保存した写真や画像には、それぞれ拡張子がついています。
「png」「jpg」などが例としてあげられ、解像度や画質などに違いがあります。
用途によって画像を変換すると、容量を抑えられるため、ストレージを軽くしたい場合におすすめです。
そこで今回は、画像の形式を変換するフリーソフトを紹介します。
Part1.画像のファイル形式を変換する方法
画像のファイル形式を変換するには、以下の方法があります。
【画像のファイル形式を変換する方法】
- フリーソフトを使用する
- オンラインサイトを利用する
ファイル形式の変換は、ソフトやサイトでおこなうことがほとんどです。
おすすめのフリーソフトとオンラインサイトを使った、画像のファイル形式変換方法について紹介するので、気になる方は参考にしてください。
フリーソフトを使用する
画像のファイル形式を変換する場合、フリーソフトの使用は一般的な方法です。
手軽に高品質な変換が行えるほか、多くのユーザーが使っています。
効率よく画像変換をするためには、ソフトの選択が重要です。
ソフトの多くは、ボタン一つで変換できることが多く、時間もかかりません。
【画像変換におすすめのフリーソフト】
- Uniconverter
- ペイント(Window標準搭載)
- XnConvert
いずれもおすすめの変換ソフトなので、変換したい人は必見です。
Uniconverter
Uniconverterは、動画や音声ファイルを別の形式の変換するソフトです。
多機能なメディア変換ツールであり、画像のファイル形式変換もサポートしています。
初心者でも使いやすい操作性が特徴で、JPEGやPNG、GIFなど、さまざまな形式に対応しているソフトです。
変換する際は、画像変換ツールを使用します。
一括変換にも対応しており、まとめて画像をインポートすることで、同一のファイルに変換できます。
そのほか、編集機能も搭載しており、一つのソフトで複数の用途に使えるのが魅力です。
さらに、変換速度が速く、多様なファイル形式に対応している点も魅力です。
旅行や家族との写真をまとめて変換したい場合にも対応できるため、幅広い用途に利用できます。
ペイント(Windows標準搭載)
Windowsに標準搭載されているペイントも、画像形式を変換する際に利用できます。
非常にシンプルで使いやすいため、初心者でも簡単に利用できます。
JPEGやPNGへの変換が可能で、追加のソフトをインストールせずに使えるのがメリットです。
しかし、ペイントは基本的な機能に限られており、高度な編集やバッチ処理には向いていません。
それでも、シンプルな作業には十分使用できるため、別途ソフトをダウンロードしたくない人におすすめです。
XnConvert
XnConvertは、幅広い画像形式に対応しているフリーソフトで、一度に大量の画像を変換できます。
多くのファイル形式に対応しており、バッチ処理機能を使えば、複数の画像を一括で変換可能です。
対応しているファイルは、以下のとおり。
【Xnconvertで変換できる形式】
- JPG
- GIF
- PNG
- TIF
- PSD
- WebP
無料で使えるうえに高機能な点が特徴で、頻繁に画像変換を行う人にとって非常に便利なツールです。
また、XnConvertはぼかしやモザイクなどのフィルタや、エフェクトを追加できます。
写真の雰囲気を簡単に変えられるため、編集作業にも便利です。
オンラインサイトを利用して画像変換を行う
画像変換をするなら、ソフト以外にオンラインサイトを利用する方法があります。
ソフトをインストールする必要はなく、手軽に変換ができるため、ソフトのインストールが難しい場合や、一時的な用途で利用する場合に最適です。
おすすめサイトを紹介すると、以下のとおりです。
【画像変換におすすめのサイト】
- サルワカ
- Canva
- MyEdit
- I love IMG
手軽に利用できるため、初心者にもおすすめです。
サルワカ
サルワカは、シンプルな操作で画像変換ができる、日本語対応のオンラインサイトです。
初心者でも簡単に利用できる点が魅力で、さまざまな形式に簡単に変換できます。
ツールは、大きく分けて3つ存在します。
【サルワカの画像変換ツールについて】
- PNG/JPEG→WebP変換
- PNGをJPEGに変換
- 画像のリサイズ
無料で利用できるため、気軽に画像変換したい場合に最適です。
また、操作手順が非常にシンプルで、知識がなくても短時間で画像を変換することができます。
日本人が運営しており、安心して利用できます。
Canva
Canvaは、デザインツールとして有名ですが、画像のファイル形式変換にも対応しています。
簡単な操作で画像をJPEGやPNGなどに変換でき、変換後の画像をすぐにデザインに活用できます。
変換する場合は、画像をエクスポートする際にファイル形式を選択しましょう。
無料プランでも十分な機能が利用できるため、デザインも合わせておこないたい人におすすめです。
