動画ライブ配信サイトが続々と登場しています。V LIVE(現Weverse LIVE)は韓国発の動画ライブ配信サイトで、アイドルやアーティストの映像を流しています。そこで今回は、V LIVEの使い方や動画をダウンロード・保存できるツールについて紹介します。
Part1.V LIVE(現Weverse LIVE)とは
V LIVE(ブイライブ)は、韓国のNAVERが提供していた動画ライブ配信プラットフォームです。主にK-POPアイドルやアーティスト、俳優がリアルタイムでファンとコミュニケーションを取るために利用していました。ファンはライブストリームを通じて、チャットを通じてリアルタイムでコメントを送ることができ、アーティストはそれに応答する形で交流することが可能でした。
V LIVEでは、ライブ配信だけでなく、過去のコンテンツもオンデマンドで視聴でき、ファンミーティングやバックステージの様子、バラエティ番組形式のコンテンツなど、アーティストの日常生活や制作過程に触れることができるのが特徴でした。また、サブスクリプションや有料コンテンツなどもあり、特典映像や限定コンテンツも提供されていました。
なお、2022年にV LIVEのサービスはWeverseに統合され、現在はV LIVE自体のサービス提供は終了しています。代わりに、Weverse LIVEという類似のサービスが登場しています。
Part2.V LIVE(現Weverse LIVE)の使い方
以下では、Weverse LIVEサービスを念頭に、使い方を解説していきます。
V LIVE(現Weverse LIVE)の登録方法
Weverse(旧V LIVE)の登録方法について、以下の手順で進めることができます。
まず、Weverse公式サイトにアクセスし、アカウント登録をします。なおWeverseでは、SNSアカウントを使って簡単に登録することができます。Google、Apple ID、Facebook、X(旧Twitter)、LINEといったSNSのアカウントをサポートしています。SNSアカウントを使用したくない場合には、メールアドレスを使って登録することも可能です。
V LIVE(現Weverse LIVE)の使い方
Weverseでは、好きなアーティストのコミュニティに参加することで、彼らのコンテンツを楽しんだり、他のファンと交流することができます。まず、アプリのトップ画面で「Weverse」タブを開きます。まず、検索バーにアーティスト名を入力して、コミュニティを見つけるか、リストから探します。次に、コミュニティページで「参加」をクリックして、アーティストの投稿やビデオ、写真を閲覧できます。
コミュニティに参加すると、アーティストの投稿が表示されます。投稿には「いいね」やコメントをつけることができ、リアルタイムでアーティストや他のファンとコミュニケーションを取ることが可能です。アーティストはWeverseでライブ配信や動画を共有することがあります。
動画を視聴するためには、コミュニティ内でビデオタブを開き、過去の動画コンテンツやライブ配信のスケジュールを確認しましょう。次に、ライブ配信が始まったら、通知が来るので、それをタップして視聴できます。また、過去のライブやオンデマンドの動画も「ビデオ」セクションでいつでも再生可能です。
Part3.V LIVE(現Weverse LIVE)の動画をダウンロードできるツール
V LIVEの動画をダウンロードできるツールとして、以下のものが挙げられます。
①Getvideo
GetvideoはYouTubeなどの動画共有プラットフォームから動画やオーディオファイル、プレイリストをダウンロードできるサービスです。
特徴 |
・YouTubeなどの動画サイトからのダウンロードに対応 ・URLを入力するだけで簡単にダウンロードが可能 ・MP4、MP3など、複数のファイル形式に対応 |
メリット |
・無料で利用できる ・操作がシンプルで初心者にも使いやすい ・高解像度の動画もダウンロード可能 |
デメリット |
・サイトによってはダウンロードできない場合がある ・広告が表示されることがある ・長時間の動画や一部の形式ではダウンロード速度が遅くなることがある |
②Wondershare UniConverter
Wondershare UniConverterは、動画ダウンロード機能をもつファイルコンバーターです。1000種類以上のファイル形式に対応し、ダウンロードする動画をさまざまなファイル形式、品質にカスタマイズ可能です。
対応OS |
Windows、macOS |
特徴 |
・多機能なファイルコンバーター ・1000以上のファイル形式に対応 ・高速な変換速度 |
メリット |
・使いやすいユーザーインターフェース ・編集、圧縮、変換といった多様な機能を1つに統合 ・高画質のままファイルサイズを圧縮できる |
デメリット |
・高機能だが価格が高め ・一部の機能は有料版のみ利用可能 ・動画ダウンロード機能は一部サイトに制限がある |
③Fetchfile
Fetchfileは、Vimeo、Dailymotionなど主要な動画共有プラットフォームから動画をダウンロードできるサイトです。無料で運営されているにもかかわらず、ダウンロード数の制限がないなど、サービス性の高さが売りです。
特徴 |
・YouTubeなどの動画サイトから動画をダウンロード可能 ・URLを入力するだけで動画を簡単に取得 ・複数の解像度やフォーマット(MP4、WEBMなど)に対応 |
メリット |
