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JPGをPNGに簡単変換!
編集者 Takashi • 2024-04-29 14:07:46
パソコンに画像を取り込むと、ファイル名の後ろに必ず拡張子が付きます。主なものとしては「.jpg」や「.png」ですね。
JPGやPNGというのは画像データの保存形式です。これらの保存形式を、よくわからないからと最初の状態のままにしている人も少なくないでしょう。ですがそれぞれの保存形式の違いや特徴を知っておくと、用途に合わせた使い分けができるようになります。
この記事ではJPGとPNGの違いや、JPGとPNGの変換方法をお伝えします。
JPGとPNGの特徴
JPG形式(.jpg)は画像を圧縮する方法の一つです。画像の圧縮とは「できるだけ画像の見た目を変えずにファイルサイズを小さくすること」です。JPGでの圧縮はファイルサイズを小さくしやすいうえに、使えるカラー数が多いため、カラー写真などの色鮮やかな画像の保存に適しています。ただし、注意しなければならないのは「不可逆圧縮」であるということ。文字通り、一度圧縮した画像を再び元のサイズに戻すことができません。(正確には元のサイズに戻した時に画像が劣化してしまいます。)また、保存を繰り返すことでも画像が劣化してしまいます。
JPNG形式(.png)も画像を圧縮する方法の一つですが、こちらは「可逆圧縮」といって、一度圧縮した画像を元のサイズに戻したり、保存を繰り返しても画像が劣化しません。またJPGと同様に使えるカラー数も豊富です。また画像の透過が可能、すなわち背景だけを透明化する、といったこともできるのです。ただしPNGはJPGと比べて、ファイルサイズが大きくなってしまうことが欠点です。特に使用されている色数が多いほど、ファイルサイズも大きくなってしまいます。
JPGとPNGを変換しよう
さて、JPGとPNGの違いをわかっていただけたところで、今度は保存形式の変換方法をお伝えします。ひとつはオンラインで画像変換ソフト「Media.io」を使うという方法、もうひとつは動画変換ソフト「UniConverter」を使うという方法です。
Media.io
「Media.io」は無料で使える画像変換ツールです。JPG形式の画像をPNG形式に変換することも、PNG形式の画像をPNG形式に変換することも可能で、さらに20個までのデータを一括変換できます。方法はとても簡単。Wondershare Media.ioのページを開くと様々なオンラインツールがあります。そこから「画像変換」を選び、出てきた画面の中央にある+ボタンから変換したい画像ファイルを選択します。するとファイル名が表示されるので、その右にあるプルダウンから変換したい画像形式を選びます。そして右下の「CONVERT」をクリックすれば、指定した形式に変換されるので、そのファイルをダウンロードしましょう。複数のファイルを一括で変換したい際はファイル選択時に複数のファイルを選択するか、ファイル選択後、左下の「さらに追加」から追加のファイルを選択して下さい。複数のファイルを同一形式に変換する場合、「CONVERT」左のプルダウンから一括選択ができます。もちろん、各ファイルごとに個別に形式を指定することも可能です。
UniConverter
「UniConverter」は動画変換ソフトです。もちろん動画ファイルや音声ファイルの形式の変換もできますが、画像ファイルの形式変換も可能なのです。まずはUniConverterをインストールしてください。UniConverterを起動すると、左端にメニューバーがあります。(起動時は変換になっていると思います。)その一番下のツールボックスを選択してください。すると画面中央に複数のメニューが表示されるので、その中から変換を選びます。次に画面中央をクリックして、変換したいファイルを選択します。複数のファイルを選択することも可能です。右下の「変換」を押すとファイルが指定した形式に変換されます。複数のファイルを変換する際には、上部の「すべてを選択する」にチェックを入れてから「変換」を押してください。
UniConverter (ユニコンバーター)
まとめ
JPG形式は画像ファイルを小さいサイズに圧縮できますが、不可逆圧縮のため再拡大や保存の繰り返しには向きません。一方PNG形式は可逆圧縮のため元のサイズに戻したり保存を繰り返したりしても元の画質を保てますが、ファイルサイズは大きくなってしまいます。それぞれの特徴を理解して、画像の種類や使用目的によって、二つの保存形式を使い分けましょう。
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