SNSやブログに写真を投稿する際、ほかの人の顔や個人情報が映るとアップロードできません。
その際、iPhoneのぼかし機能を使えば、画像の一部を修正できます。
この記事では、iPhoneでぼかし加工のやり方から安全なモザイク処理、便利なアプリまで詳しく解説します。
モザイク処理をしたい人は、参考にしてください。
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Part1.iPhoneで画像をぼかす方法
iPhoneでは、特別なアプリを使わずに画像の一部をぼかしたり隠したりできます。
具体的には、以下の方法があります。
【iPhoneで画像をぼかす方法】
- マークアップ機能を使用する
- Apple Intelligenceを使用する
いずれもiPhoneのデフォルト機能なので、ほかのアプリをダウンロードする必要はありません。
🌟マークアップで塗りつぶしをする
iPhoneに標準搭載されている「マークアップ」機能を使えば、画像の一部を簡単に隠せます。
写真アプリで画像を開き、「編集」→「マークアップ」を選択し、ペンツールや蛍光ペン、塗りつぶしツールを使って隠したい部分を塗れば完了です。
ぼかしとは少し異なりますが、モザイク代わりに使えるシンプルな方法です。
特に顔や名前、住所などの個人情報を見せたくないときに役立ちます。
マークアップはiOS標準の機能なので、アプリのインストールも不要で、誰でもすぐに使えます。
細かな範囲指定は難しいものの、手早く加工したいときには便利な方法です。
🌟AppleIntelligenceを使用する
Apple Intelligenceは、iOS18から搭載されるAI機能です。
写真に写った特定の人物やオブジェクトを自動で認識し、ぼかしたり削除したりといった処理を簡単におこなえます。
たとえば、背景の人物だけをぼかす、ナンバープレートを自然に消すといった作業が、数回のタップで完了します。
従来のぼかしアプリとは異なり、AIが自動的に範囲や強度を判断してくれるため、自然で違和感のない仕上がりになります。
また、画像のプライバシー保護だけでなく、背景ぼかしによる被写体強調にも使えるなど、幅広く活用可能です。
Part2.iPhoneでかけたモザイクの安全性
iPhoneで画像にモザイクをかけたとしても、安全とは限りません。
加工方法によっては、復元されるリスクも存在します。
ここでは、モザイクの復元リスクと、それを防ぐために意識すべきポイントを解説します。
🌼モザイク復元のリスク
一見隠せているように見えるモザイクでも、加工の方法次第では復元される可能性があります。
特に、透明度のあるレイヤーを重ねたような「簡易的なぼかし」や「低解像度のモザイク」は、AI画像補正ソフトや解析ツールで輪郭を再現されてしまうリスクがあります。
また、加工前のオリジナル画像がネット上に残っていると、比較されてモザイクの意味がなくなるケースもあります。
SNSやブログなどにアップする画像では、加工の強度や手法に注意しましょう。
自分の情報だけでなく、他人の顔や個人情報を守る意味でも、「モザイク=絶対安全」ではないことを知っておくとよいです。
🌼モザイク復元を防ぐコツ
モザイクの復元リスクを下げるためには、加工の「強さ」と「方法」を意識することが重要です。
まず、ぼかしではなく完全な塗りつぶしを選べば、復元はほぼ不可能になります。
また、モザイクやぼかしをかける際には、対象範囲を大きめに設定し、できるだけ低解像度化させましょう。
AI補正の進化によって、ぼんやりした輪郭は補完されやすいため、不鮮明さが重要です。
さらに、オリジナル画像をクラウドに残さず削除したり、写真共有の際は透かしやロゴを重ねて加工済みと分かる状態にするのもおすすめです。
安全性を高めたいなら、過信せず「隠す手段の一つ」として使いましょう。
Part3.iPhoneの画像をぼかすアプリ
iPhoneの画像をぼかしたいなら、デフォルトの機能では厳しいです。
しかし、アプリを使えば簡単にぼかせます。
なかでも、以下のアプリはおすすめです。
【iPhoneの画像をぼかせるアプリ】
- InShot
- SNOW
- SODA
- LINE Camera
いずれも簡単にモザイクがかけられるため、ぼかしたい画像がある人におすすめです。
1.InShot
InShotは、iPhoneで画像や動画の一部を手軽にぼかせる多機能編集アプリです。
