。下記では、MP3に変換できるソフトを5つ紹介していきたいと思います。それぞれのソフトの特徴を理解することで、自分にあったソフトが見つかると思います。
UniConverter
UniConverterは、約1000種類以上の動画や音声形式に変換可能なソフトで、動画変換の際の処理スピードが通常の90倍速くなっています。また、スマホやタブレットなど、様々なデバイスへ展開も可能です。複数ファイルの一括変換も行っているので、作業効率もアップします。
M4AをMP3に変換するフリーソフト: UniConverter (ユニコンバーター)
UniConverterでM4AからMP3にファイル変換する方法は、下記の通りです。
Step1.UniConverterソフトを起動させ、画面左側の「変換」をクリックし、画面中央にある「+」をクリックし、変換したい動画を選択します。
Step2.画面左側から出力形式「MP3」を選択し、画面上側にある「高速変換」をオンにすると、変換作業がスピードアップします。
Step3.「出力先」で保存先を選択し、「変換」か「一括変換」をクリックします。
Step4.変換した動画にアクセスし、ファイルが変換できているか、確認します。
Aiseesoft
Aiseesoft は、無料で300以上の種類の動画変換形式に対応しているソフトです。また、ローカル動画だけではなく、YouTube、ニコニコ動画、FC2、Facebookなどダウンロードされた動画も変換できます。様々な携帯用デバイスで再生できる動画形式に変換することも可能です。
Aiseesoft は無料版と有料版の2つがあります。無料版のものは、有料版よりも明らかに画質が劣っており、動画開始時と終了時にメーカーのテロップが強制で入ります。
AiseesoftでM4AからMP3にファイル変換する方法は、下記の通りです。
- Aiseesoftフリーオンライン変換サービスのサイトにアクセスし、「ファイルを追加する」ボタンをクリックします。そしてサービスを有効にする「Lancher」をダウンロードしましょう。
- 次に、「ファイルを追加する」をタップしてM4Aファイルをダウンロードします。それから出力フォーマットからMP3を選択します。最後に「変換」をタップしましょう。
- M4AファイルをMP3に変換したら、保存アイコンをタップして、変換されたMP3ファイルを確認しましょう。
iTunes
iTunesは、Appleが開発及び配布しているメディアプレーヤーで音楽プレーヤーのiPodが発売されてからは、管理ソフトとしての役割を持つようになりました。CDから音楽の取り込みをしたり、音楽のプレイリストによる整理や、次の曲の再生が分かるランダム再生機能「iTunes DJ」も搭載されています。
Appleは、これからは音楽コンテンツである「iTunes」を終了させ、音楽に特化した「ミュージック」、映像や動画を管理する「TV」、音声の「ポットキャスト」の3つのアプリに分散させることになると、言っています。
iTunesでM4AからMP3にファイル変換する方法は、下記の通りです。
- iTunesを起動させ、メニューバーで「編集」、「環境設定」の順でクリックします。その次に「一般環境設定」画面で「インポート設定」をクリックします。
- 「インポート方法」のプルダウンリストで「MP3エンコーダ」を選択、「OK」をクリックします。
- M4Aに変換したファイルをiTunesライブラリに追加して選択、メニューバーで「ファイル」、「変換」、「MP3バージョンを作成」という順でクリックします。しばらくすると、MP3ファイルに変換できます。
XMedia Recode
XMedia Recodeは、様々な種類のオーディオやビデオフォーマットの変換に変更可能なソフトです。無料で利用できるWindows専用のエンコードソフトです。また、あらゆる動画を一括変換できるソフトでもあり、例えば、iPadやiPhoneに変換が可能です。
XMedia Recodeは、動画ファイルや音声ファイルの処理速度が遅くなります。また、コピーガードなしでDVDのみに変換できます。その他にも、UIデザインが分かりにくい、といったデメリットがあります。
XMedia RecodeでM4AからMP3にファイル変換する方法は、下記の通りです。
- XMedia Recodeソフトを開き、ツールバー上にある「ファイル」ボタンをクリックし、変換したいファイルを選択します。
- 「メディアを開く」という画面が表示されるので、「ドライブ」欄で、変更元が入っているドライブを指定するか、下の「ハードディスク欄」でコピーしたファイルフォルダーを選択し、画面上部分の「メディア情報」を選択することで、該当ファイルの確認ができます。
- 画面中心部にある「形式」タブで、変更先フォーマットを設定し、「プロファイル」欄のプルダウンメニューをクリックし、「カスタム」を選択します。
- すぐ下の「形式」欄で、変更先フォーマットを指定します。
5KPlayer
5KPlayerは、無料で利用できる、多機能のメディアプレイヤーです。これまでにない動画再生を体験できるソフトでもあります。MP3・AAC・AC3・FLAC・ALACなどのフォーマットにも対応しています。
5KPlayerをインストールすることで、勝手にファイルの関連付けがされる、といったことが行われます。2021年12月の時点で、ファイルの関連付けは、無くなったとされています。ですが、「規定のプログラムとして認証済み」のファイル形式には、関連付けは行われていません。
5KPlayerでM4AからMP3にファイル変換する方法は、下記の通りです。
- 5KPlayerのソフトを起動させ、「Video」「Music」ボタンをクリックします。
- 再生したい動画を選択し、「Open」をクリックし、再生を始めます。
- 動画の形式を変換し、確認します。
まとめ
M4AをMP3に変換するソフトは、様々あり、上記で紹介した5つのソフトを試しながら、自分にあった動画ソフトを見つけていきましょう。どのソフトにもメリット、デメリットがあり、自分が操作しやすいソフトを選ぶことが大切です。是非、上記で紹介した情報を参考にしてみてください。
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