昨今、デザイン作成にCanvaを使用するユーザー数が増えています。
Canvaを知らない方向けに解説すると、Canvaはプロが作成したデザインテンプレートを活用して時短でデザインを作成できたり、ホームページ作成や簡単なアプリ作成もできる超高機能なグラフィックデザインツールです。
上記のような本格的な機能は必要ないという方でも、スマホで作成した画像の拡大・縮小も簡単におこなえると聞けば、利用してみたいと思うのではないでしょうか。
本記事ではまずCanvaの入門編として「画像のサイズを変更する方法」を解説するので、機能に興味がある方、Canvaがずっと気になっていた方はぜひ最後までご覧ください。
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Part1.無料版Canvaで画像のサイズ変更をおこなう方法
本項目では、無料版のCanvaで画像のサイズを変更する方法を解説します。
1.基本的な画像サイズ変更の方法・手順
まずは、Canvaを使った最も簡単な画像のサイズ変更方法を解説します。
※Canvaへの登録・ログイン方法は本記事では割愛します。手順のみを解説するので、初めてCanvaを使う方は事前に会員登録を済ませておくようにしてください。
実際の手順は以下の通りです。
Step1.「デザインを作成」→サイズを指定して「新規作成」をおこなう
※用途が確定している場合は「Instagram投稿(4:5)」や「プレゼンテーション(16:9)」など元々用意されているサイズを使用しましょう。
Step2.「アップロード」から任意の画像をアップロードしクリック
Step3.画像の角・四辺のハンドルをドラッグすることでサイズを調整する
※画像をクリック後「幅」と「高さ」を入力してサイズ調整することも可能です。
Step4.「共有」→「ダウンロード」→ファイルの種類などを指定し、再度ダウンロード
以上の方法で画像のサイズを簡単に変更することが可能です。
2.複数の画像をサイズ変更する方法・手順
Canvaでは、画像を1つずつではなく複数画像を同時にサイズ変更することも可能です。
以下でその方法・手順も解説します。
Step1.「デザインを作成」→サイズを指定して「新規作成」をおこなう
Step2.「ページを複製」し、各ページに画像を反映させてサイズ調整をおこなう
Step3.「共有」→「ダウンロード」→ファイルの種類などを指定しダウンロード
※ダウンロード時に「ページを選択」を選択することで、任意のページ数のみをダウンロードできます。
この方法を使えば複数の画像を同一のサイズに変更することができるので、たとえば全ての画像をInstagramに投稿するときなどに重宝します。
3.有料版Canvaプロでのみ使える「リサイズ」
ここからは、有料版のCanva プロに登録すれば使用できる「リサイズ」の方法を紹介します。
無料版のCanvaでは、一度設定したカンバスのサイズを変更するときには改めて「デザインの新規作成」をおこなう必要がありました。
しかし、有料版のCanvaプロであれば左上の「リサイズ」をクリックするだけで、編集中のデザインのカンバスサイズを直接変更することができます。
これにより作業の手間が激減するので、リサイズ機能のためだけでもCanvaプロに登録するメリットはあるでしょう。
Part2.Canvaで画像のサイズを変更するときの注意点
Canvaでは誰でも簡単に画像のサイズを変更することができますが、その分注意点もいくつか存在します。
本項目では、その注意点と対策を3つ紹介していきます。
1.画像の拡大による画質の低下
サイズ変更の際、解像度が低い画像を拡大しようとすると画像がぼやけたりジャギー(解像度が落ちて曲線がギザギザになること)が発生する可能性があります。
解像度の低下を防ぐためにも、拡大は解像度が高い元画像でのみおこなうようにしましょう。
※有料版のcanvaプロであれば「画像品質アップツール」で解像度を補正した状態でのサイズアップがおこなえます。
画像品質アップツールは「アプリ」→検索窓で「画像品質アップツール」と検索すれば出てくるので、Canvaプロに登録している人は使用感を試してみてください。
2.サイズ変更時のデザイン要素の崩れ
画像にテキストを挿入する・デザインを追加するなどの編集をおこなった後でサイズ変更をおこなうと、テキストの配置がずれたり比率が崩れてしまいます。
画像に追加デザインを施す場合は、必ず画像を適切なサイズに変更をした後でデザインの追加をおこなうようにしましょう。
3.ファイル形式の選択
保存するファイル形式によっては、画像の品質やファイルサイズに違いが生じる可能性があります。
以下に主なファイル形式としてJPEG、PNGの特徴をまとめたので、自分の用途や作成した画像・デザインに合った形式を選ぶようにしましょう。
【JPEG】
圧縮率が高いためファイルサイズが小さく、ほぼすべてのデバイスやブラウザで視聴が可能なため、SNSへの投稿する写真やWEBサイトで使用する画像に適している。
他のファイル形式より色の表現が得意なものの、圧縮時に画質が劣化するなどのデメリットも存在する。
【PNG】
透過背景を使えるため、Canvaなどで背景透過処理をおこなった場合でもその処理が適応された状態で保存できる。(透過したままの保存はJPEGではおこなえない)
解像度を高く保てるため細部の表現も崩れることが少ないものの、その分ファイルサイズは大きくなるので写真の保存には不向き。
Canvaで画像・写真のサイズ変更をおこなう際は、上記で紹介した注意点に気を付けるようにしましょう。
Part3.UniConverterなら一括で画像サイズ変更が可能
ここまでに紹介したCanvaの画像サイズ変更では、全ての画像を「自動」かつ「一括」でサイズ変更をおこなう機能はまだ実装されていません。
「どうしても自動・一括で画像サイズを変更したい」方には、UniConverterがおすすめです。
UniConverterは、AIを活用した画像のサイズ変更や背景透過、画質補正などがおこなえる高機能なPCソフトです。
画像のサイズを一括変更する機能もあるため1枚1枚手動でサイズを変更する手間がなく、同じ画面内で背景透過や彩度の調整もおこなえるので、画像を編集する作業を効率化したい人には最適です。
他にも複数枚の画像をつかってGIFアニメーションを作成したり、動画やオーディオの編集・加工も可能なので、動画・画像・音楽に関するあらゆる作業がこのソフト1つでおこなえるといっても過言ではありません。
データを加工することが多い方は、ぜひUniConverterを検討してみてください。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
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UniConverterで画像のサイズを変更する手順
ここからは、UniConverterで画像のサイズを変更する手順を解説します。
※一括で画像サイズを変更する方法も併せて解説します。
Step1.ホームから「一括画像エディター」をクリック
Step2.サイズを変更したい画像・写真をドラッグ&ドロップ
※複数の画像を貼り付けることで、一括での画像編集も可能
Step3.「サイズ変更」から変更したいサイズを選択し、「すべてエクスポート」をクリック
※用途が決まっているのであれば、すでに用意されているサイズを選択して使用
まとめ
今回は、Canvaを使って画像のサイズ変更をおこなう方法を解説しました。
Canvaは無料でも多くの機能を使用できる優秀なグラフィックデザインツールなので、まずはここで解説した画像のサイズ変更などの簡単な作業用として使い始め、ゆくゆくは写真にテキストを挿入したり細かな調整・加工ができるようにすることをおすすめします。
ただ、さらに簡単に画像を一括でサイズ変更したい場合は、AIを活用して一括でのサイズ変更もおこなえるUniConverterの使用を考えてみてください。
効率的に画像のサイズを変更できる機能を使いこなして、SNS投稿やWEBサイトでの画像使用などをもっと手軽におこなえるようにしましょう!