・動画の解像度を選択してダウンロードできる(HDなど) ・シンプルなインターフェースで、初心者にも使いやすい ・インストール不要で、すぐにブラウザから利用できる |
デメリット |
・一部の動画サイトでダウンロードが制限される場合がある ・広告が表示されることがある ・ダウンロード速度が遅くなることがある、 |
④Movie Box
MovieBoxは、動画再生や編集機能をもつ多機能なファイル管理アプリです。画像や文書ファイルのビューアーとしても使用できるなど、オールインワンツールとして重宝されるでしょう。
対応OS |
Android |
特徴 |
・無料で映画やテレビ番組をストリーミングまたはダウンロード可能 ・映画やテレビ番組の広範なカタログを提供 ・オフラインで視聴するためのダウンロード機能がある |
メリット |
・無料で最新の映画やテレビ番組を視聴できる ・広告が比較的少なく、視聴体験が快適 ・オフラインでの視聴が可能 |
デメリット |
・法的な問題や著作権侵害のリスクがある場合がある |
⑤トルミル
トルミルは動画や音楽の保存、再生に対応したファイル管理アプリです。動画のダウンロード機能、オフライン視聴、バックグラウンド再生など、動画に関する多くの機能を搭載しています。
対応OS |
iOS、Android |
特徴 |
・YouTubeなど、主要な動画サイトからの動画ダウンロードに対応 ・URLを入力するだけで、簡単に動画を取得可能 ・複数の形式(MP4、MP3など)や解像度を選択できる |
メリット |
・無料で手軽に使用できる ・高解像度動画のダウンロードにも対応している ・シンプルなインターフェースで、初心者にもわかりやすい |
デメリット |
・サイトによってはダウンロードできない動画がある ・長時間の動画や高解像度の場合、ダウンロードに時間がかかる場合がある ・広告やポップアップが表示されることがある |
⑥5kplayer
5kplayerは、中国のDigiarty Software, Inc.が開発したメディアプレーヤーです。動画のダウンロードやDVDの再生、ストリーミング再生など、数多くの機能を搭載したオールインワンソフトだといえるでしょう。
対応OS |
Windows、macOS |
特徴 |
・4K/5K動画の再生、ダウンロード、AirPlay対応 ・YouTube、Vimeo、Dailymotionなどの複数の動画サイトからダウンロード可能 ・動画の変換や音声の抽出(MP3、AACなど)にも対応 |
メリット |
・高解像度の動画もダウンロード・再生できる ・YouTube以外の多数のサイトからもダウンロード可能 ・メディアプレーヤーとしても機能し、幅広いフォーマットに対応している |
デメリット |
・無料版には広告が含まれている ・一部の機能は使いこなすのに時間がかかる可能性がある ・大容量ファイルの処理時にシステムへの負荷が高くなる場合がある |
Part4.V LIVE(現Weverse LIVE)の動画をダウンロードする方法
V LIVEの動画をダウンロードできるツールは数多く存在するものの、サイトの仕様変更に対応するのは無料のツールでは難しいかもしれません。そこでおすすめのツールが、Wondershare UniConverterです。動画サイトの急な仕様変更に対応できるよう、アップデートを頻繁に行なっています。また、動画をダウンロードできない場合でも、画面録画機能で動画を保存できる可能性があります。
そこで、UniConverterを使って動画をダウンロードする手順と、画面録画機能で動画を保存する手順を紹介します。
UniConverterでV LIVE(現Weverse LIVE)の動画をダウンロードする方法
Step1. UniConverterを起動
UniConverterを起動し、画面上部に表示される「ダウンロード」ボタンをクリックします(①)。
Step2. ダウンロードしたい動画のURLをコピー&ペースト
画面左上の「クリップ」アイコンから「動画をダウンロード」を選択します(②)。
ウィンドウ内の空欄に、ダウンロードしたい動画のURLをコピー&ペーストします(③)。
Step3. ダウンロードの実行
「OK」ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます(④)。チャイム音が鳴ると、ダウンロードが完了し、ダウンロードした動画が表示されます。
UniConverterの画面録画機能でV LIVE(現Weverse LIVE)の動画を記録・保存する方法
Step1. 画面録画ツールの立ち上げ
UniConverterを起動し、画面中央に表示される「画面録画」をクリックします(①)。
再度、「画面録画」をクリックします(②)。
Step2. 画面録画の設定
画面録画したい動画のページにアクセスします。赤枠が画面録画されるエリアなので、動画の画面とを合わせます(③)。
Step3. 画面録画の実行
設定が完了すると、「REC」ボタンをクリックします(④)。
「■」ボタンを押すと、画面録画が終了します(⑤)。
UniConverterに画面録画された動画が表示されます(⑥)。
関連記事:ドキドキライブ(dokidoki live)とは何?配信動画の録画・保存方法を紹介
まとめ
V LIVEはアーティストの最新の動画コンテンツをいち早く送信するなど、情報交換の場としては最適なプラットフォームです。その一方でコンテンツを別の端末でオフライン視聴したい方もいらっしゃるでしょう。V LIVEは韓国のコンテンツであり、日本とは著作権の扱いも若干異なります。法律順守のうえで、コンテンツを楽しみましょう。