「YouTubのタイムスタンプでユーザーファーストのチャンネルを作りたい」「検索数をアップさせて収益につながるチャンネルにしたい」と悩んでいる方は多いでしょう。
YouTubeのタイムスタンプとは「動画内における指定時間のリンク」です。チャプターごとに始まりと終わりの時間を設定することで、視聴者の内容理解をスムーズにします。
しかし、タイムスタンプの具体的な設定方法がわからない方も多いのではないでしょうか?
本記事では、YouTubeのタイムスタンプ機能の概要や初心者でも5分で設定できる方法、タイムスタンプを設定するメリット・注意点、動画編集におすすめのツールを解説します。
YouTubeのタイムスタンプ機能を活用して、“見られるコンテンツ”を作りましょう。
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Part1.YouTubeのタイムスタンプ機能とは?デバイス別に紹介
YouTubeのタイムスタンプ機能は、動画内の時間を指定するリンクです。視聴者がタイムスタンプをクリックすると、動画内の指定された時間に飛ぶことができます。
30分以上の長尺動画をアップロードする際には、タイムスタンプ機能は視聴者の離脱を防ぐ役割を果たします。ユーザーファーストのコンテンツ作成には欠かせません。
このYouTube動画では、概要欄にタイムスタンプが挿入されています。内容の変わり目のタイミングをタイムスタンプで指定することで、より内容がわかりやすくなっていますね。
また、概要欄下部にはチャプター機能が配置され、タイムスタンプで指定された時間の動画のビジュアルが見える化されています。実況動画やリアクション動画などのビジュアルの変化が著しい動画においては、視聴者が見たいシーンを選ぶのに多いに役立ちます。
また、YouTubeには動画内のお気に入りのタイミングを共有できる機能もあります。
【スマホの場合】
YouTube動画のURLをコピーして、語尾に「?t=〇〇」の〇〇に秒数を入れると指定した秒数から動画がスタートします。URLのコピー後にほんの少し操作するのが注意点です。
【PCの場合】
パソコン版は「開始位置」の秒数にチェックマークを入れて共有するだけでOKです。
Part2.【初心者必見】YouTubeのタイムスタンプの設定方法
YouTubeのタイムスタンプの設定方法には以下の2つの方法があります。
- 自動チャプター機能
- 手動チャプター機能
ここでは、それぞれの方法でタイムスタンプを設定する方法をチェックしましょう。
🌟1.【5分でOK!】自動チャプター機能
YouTubeでは以下の手順で自動で動画にタイムスタンプを追加できます。
①YouTubeStudioを開いて「コンテンツ」をクリック
②タイムスタンプを入れたい動画をクリック
③詳細設定の「すべて表示」をクリック
④「チャプターと重要なパートの自動生成を行う」にチェックを入れる
たったこれだけで自動チャプター機能がオンにできます。ただし、YouTubeの判断によってチャプターが付くかどうかが判断されてしまうのが注意点です。
タイムスタンプ・チャプター機能を使うなら手動設定が確実だといえます。
🌟2.手動チャプター機能
投稿者目線で区切りたい箇所でタイムスタンプをつけるなら、手動でチャプターを表示させるのがおすすめ。タイムスタンプ機能を使うために覚えておきたい条件は以下の3点です。
- 数字は必ず半角で入力する
- タイムスタンプは3つ以上
- 動画の長さが10秒以上ある
これらの条件をクリアしていることを確認したら、タイムスタンプを設定しましょう。
①YouTubeStudioを開いて「コンテンツ」をクリック
②タイムスタンプを入れたい動画をクリック
③詳細の「説明」の欄に手動でタイムスタンプを入力
④概要欄に追加される(画像のようにコメント欄に追記もあり)
このように、YouTubeの概要欄にもコメント欄にもタイムスタンプを記載できます。
Part3.YouTubeでタイムスタンプを設定する3つのメリット
YouTubeでタイムスタンプを効果的に設定するメリットは以下の3点です。
- SEO・VSEOの効果が期待できる
- ユーザーの利便性が向上する
- 動画を見返す際に便利
ここでは、YouTubeのタイムスタンプを設定するべき理由を確認しましょう。
🌷SEO・VSEOの効果が期待できる
YouTubeでタイムスタンプを設定すると、GoogleやYahoo!検索などの検索エンジンで評価されやすくなり、チャプターごとに自分の動画をアピールすることもできます。
筆者がGoogleで検索してみた結果、以下のようにチャプターも表示されていました。
また、VSEOと呼ばれるYouTube内での検索順位アップにも対応できます。
