画像・写真・撮影
- 1. GIFを作るコツ+
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様々な画像形式をJPGに変換する方法まとめ
by Takashi • 2022-05-19 22:18:36 • Proven solutions
今や、スマートフォンでいつでもどこでも気軽に写真を撮れる時代です。撮った写真をSNSなどでシェアすることを当たり前になりました。しかし、スマートフォンで撮った写真の形式をチェックしてみると、決して汎用性が高いとは言えない形式というケースが多くあります。
この記事では、そんな画像形式を汎用性の高いJPG形式に変換する方法をまとめて紹介してまいります。
- Part 1. [Windows用]トップ3:JPG変換ソフト
- Part 2. [Mac用]トップ2:JPG変換ソフト
- Part 3. [オンライン]トップ3:JPG変換サイト
- Part 4. [Android/iPhone用]トップ2:JPG変換アプリ
- Part 5. JPG変換にかかわる用語解説
Part1.[Windows用]トップ3:JPG変換ソフト
まずは、Windows PCでJPGへ変換する方法を紹介いたします。
①最も使いやすいJPG変換ソフト-UniConverter
「UniConverter」は動画や音声、そして画像を様々編集・変換できる多機能なソフトです。画像の変換機能は、形式の変換とともに画像サイズと品質の変更も可能です。他にGIFメーカーという機能もあり、複数の画像ファイルからGIFアニメを作成できるようになっています。

簡単に画像形式を変換:UniConverter
・Heicなどの画像形式をjpgに一括変換
・ほかのコンバーターより90倍の速さ
・分かりやすいインターフェイスと簡単な操作
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面左側のメニューの「ツールボックス」をクリック。→「よく使われる機能」の「画像変換」をクリック。
2. 画像変換ウィンドウ中央のファイル追加のアイコンをクリック。変換したい画像ファイルを選択し、開く。なお、複数選択可能。
3. 変換対象の画像ファイルにチェックを入れ、画像変換ウィンドウの右下の変換をクリックすると、JPGへ変換される。
②ペイント
Windowsに標準搭載されているお絵描きソフトです。基本的な描画が可能であり、そして様々な画像形式での保存が可能となっています。当然ながら、保存可能な画像形式の中にJPGが含まれていますので、最も手軽にJPGへ変換可能なソフトと言えるでしょう。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面左上の「ファイル」をクリック。
2. 「名前を付けて保存」をクリック。→「JPEG画像」をクリックし、名前を付けて保存する。
③PowerPoint
言わずと知れたMicrosoftのOfficeに入っているプレゼンテーションソフトです。このパワーポイントには選択したオブジェクトを画像として保存する機能が備わっています。そのため、画像をスライドに貼り付けて、それをJPG画像として保存するという方法を使えば変換が可能となるのです。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. JPGに変換したい画像をスライドに貼り付け、選択した状態で右クリック。「図として保存」をクリック。
2. 保存ダイアログで、ファイルの種類を「JPEGファイル交換形式」を選択して、保存する。
Part2.[Mac用]トップ2:JPG変換ソフト
同様に、今度はMac PCでのJPGへの変換方法を紹介いたします。
①プレビュー
Macの「プレビュー」という標準アプリケーションで画像変換が可能です。変換に併せて品質(最低から高品質まで)を変えられますが、初期のままでも問題ありません。最も手軽に変換したいなら、この方法がよいでしょう。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 「プレビュー」アプリケーションを立ち上げておき、画像変換したい画像ファイルを開く。
2. 「ファイル」→「書き出し」の順にクリック。
3. 「フォーマット」でJPGを選択し、好みに応じて品質を調整し、「保存」をクリック。
4. 画像がJPG形式で保存される。
②Pixillion
こちらは、Mac版だけでなくWindows版もリリースされている、ほとんどの画像形式に対応した画像変換ソフトです。また、サイズ変更や圧縮、透かしの追加などの機能も備えたとても便利なソフトになっています。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 「ファイル」または「フォルダ」をクリック。変換したい画像ファイルを追加。
2. 「出力フォルダ」で保存先を指定し、「出力形式」でJPGを選択。「圧縮設定」ボタンをクリックし、出力品質を好みのものに設定。
3. 「変換」をクリックすると、画像が変換される。
Part3.[オンライン]トップ3:JPG変換サイト
ソフトをインストールせず、オンライン環境さえあればWeb上で変換できるサイトが多く存在します。そのようなサイトを3つ紹介いたします。
①Media.io
