最近はWebサイトやブログなど、高画質な画像を掲載する機会が増えたことにより、webp形式の画像を扱う人が増えてきました。
ただ、まだjpegやpngに比べると主流ではないため「ファイル形式がwebpで、使い慣れたjpegに変換できずに困った」「たくさんのwebp画像を一つひとつ変換するのが面倒」となった経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんなwebp形式の画像をjpegに一括変換したいときに、一括でまとめて処理できる便利な方法を紹介します。
手軽に使えるオンラインサイトからPCソフトまで幅広く解説するので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
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Part1.webpとjpegの基礎知識
本項目ではまず、webpとjpegそれぞれの画像形式が持つ特徴を解説し、変換するメリット・デメリットまで紹介します。
☆webp形式の特徴
webp形式は、Googleが開発した新しい画像形式です。
jpegやpngといった従来の形式に比べて圧縮率が高く、Webサイトの表示速度を改善する目的で多くのWebページで採用されています。
背景を透明にする「透過処理」や、短い動画のような「アニメーション」にも対応しているなど、汎用性の高さでも注目を集めています。
ただし、比較的新しい形式であるため、一部の古いソフトやアプリではファイルを開けない場合があるので、そこは注意する必要があるでしょう。
☆jpeg形式の特徴
jpegは、デジタルカメラの記録やWebサイトなど、古くから幅広い場面で使われている画像形式です。
約1677万色という豊富な色数を表現できるため、とくに写真のような色合いが複雑な画像の保存に向いています。
ほとんどのパソコンやスマホ、アプリ、Webブラウザが標準で対応しており、どんな環境でも扱いやすい「互換性の高さ」が最大の強みです。
ただし、背景の透過には対応しておらず、画質を維持したままwebpほどファイルサイズを小さくすることはできません。
☆webpをjpegに一括変換するメリット・デメリット
ここまで紹介した内容から読み取れる、webpをjpegに変換するメリット・デメリットは以下の通りです
【メリット】
- webp形式に対応していないソフトやSNS、印刷サービスでも画像が使えるようになる
- 色の表現が鮮やかになる
【デメリット】
- ファイルサイズが大きくなり、WEBサイト上での読み込みが遅くなる
- 変換の過程で画質が劣化する可能性がある
- 背景透過やアニメーションには未対応なので、失われてしまう
webpからjpegへの変換は、これらのメリット・デメリットを十分に把握したうえでおこないましょう。
Part2.webpをjpegに一括変換できるソフトを厳選して3つ紹介
ここからは、webpをjpegに一括変換できるソフトを厳選して3つ紹介します。
webpをjpegに一括変換できる多機能ソフト【Wondershare UniConverter】
UniConverterは、画像ファイルや動画の変換から編集までを一挙におこなえる多機能な変換ソフトです。
webp形式からjpeg形式への変換も3ステップでおこなえ、複数画像を一括で変換することも可能なので、作業の効率化がしたい方にとってはうってつけのソフトです。
画質の劣化が気になる方にはAIを使った「画像補正機能」、変換したjpeg画像からGIFを作りたい人には「GIFメーカー」など、他にも多くの機能が搭載されているので、画像を自由に変換・加工したい方にはUniConverterがおすすめです。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
webpをjpegに一括変換できる 複数の画像を一括でjpegに変換することも可能 |
高速でwebpをjpegに一括変換できる軽量変換ソフト【XnConvert】
XnConvertは、さまざまな画像形式に対応した、無料の画像変換ソフトウェアです。
webpからjpegへの変換だけでなく、500種類以上の画像形式の読み込みと80種類以上の画像形式への書き出しに対応しているため、無料とは思えないほどの汎用性の高さが評価されています。
webpをjpegに一括変換するのも可能なので、複数の画像を変換する方や、できるだけ費用をかけずに形式変換がおこないたい方には、XnConvertがおすすめです。
対応OS |
Windows / macOS / Linux |
特徴 |
500種類以上の画像形式の読み込み、80種類以上の書き出しに対応 一括での画像変換にも対応 |
強力なバッチ機能でwebpをjpegに一括変換可能【IrfanView】
IrfanViewは、世界中で長年利用されている定番の画像ビューワーソフトです。
本来は画像を閲覧するためのソフトであるものの、強力な「バッチ処理(一括変換)」機能も備えているので、webpをjpegで一括変換することも可能です。
ただし、変換するためには公式サイトで配布されているプラグインを導入する必要があるので、そこは注意しておきましょう。
対応OS |
Windows |
特徴 |
非商用で利用する場合は無料で使える webpをjpegに一括変換する機能も有している |
Part3.webpをjpegに一括変換できるブラウザツールを厳選して2つ紹介
続いて、webpをjpegに一括変換できるブラウザツールを、厳選して2つ紹介します。
webpをjpegに一括変換できるオンラインツール【iLoveIMG】
iLoveIMGは、画像編集に関する様々な機能が搭載された、便利なオンラインツールです。
機能が非常にわかりやすく、初めて使用する方でも簡単にwebpをjpegに変換できます。
ほとんどの変換をドラッグ&ドロップだけでおこなえ、webpからjpegへの一括変換にも対応しているので、とにかく手軽にwebpをjpegに変換したい人にはiLoveIMGがおすすめです。
対応OS |
Google Chrome / Firefox / Safari / Microsoft Edge など |
特徴 |
UIデザインがわかりやすく使いやすい pngからwebpへの変換が高速でおこなえる |
webpをjpegに変換する以外にも用途が多い万能コンバーター【Convertio】
Convertioは、画像だけでなく動画、音声、ドキュメントなど300種類以上のファイル形式に対応しているオンライン変換ツールです。
webpをjpegに一括変換することにも対応しており、パソコン上のファイルだけでなく、Google DriveやDropboxといったクラウドストレージから直接ファイルを読み込んで変換することも可能です。
画像以外にもさまざまなファイルを扱う機会が多い方には最適なサービスだと言えるでしょう。
対応ブラウザ |
Google Chrome / Firefox など |
特徴 |
300種類以上の多様なファイル形式に対応している クラウドストレージとの連携機能 |
Part4.簡単かつ高速|webpをjpegに一括変換する方法
ここからは、UniConverterを使用してwebpをjpegに一括変換する手順を解説します。
UniConverterでwebpをjpegに一括変換する手順
Step1.ホームから「画像変換」を選択
Step2.webp形式の画像を複数枚ドラッグ&ドロップで読み込ませる
※複数画像を読み込ませ、一括で変換することも可能です。
Step3.出力形式をjpegに指定して「一括変換」をクリック
まとめ
今回は、webpをjpegに一括変換できるソフトやオンラインツールについて解説しました。
webpの軽さとjpegの互換性にはそれぞれメリットがあるため、利用シーンに応じて最適な形式を選ぶ必要があります。
自分にあった形式にいつでも画像を変換できるよう、ぜひ今回紹介したソフトやツールを使用して、使いやすいツールを見つけてみてください。