不要な人物や個人情報を自然に隠せるぼかし加工ができでき、範囲指定やぼかしの強さも簡単に調整できます。
モザイクとの併用も可能で、プライバシー保護とデザイン性を両立できるのが魅力です。
InstagramやTikTok向けの比率調整や、ぼかしボーダーの追加など、SNS投稿に最適な仕上がりに対応しています。
ステッカー・文字入れ・フィルターといった装飾機能も豊富で、編集初心者でもプロ並みの見た目が実現できます。
無料版でも基本機能は十分使え、高画質保存やSNS連携もスムーズです。
2.SNOW
SNOWは、写真の一部を自然にぼかしたり、モザイク処理ができるiPhone対応の人気加工アプリです。
不要な部分や個人情報を隠したいときも、範囲指定や強さ調整が簡単にでき、仕上がりがきれいなのが魅力です。
さらに、背景だけをぼかして主役を際立たせる加工もワンタップでできます。
AIやAR技術による美顔補正や体型補正機能も搭載されており、撮影から編集までがスムーズに行えます。
自作スタンプやSNS映えフィルターも豊富で、写真を楽しくアレンジできます。
無料でもぼかし・モザイク・フィルターが十分に使え、VIPプランでは限定機能も開放されます。
3.SODA
SODAは、iPhoneで自然なぼかし加工と美顔補正が同時にできるビューティーカメラアプリです。
ポートレート効果で背景だけをぼかしたり、不要な映り込みをAI消しゴムで自然に削除することができます。
顔や体のパーツ補正も細かく調整でき、実物に近い自然な仕上がりが魅力です。
ワンタッチでメイクやフィルターを適用できるスタイル機能もあり、手間なく理想の加工が叶います。
高画質モードや一眼風のボケ表現にも対応し、写真・動画ともに本格的な編集が可能です。
無料でも基本機能がしっかり使えるのも嬉しいポイントです。
4.LINECamera
LINE Cameraは、iPhoneで画像の一部をぼかしたりモザイクをかけたりできる多機能編集アプリです。
タップ操作で部分的なぼかしを加える「ニキビ」機能や、背景全体を自然にぼかせるツールもあり、用途に応じた加工が簡単にできます。
ぼかしの範囲や強さも細かく調整できるため、主役を引き立てたり、個人情報を安全に隠したいときに最適です。
スタンプやフレーム、フィルターなどデコレーション機能も豊富で、顔隠しをおしゃれに仕上げたい人にもおすすめです。
無料で基本機能が揃っており、プレミアムプランでさらに楽しみが広がります。
Part4.モザイク処理にUniconverterがおすすめな理由
モザイク処理をする際、さまざまなソフトがあります。
なかでも、Uniconverterでは透かしの挿入でモザイクを追加できます。
別途モザイクを用意する必要がありますが、AIを使ってもモザイクが貫通することがないのでおすすめです。
手順も非常に簡単で、ボタン1つで完了するため、モザイクをかけたい人は活用するとよいでしょう。
関連記事:iPhoneで写真にモザイクを入れられるアプリ9選
Part5.Uniconverterを使ってiPhoneの画像をぼかす方法
Uniconverterを使えば、写真の加工ができます。
そのなかでも、透かし機能はモザイクを追加できるためおすすめです。
ここでは、Uniconverterを使ったiPhoneの画像をぼかす方法をまとめました。
Step1.一括画像エディターを開く
まず、画像の編集をするために一括画像エディターを開きます。
ここでは、透かし挿入のほかにも、トリミングや簡単な画像補正ができます。
また、背景画像も除去できるため、編集したい人はおすすめです。
Step2.画像を読み込む
一括画像エディターを開いたら、画像を読み込みましょう。
画像を読み込むと、編集できるようになります。
Step3.透かし挿入で画像を追加する
次に、透かし挿入をクリックします。
本来はウォーターマークをつける機能ですが、画像を追加することでモザイクも追加できます。
別途モザイクの画像が必要ですが、読み込むとこのようになります。
モザイクが必要な個所に画像を移動して、保存をすれば補正完了です。
まとめ
iPhoneを使えば、画像の一部を簡単にぼかしてプライバシーを守ることができます。
マークアップやアプリを使えば、人物や情報を自然に隠す加工が可能です。
目的に応じて最適な方法を選び、SNS映えと安全性を両立した写真編集を楽しみましょう。