動画のサムネイルづくりの参考にしたい場合など、YouTubeで公開されている動画のサムネイルを保存したくなるシーンは少なくありません。
ただ、YouTubeにはサムネイルのダウンロード機能が備わっていないため、別の方法でダウンロードし、保存する必要があります。
この記事では、YouTube動画のサムネイル画像を保存する方法を紹介していきます。
URLを改変する方法やWebサービスを使う方法、ツールを活用する方法など、さまざまな方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Part1.YouTube動画のサムネイル画像を保存する方法
YouTubeで公開されている動画のサムネイル画像を保存する方法には、以下のような方法があります。
- 動画のサムネイル画像のURLからダウンロードする
- 動画のサムネイル画像を保存できるWebサービスを使う
それぞれの方法でのサムネイル画像の保存方法を、画像つきで解説していきます。
YouTube動画のサムネイル画像のURLからダウンロードする
YouTubeで公開されている動画のサムネイル画像は、特定のURLのID部分を変更することで保存できます。
まず、サムネイル画像を保存したい動画にアクセスしましょう。
動画のURLが、「https://www.youtube.com/watch?v=〇〇」となっているかと思います。
この末尾の〇〇の部分の11桁が、その動画のIDになるので、こちらをコピーします。
後は、「https://img.youtube.com/vi/ID/sddefault.jpg」の「ID」の部分をコピーしたIDに差し替えてアクセスするだけです。
すると、サムネイル画像が表示されるので、
左クリックで表示される「名前をつけて画像を保存」をクリックして、サムネイル画像を保存しましょう。
ちなみに、利用するURLのパスを変更することで、保存できるサムネイル画像のサイズも変えられるようになっています。
パス |
保存できるサムネイル画像のサイズ |
https://img.youtube.com/vi/ID/default.jpg |
120 x 90 |
https://img.youtube.com/vi/ID/mqdefault.jpg |
320 x 180 |
https://img.youtube.com/vi/ID/hqdefault.jpg |
480 x 360 |
https://img.youtube.com/vi/ID/sddefault.jpg |
640 x 480 |
https://img.youtube.com/vi/ID/maxresdefault.jpg |
1920 x 1080 |
YouTube動画のサムネイル画像を保存できるWebサービスを使う
YouTubeにアップされている動画のサムネイル画像は、専用のWebサービスを使って保存することもできます。
サムネイル画像を保存できるWebサービスはいくつかありますが、ここでは、代表的なWebサービスである「Only YouTube」を使ってサムネイル画像を保存する方法を解説していきます。
サムネイル画像を保存したい動画のURLか、URLの末尾にある11桁のVIDをコピーしたら、
Only YouTubeにアクセスし、入力欄にURLかVIDを入力します。
入力したら、「サムネイル画像」をクリックしましょう。
すると、さまざまなサイズのサムネイル画像が表示されるので、
保存したい画像にカーソルを合わせて右クリックし、「名前をつけて画像を保存」をクリックしてサムネイル画像を保存しましょう。
先ほどのURLを変更する方法の場合、画像のサイズに合わせてURLを変更しなければいけませんでしたが、Only YouTubeの場合はすべてのサイズのサムネイル画像が表示されるので、効率的に保存できるようになっています。
Part2.ワンクリックでYouTube動画のサムネイル画像を保存するツールオススメ
YouTubeにアップされている動画のサムネイル画像の保存方法としては、Webサービスを使った方法が定番となっていますが、「無料のWebツールはセキュリティが心配」という方もいるかと思います。
そういった方におすすめなのが、WondershareのUniConverterを使ったサムネイル画像の保存方法です。
ここからは、WondershareのUniConverterがどういったツールなのかを解説しつつ、UniConverterを使ったサムネイルの保存方法について解説していきます。
Wondershare UniConverterとは
Wondershare UniConverterは、世界的に有名な動画編集ツール「Filmora(フィモーラ)」などを製造・販売している、Wondershare社の変換ツールです。
