それに伴い、自分自身を写真の中で際立たせるため、背景に「ぼかし加工」をおこなって写真を投稿する人が増えています。
また、屋外で撮影した写真に写り込んでしまった人のプライバシーを守るためや、撮影箇所(生活範囲)がバレないようにするためにもぼかし加工は重宝されているようです。
そこで本記事では、スマホひとつで簡単にぼかし加工ができるおすすめのアプリを厳選して4つ紹介します。
SNSに自撮り写真を頻繁に投稿する人は、ぜひ最後までご覧ください。
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Part1.写真のぼかし機能を使用するシーン4選
まずは、まだ写真の「ぼかし機能」のメリットや使用シーンがピンと来ていない方に向けて、ぼかし加工を頻繁に使用するシーンを4つ紹介します。
シーン1:ピントを被写体にあわせたい場合
写真に写っている人物を際立たせたいときにぼかし加工は有効です。
背景をぼかすことで「人物にピントが合っている」ような加工ができるので、自然と被写体を活かすことができます。
とくに自然が多い場所で人物を撮影したり、テーブル上に置いたものを撮影する場合などは背景に情報が多くなりがちなので、目に入る情報をぼかし加工で制限することでメインのものを際立たせることができるのです。
この加工は写真をまるで一眼レフカメラで撮影したようにできるので、スマホで撮影した写真のクオリティを高めたい方はぜひぼかし加工を有効活用してみましょう。
シーン2:写真の背景に情報が多すぎる場合
先ほども軽く触れましたが、ぼかし加工は背景の多すぎる情報を制限することができます。
全体的に風景を撮影したい場合にぼかし加工は必要ありませんが、明確な被写体がいる写真であれば、多くの場合は被写体を見てもらうために写真を撮影するはずです。
とくにInstagramに投稿する写真などは、キレイに撮影できた自撮りが多いはずなので、ぼかし加工を使うことで多くのユーザーに自分のキレイな姿に注目してもらえます。
主に人物を中心にして撮影した写真には、ぼかし加工を使うことをおすすめします。
シーン3:自身のプライバシー情報をぼかして隠したい場合
自身のプライバシーを守るためにも、ぼかし加工は活用できます。
たとえば自宅近くで写真を撮影する場合や、校内で撮影する場合。ぼかし加工をしていなければ一部のユーザーには「この風景、近くだな……」「この学校、○○高校だ!」などと、自分のプライバシー情報が漏れてしまいます。
SNSは不特定多数に写真が見られてしまうツールなので、中にはその情報を頼りにあなたに接触しようとしてくる人も出てきてしまうかもしれません。
それらの危険から身を守るためにも、ぼかし加工は必要なのです。
シーン4:写真に写っている通行人の顔を一括でぼかしたい場合
プライバシーを守らなければならないのは、あなただけではありません。その写真に偶然写り込んでしまった人のプライバシーも守る必要があります。
とはいえ、写真に写り込んでしまった人全員の顔にモザイク処理を施すのは大変です。
しかし、背景に濃いぼかしを入れるようにすれば写り込んでしまった人の顔を一括で見えないようにすることができます。
SNSへの写真投稿で最もトラブルが発生するのがこの「写り込み」なので、他人の肖像権を守るためにも、屋外で撮影した通行人が写っている写真などは必ずぼかし加工をおこなうようにしましょう。
Part2.写真にぼかし加工ができるスマホアプリ4選
ここからは、写真にぼかし加工をおこなえるスマホアプリを厳選して4つ紹介していきます。
背景ぼかし+自撮り補正もできる多機能アプリ【Snapseed】
Googleが提供するSnapseedは、背景ぼかしから自撮り補正などの機能も入った無料の写真加工アプリです。
レンズぼかしツールで一眼レフで撮影したかのような加工がおこなえたり、肌補正・色調整などの基本的な機能も充実しているので「できるだけ1つのアプリで全加工をおこないきりたい」という方にはオススメのアプリだと言えます。
その分使いこなすことは難しいですが、写真にぼかし加工を入れたくなるレベルの人であれば十分に使いこなすことができるでしょう。
対応OS |
iOS / android |
特徴 |
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ぼかし×ステッカー×文字入れでSNS映えする加工が可能【Picsart】
Picsartは、ぼかし加工だけでなくステッカーの挿入やフィルター加工、文字入れなどのSNS映えに必要な機能がすべてそろった人気のアプリです。
特定部分のぼかしに加え、背景全体にエフェクトをかけたり、ぼかした部分にコメントを重ねるなどの編集もPicsartだけですべておこなうことができます。
「せっかく撮影した写真だから可愛く仕上げたい」という方にはおすすめできるアプリです。
対応OS |
iOS / android |
特徴 |
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写真にぼかしを入れたい人向けのシンプルなアプリ【Blur Photo Editor】
Blur Photo Editorは、直感的な操作で写真にぼかしを加えられるシンプルな写真加工アプリです。
写真を指でなぞるだけで、なぞった箇所にぼかしを入れることができます。
ぼかしの強さや範囲も細かく設定できるため、一部分にだけぼかしを入れる場合だけでなく、広い範囲にぼかしを入れたい場合でも便利に活用することができます。
車のナンバーなど特定の箇所にだけぼかしをいれたい方や、我が子の顔だけプライバシーを守る観点からぼかしを入れたいという方におすすめのアプリです。
対応OS |
iOS / android |
特徴 |
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AIで顔を自動認識してぼかし処理できるアプリ【FaceBlur】
FaceBlurは、AIが自動的に写真内の顔を検出することにより、通行人の顔などに一括でぼかしを入れることができる高機能なアプリです。
なので、街中で撮影した写真などに写り込んでしまった通行人の顔にぼかしを入れるときに有効に活用できます。
手作業で顔にぼかしを入れるのは大変な作業なので、街中で撮影することが多い方はこのアプリをインストールしておくことをおすすめします。
対応OS |
iOS / android |
特徴 |
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Part3.UniConverterなら「背景の削除」で写真のぼかし以上の効果を得られる
「スマホアプリでは細かい部分の処理が難しい……」
「もっと自然に背景を処理して、見栄えの良い画像に仕上げたい」
そんな悩みを持つ方におすすめなのが、高機能なPCソフト「Wondershare UniConverter」です。
UniConverterは、画像の背景を削除する・別の画像に差し替える・複数の画像の背景を一括で削除できるなど、アプリでぼかしを入れる以上の高度な機能を使うことができます。
よって、背景をぼかすのではなく被写体がより映える色のシンプルな背景に変更するなどの高度な加工が可能になります。
「ぼかしでは望んだ効果が得づらい」と感じるようになった方は、より高度な処理がおこなえるPCソフトであるUniConverterを検討してみましょう。
対応OS |
Windows XP/ Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 macOS 10.10以降 |
特徴 |
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UniConverterで写真の背景を削除する手順
Step1.ホーム画面から「画像背景削除」を選択
Step2.加工したい写真をアップロード(一括のアップロードも可能)し、AIツール→画像背景削除→背景を削除をONにする
Step3.背景を変えたい場合は任意の背景画像を選択してから「すべてエクスポート」をクリック
まとめ
今回は、写真にぼかし加工ができるスマホアプリを中心に、より高度な編集が可能なPCソフト「Wondershare UniConverter」までを紹介しました。
「SNS映えする写真を作りたい」「プライバシーを守りながら写真の投稿をおこないたい」と考えている方は、ぜひ本記事で紹介したアプリやソフトを活用してみてください。