また、Canvaは画像のトリミングやフィルタ機能も備えており、変換後の画像をそのまま加工できます。
プロジェクトに合わせて、画像をすぐに利用できる点がメリットです。
MyEdit
MyEditは、シンプルで使いやすい画像変換サイトです。
操作性が分かりやすく、初心者でも簡単に操作できます。
変換に対応しているファイルは、以下のとおりです。
【MyEditの返還に対応しているファイル】
- JPG
- GIF
- WebP
- BMP
多くの画像形式に対応しており、無料で利用できるため、画像形式を変えたい場合に便利です。
また、変換速度が速く、画質の低下を抑えたまま変換が行えます。
ユーザー登録は不要で、すぐに利用できる点も一つの魅力です。
I love IMG
I love IMGは、画像編集や変換に特化したオンラインサービスで、JPEG、PNG、GIFなどの形式に対応しています。
変換だけでなく、画像のリサイズや圧縮も行えるため、複数の用途で利用できます。
使い方も簡単で、初心者でも手軽に利用できる点が特徴です。
また、複数の画像を一括で処理することも可能で、時間の節約になります。
やや広告が表示されますが、基本機能は無料で利用可能です。
変換も、画像をドラッグ&ドロップするだけで完了するのでおすすめのサイトです。
Part2.画像変換をする手順
画像を変換する場合、ソフトやサイトを使用します。
そこで、以下のおすすめを例にあげ、手順を紹介します。
【画像変換に使いたいソフトとサイト】
- Uniconverter
- サルワカ
ファイルのサイズを軽くしたり、解像度を変更したりして、ストレージの容量を節約しましょう。
フリーソフト:Uniconverter
Uniconverterを起動し、画像変換をクリックしましょう。
すると、以下の画面が出てきます。
変換したい画像をドラッグ&ドロップで追加します。
次に、出力形式を選択し、「変換」ボタンをクリックするだけで画像変換が開始されます。
変換が完了すると、専用のフォルダに画像が保存されています。
また、複数の画像をまとめて変換できることも一つの特徴です。
まとめて選択してインポートすることで、利用できます。
変換設定では、解像度や画質を選択できるため、変換後のファイルを自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。
オンラインサイト:サルワカ
サルワカを使用して画像を変換する手順は非常にシンプルです。
今回は、PNGをWebPに変換します。
変換したい画像をアップロードするか、ドラッグ&ドロップをしましょう。
インポートした時点で変換は完了しており、「WebPをダウンロード」をクリックすると、ダウンロードできます。
特別な知識がなくても簡単に操作できるため、初心者でも利用可能です。
変換後はワンクリックでダウンロードでき、すぐに画像を使えるのでおすすめです。
Part3.画像を変換する際に気を付けること
画像を別の形式に変換する場合は、以下のことに気を付けましょう。
【画像を変換する際に気を付けること】
- 画質が荒くなる可能性がある
- ファイルがクラッシュする可能性がある
変換するとストレージを節約したり、解像度を変更できたりしますが、それぞれ気を付けることが大切です。
画質が荒くなる可能性がある
画像を異なる形式に変換すると、画質が荒くなることがあります。
とくに圧縮率の高い形式に変換すると、画質が低下するリスクがあるため、必要に応じて設定を調整することが大切です。
例えば、こちらの画像。
PNG形式で保存された、圧縮前・変換前の画像です。
こちらの圧縮率を高めて、jpgに変換すると以下のようになります。
ファイルサイズは436KBから29KBに減りましたが、非常に画質が荒くなりました。
元の画質を保つためには、可能な限り無圧縮で保存する形式を選ぶとよいでしょう。
また、ファイル形式によっては色の表現が制限されることがあります。
とくにGIF形式に変換する場合は、色数が限られるため、変換前に確認しましょう。
ファイルがクラッシュする可能性がある
変換中にファイルがクラッシュする可能性もあります。
大量の画像を一度に変換する際や、不安定なインターネット接続を使用している場合、クラッシュが発生することがあります。
そのため、データを失わないように、バックアップを取っておきましょう。
また、変換中にエラーメッセージが表示された場合には、再度試みるか別のツールを利用することも一つの方法です。
安定した環境で作業することがクラッシュを防ぐポイントです。
まとめ
画像のファイル形式を変換するには、フリーソフトやオンラインサイトを利用する方法があります。
どちらの方法もそれぞれのメリットがあり、自分のニーズに応じて選ぶことが大切です。
フリーソフトは多機能で高品質な変換が可能ですが、オンラインサイトは手軽さが魅力です。
自分に合った方法で画像のファイル形式を変換しましょう。