メインの機能はmp4などの動画の変換ですが、その他にもさまざまな機能が備わっており、それらの機能の一つに動画や動画のサムネイル画像のダウンロード機能があります。
Wondershare社は非常に知名度の高い企業なので、安全性やセキュリティについても問題ありません。
安心安全に、YouTubeに公開されている動画のサムネイル画像を保存できます。
WondershareのUniConverterを使ってサムネイルを保存する方法
Wondershare UniConverterを使ってYouTubeにアップされている動画のサムネイル画像を保存する方法を解説していきます。
UniConverterを立ち上げたら、「ダウンロード」をクリックしましょう。
このような画面に遷移するので、こちらのアイコンをクリックします。
すると、いくつか選択肢が表示されるので、「サムネイルをダウンロード」をクリックしましょう。
動画のURLを入力する画面が表示されるので、サムネイルを保存したい動画のURLを貼り付けます。
「ダウンロード」をクリックしましょう。
すると、ダウンロードが始まり、保存先として選択したフォルダにダウンロードしたサムネイル画像が保存されます。
以上が、WondershareのUniConverterを使った、YouTubeに公開されている動画のサムネイル画像のダウンロード方法です。
Part3.YouTubeでのサムネイルの画像の保存に関するよくある質問
最後に、YouTubeでのサムネイル画像の保存に関するよくある質問をいくつか紹介していきます。
Q1:サムネイルの画像を保存するのは違法ですか?
YouTubeにアップされている動画のサムネイルを保存する行為自体は違法ではありません。
私的利用の範囲内であれば、サムネイルの動画を保存して活用することができます。
Q2:私的利用の範囲とは具体的にどういった行為を指しますか?
私的利用の範囲は明確に決まっているわけではありませんが、以下のようなケースが想定されます。
- お気に入りのサムネイル画像をPCに保存してときどき閲覧する
- お気に入りのサムネイル画像をPCに保存してデスクトップ画像などに設定する
- 伸びている動画のサムネイル画像を保存し、分析する
- 伸びている動画のサムネイル画像を保存して参考にしながら自分の動画のサムネイル画像を作る
このような目的での使用であれば、とくに問題になることはないでしょう。
一方、
- 保存したサムネイル画像をSNSなどを介してインターネット上にアップする
- 保存したサムネイル画像を自分の動画のサムネイルに設定する
- 保存したサムネイル画像をデータとして販売したり、商品化して販売する
これらの行為を行うと、法律で罰せられてしまう可能性があります。
サムネイル画像の著作権は、サムネイル画像を作成した人にあるので、その人の権利を侵害するような行為はNGです。
ただ、私的利用の範囲に関してはそれぞれのケースで判断が分かれる場合があるので注意しましょう。
Q3:サムネイル画像の保存に使えるWebサービスは安全ですか?
今回紹介したWebサービスは、いずれも会員登録や支払い方法の登録などを行わずに使えるサービスです。
そのため、比較的安全に使用できるサービスではあると言えますが、安全性については保証できません。
サムネイル画像の保存に使えるWebサービスは、基本的にはいずれのツールも以下のような手順でサムネイル画像を取得することになります。
- 動画のURLを入力する
- 画像をダウンロードする
データのダウンロードは、ウィルスへの主な感染経路になるため、インターネット上のデータのダウンロードは慎重に行うようにしなければいけません。
今回紹介したものを含め、Webサービスを利用する際は、自己責任で行うようにしてください。
安全性の高い方法でサムネイル画像を保存したい場合は、WondershareのUniConverterを使用する方法を試してみてください。
まとめ
YouTube動画のサムネイル画像を保存する方法について紹介してきました。
YouTubeで公開されている動画のサムネイル画像を保存する方法はいくつかありますが、安全な方法でダウンロードして保存したいのであれば、WondershareのUniConverterを使用するのがおすすめです。
WondershareのUniConverterには、AIを使ってサムネイル画像を効率的に作成する機能も備わっているので、サムネイル画像の保存と作成の両方をシームレスに進めることができます。
無料版も用意されているので、ぜひダウンロードして活用してみてください。
また、保存したサムネイル画像は、あくまでも私的利用の範囲内で活用するようにしましょう。