視聴者に見られるコンテンツを目指すなら取り入れておきたいポイントです。
🌷ユーザーの利便性が向上する
YouTubeでタイムスタンプを設定することで、ユーザーは動画の内容を一目で把握できるようになります。離脱率が高まってしまうリスクもありますが、ユーザーが知りたい情報を最短最速で届けられるため、結果として動画の満足度向上やファン獲得につながるでしょう。
YouTubeで動画投稿者として成功するためには、いかに根強いファンを獲得できるかが大切です。その意味で、タイムスタンプ機能を有効活用する重要性は大きいといえます。
🌷動画を見返す際に便利
YouTubeでタイムスタンプを設定すると、自分自身が動画を見返す際に振り返りたい場所にピンポイントでアクセスでき、動画コンテンツの編集・改善の効率化を助けてくれます。
Part4.YouTubeでタイムスタンプを設定する際の注意点
YouTubeでタイムスタンプを設定する際の注意点は以下の2点です。
- 視聴時間や再生完了が稼ぎにくくなる可能性もある
- チャプターを意識しないと動画構成がわかりづらくなる
タイムスタンプを設定すると、動画をスキップされてしまうリスクが高まります。動画冒頭で目次を作って流れを説明して、視聴者を安心させるのがおすすめです。
また、どこでチャプターを区分けするのかが決まっていないと、動画の繋がりがわかりにくくなってしまいます。動画作成時からチャプターを意識して構成を考えてみましょう。
Part5.クオリティの高いYouTubeの動画編集ならUniConverter
UniConverterは、最新AI機能を用いて効率的に高クオリティな動画編集ができるマルチタスクツールです。10000種類以上の動画サイトから音声・動画をダウンロードでき、気になるコンテンツを収集可能。なおかつ1000種類以上のファイル形式に柔軟に変換できます。
また、字幕の自動生成や翻訳、AIによる動画の自動補正・ノイズ除去・アップスケールなどにも対応しており、ありとあらゆる動画編集の作業をこなせるおすすめのツールです。
YouTube向けの高クオリティの動画作成を考えている方はチェックしてみましょう。
Part6.YouTubeのタイムスタンプに関してよくある3つの質問
YouTubeのタイムスタンプに関しては以下の3つの質問がよく見られます。
- YouTubeのタイムスタンプは1時間以上の動画にもつけられる?
- YouTubeのタイムスタンプが迷惑になってしまうワケ?
- YouTubeのタイムスタンプ作成ツールは?
ここでは、これらの質問とそれに対する答えをチェックしましょう。
Q1.YouTubeのタイムスタンプは1時間以上の動画にもつけられる?
1時間以上の動画にもYouTubeのタイムスタンプを設定できます。
たとえば、「1:00:〇〇」の〇〇の部分に時間を指定することで、1時間以降から2時間未満のタイムスタンプを設定することが可能です。
Q2.YouTubeのタイムスタンプが迷惑になってしまうワケ?
YouTubeのタイムスタンプ機能は、言い換えればスキップ機能です。この機能を設定すると、エンゲージメントを伸ばしたい動画視聴者にとっては迷惑に感じてしまうことも。
- 動画内に目次を作る
- 概要欄の3〜4行目以降にタイムスタンプを入れる
- タイムスタンプは「0:00」からスタートしない
動画に目次を作って表示することでスキップを回避する効果があります。また、概要欄の最上段から少し下の方にタイムスタンプを設定することで離脱をへらす効果も。
ちなみに、「0:00」以降にタイムスタンプを設定すると、チャプター機能が表示されなくなります。目立つチャプターを表示させたくない方は「0:01」以降に時間を設定しましょう。
Q3.YouTubeのタイムスタンプの拡張機能は?
Googleの拡張機能を使えば、よりスムーズに手動チャプター機能を設定できます。
- SukoStamp:動画視聴中に手軽にタイムスタンプの時間を記録できる
- YouTube Timestamp Loader:再生中にタイムスタンプを表示する
このように、便利なツールを使えばYouTubeの視聴体験をさらに向上できますよ。
YouTubeのタイムスタンプを有効活用して視聴者の利便性を向上しよう!
この記事では、YouTubeのタイムスタンプの機能やスマホ・パソコンを使ってタイムスタンプを設定する方法、タイムスタンプのメリット・注意点について解説しました。
タイムスタンプを設定することで、動画投稿者にとっても視聴者にとっても利便性が向上するだけでなく、SEOやVSEOにおいて上位表示される要因のひとつになり得ます。
YouTubeのタイムスタンプを有効活用して、多くの人に見られる動画を投稿してみては?