パート1の初めに紹介したUniConverter(ユニコンバーター)のオンライン版です。一つの機能を備えたツールを様々そろえており、このサイトのツールをフル活用すれば、無料で様々な編集が出来るようになっています。「画像変換」機能は、その中の一つの機能として存在しています。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面中央の「ファイルを選択」をクリック。変換したい画像ファイルを選択する。(DropboxおよびGoogleドライブからの画像選択も可能)
2. 「変換」をクリックすると、変換処理が始まる。
3. 変換処理が終了したら、「すべてをダウンロード」をクリック。JPGに変換された画像がダウンロードされる。
②Squoosh
トップページが少し可愛い雰囲気があるサイトですが、画像変換機能は本格的です。いくつかの画像形式への変換が可能で、さらに画像のクオリティをどこまで保つのか、の設定も可能となっています。変換前に画像の圧縮率まで知れるのも魅力的です。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面中央の「Drop or Paste」をクリック。変換したい画像を選択する。
2. 変換したいJPG形式を選択し、→右下のダウンロードボタンをクリックすると、即時に画像ファイルがダウンロードされる。
③iLoveIMG
サイト名が少々変わっていますが、画像をJPGへ変換できるページが備わっています。しかも、JPGにしかできないページで、大変シンプルなものとなっております。それでもきちんと速やかにJPGへ変換できますので、とても使いやすいサイトとなっています。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面中央付近の「画像を選択」をクリックし、変換したい画像ファイルを選択する。(DropboxおよびGoogleドライブからの画像選択も可能)
2. 画面右下の「JPGへ変換」をクリックすると、JPGに変換された状態で、画像がダウンロードされる。
Part4.[Android/iPhone用]トップ2:JPG変換アプリ
スマートフォンでもJPGへ変換できると便利ですよね。ここでは、変換アプリを2つ紹介いたします。
①JPEG – PNG 変換
非常にシンプルで、JPGからPNGまたはPNGからJPGへの変換しかできないアプリです。ですが、多くのスクリーンショットはPNGで保存されることが多く、それをJPGへ変換したいのですから、十分な機能が備わっていると言えるかと思います。アプリ自体も軽いので、その点もメリットと言えるでしょう。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 画面中央の「写真を読み込む」をタップし、変換した画像を選択。
2. 右上の「変換して保存」をタップ。
3. 「JPEG形式で保存」をタップすると、画像がJPG形式で保存される。
②バッチリサイズ2
本来は画像のリサイズのためのアプリですが、いくつかの画像形式に変換した状態でリサイズ可能なため、画像をリサイズなしでJPGに変換してしまう、という方法を使います。もちろん、変換時にリサイズ機能を使っても構いません。
JPGへの変換は、以下のように操作します。
1. 端末のアルバムから変換したい画像を選択する。
2. 画面上部の「リサイズ一覧」からJPGへの変換可能なプリセットを選択。(プリセットがなければ、右上の「+」から好みの設定を作成する)
3. 画像にチェックが入っている状態で、右上の共有マークをタップ。
4. 画像の出力先を選択すると、その場所にJPG画像が保存される。
Part5.JPG変換にかかわる用語解説
最後に、JPGへの変換でよく見かける用語の説明を3つほどしてまいります。
①JPG
最初は「JPG」です。そもそもJPGとは何なのでしょうか。JPG(またはJPEG)は「ジェイペグ」と読み、写真などの色数の多い画像に適している画像形式です。拡張子は「.jpg(または.jpeg)」です。
圧縮方式が「非可逆圧縮」で、繰り返し圧縮するとデータが劣化する性質がある一方、ファイルの容量を抑えられるのが特徴です。WEBサイトに載せる写真やスクリーンショットの画像に向いています。
②WebP
WebPは「ウェッピー」と読み、Webで表示させる画像として適している画像形式です。拡張子は「.webp」です。
比較的新しい画像形式で、2010年にGoogleから発表されました。他の圧縮形式と比べて圧縮率が高く、さらに現在はほとんどの主要なブラウザで対応されていることで注目されています。また、可逆圧縮モードと非可逆圧縮モードの両方を備えており、背景透過も可能なため、既存の画像形式から置き換わる可能性のあるものとなっています。
③非可逆圧縮
「非可逆圧縮」とは、ファイルを圧縮した後に解凍(展開)したときに、元データとは一致しないようなデータ圧縮の方法です。元には戻らない一方で、効率的に圧縮できるためサイズを小さくできます。JPGが代表的な非可逆圧縮の画像形式です。
なお、その反対が「可逆圧縮」であり、圧縮しても解凍すれば元に戻せる反面、圧縮率はさほど高くありません。PNGが代表的な画像形式です。
【まとめ】JPGへの画像変換にはUniConverterがおすすめ
画像形式をJPGへ変換する方法やソフトについて紹介してまいりました。画像を扱う機会が多くなっているようであれば、画像形式まで注意してみましょう。もし変換が必要になったら、UniConverterがおすすめです。ぜひ使ってみてください。
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