この記事では、Wondershare UniConverter 17(UniConverter 17)の機能、アップデート履歴、動作環境、UniConverter 16との違いを解説します。通常のデスクトップ機能とAIクレジットを使う機能を整理し、ダウンロードやプラン選びに役立つ情報をまとめます。
目次
UniConverter 17とは?
Wondershare UniConverter 17は、高速変換とAIによるメディア補正を1つのアプリで行えるWindows・Mac向けソフトです。素材の取り込み、形式変換、高画質化、圧縮、録画、画像制作、公開前の準備をまとめて進められるため、用途ごとに複数のソフトを切り替える手間を減らせます。
ホーム画面から基本機能、最近の作業、AIツールをまとめて探せます。
UniConverter 17で広がった用途
UniConverterは、形式変換ソフトから動画・音声・画像を扱うツールへ進化してきました。16では高速変換、一括処理、出力品質の向上を重視し、17では制作から補正・仕上げまでの幅広い工程でAIを活用できるようになりました。変換、高画質化、圧縮、録画、字幕、要約、不要物除去、画像生成を連携させて作業できます。
動画を制作する方、保存した動画を整理する方、教材を作る方、研修・販促動画を扱うチームに向いています。製品全体の機能は公式の製品紹介でも確認できます。
UniConverter 17の主な機能
UniConverter 17は、同じメジャーバージョン内でも機能追加が続いています。以下では17.0から17.6までに追加・強化された機能を、用途別に紹介します。
1. AIによる形式提案と高画質な動画圧縮
基本機能の動画変換は、動画・音声・画像の幅広い形式に対応します。4K・8K・HDR、H.265・HEVC、AV1、ProRes関連の処理、WebPアニメーション、デバイス向け設定などを利用できます。GPUによる高速処理の効果は、コーデック、出力設定、GPU、ストレージ、PC環境によって異なります。
17では「AIおすすめフォーマット」で、容量削減、互換性、編集、HDRなどの用途に合う出力を提案します。更新によりCBR・VBRや固定・可変フレームレートの設定、HDR・業務用コーデック、補正・圧縮への連携、メタデータ保持、チャプター、タイムコード保持なども拡充されています。
出力形式の提案では、ファイルサイズ、互換性、編集用途、画質に応じた選択理由を確認できます。
動画を小さくする動画圧縮には「高画質優先」モードがあり、映画、アニメ、チュートリアル、会議、スポーツ、演奏などの素材に応じた設定を利用できます。17系の更新でGPU高速処理や画質補正との連携も強化されました。
2. URLからのダウンロードと画面録画
ダウンロード機能では、対応するメディアURLを入力して動画や音声を保存し、複数のダウンロードタスクを管理できます。対応する配信元では一括処理やライブ配信の取得も利用できます。対応状況は配信元の仕様によって変わるため、保存が認められている公開コンテンツに使用してください。
画面録画では、画面、アプリ、ゲーム、Webカメラ、マイク、システム音声などを記録できます。17ではゲーム録画、マイクのノイズ除去、マウスの強調表示、カメラのミラー表示、ビットレート設定などが強化されました。高解像度・高フレームレートでの録画品質は、OS、GPU、画面と録画設定に左右されます。
3. 用途に合わせて選べるAI動画・画像高画質化
動画を補正するAI動画高画質化では、画質改善、生成AIによる超解像、顔・アニメ補正、ノイズ除去、色補正、フレーム補間、夜景補正など、素材に合う処理を選べます。17系では手ブレ、動きによるぼやけ、ちらつきに対応する処理も拡充されています。出力解像度や拡大倍率は、選択したモデルとOSによって異なります。
動画の状態に応じて、標準モデル、生成AI、顔・アニメ向けの補正モデルを選べます。
AI画像高画質化では、AI自動補正、ノイズ除去、古い写真の修復・カラー化、写真傾き補正、顔の補正などを利用できます。生成AIは元画像にないディテールを補う場合があるため、人物の顔、文字、ロゴなどの仕上がりをプレビューで確認しましょう。
4. 字幕編集・音声認識・要約・読み上げ
17では、自動字幕生成や音声認識が強化されています。二か国語字幕、AIによる自動改行、字幕の検索・置換、各言語の編集、動画または字幕ファイルの書き出しなど、文字起こしから仕上げまで作業できます。対応言語は機能と更新状況によって異なります。
スマート要約では、ローカルの動画・音声ファイルなどから文字起こしと要約を作成できます。話者を分けたテキストを修正し、内容に応じて概要、議事録、学習用ノートなどを整理できます。講義、インタビュー、ウェビナー、長い動画の内容を把握したいときに役立ちます。
プレビュー、話者ごとの文字起こし、編集できる要約を同じ画面で確認できます。
音声関連では、テキスト読み上げ、音声変換、ボーカルリムーバー、ノイズ除去を利用できます。17系の更新では、対応する音声での感情・間などの表現設定や、会話・会議・授業の録音を聞き取りやすくする処理も強化されています。
5. AI画像生成と不要な要素の除去
AI画像生成では、テキストや参照画像をもとに画像を制作できます。サムネイルなどに使えるテンプレート、モデル選択、縦横比・出力解像度の設定、生成履歴、画像の一部を修正する機能などを利用できます。モデルの種類や利用条件は更新によって変わります。
複数のAIモデルから、アイデア作り、参照画像に沿った生成、細かな画像制作に合うものを選べます。
不要物除去では、画像・動画の透かし除去、背景削除・変更、動く対象の除去、画像の修復などを行えます。生成AIで削除した部分を補い、追跡機能で動画内の動く対象を処理できます。権利を持つ素材や編集が認められた素材に利用してください。
6. AI動画ぼかしで顔や動く対象を隠す
17.6.0では、AI動画ぼかしが追加されました。顔の検出や選択した対象の追跡を利用し、フレームごとに手作業でキーフレームを設定する手間を減らせます。選択範囲を反転して背景をぼかす処理にも対応。インタビュー、街頭映像、ドライブレコーダー、会議、研修動画などに役立ちます。
顔や選択した対象を追跡し、ぼかし・モザイクの種類や強さなどを調整できます。書き出す前に全編を再生し、対象が隠れているか確認しましょう。
7. メタデータ・チャプターで動画や音声を整理
17系では、メタデータの検索・編集、カバー画像変更、対応形式でのメタデータ保持、チャプターマーカー保持、チャプターによる分割、タイムコード保持などが拡充されています。アルバム、オーディオブック、録画番組、講座動画などを整理する際の繰り返し作業を減らせます。
UniConverter 17のアップデート履歴
UniConverter 17は、発売後も同じメジャーバージョン内で機能追加が続いています。日本では2025年10月23日に発売され、この記事では2026年8月31日の17.6.0までの主な更新を紹介します。更新時期や内容はOSによって異なり、将来の配信間隔を保証するものではありません。
| 更新時期 | 主な方向性 | 代表的な追加・強化機能 |
|---|---|---|
| 17の発売時 | 基本機能にAIを活用 | ホーム画面・検索、AIおすすめフォーマット、対応するメディアのダウンロード、録画、二か国語字幕、スマート要約、高画質優先の圧縮、チャプター。 |
| 17系の初期更新 | 出力品質と細かな設定を強化 | 生成AIによる動画高画質化、字幕・音声認識の拡充、ビットレート・フレームレート設定、顔補正、画像修復、対応するライブ配信の処理。 |
| 17.2~17.3系 | 素材別のAI補正を拡充 | 色補正、ちらつき補正、写真修復、画像の背景変更、AI画像生成、画像の超解像、可変フレームレートの圧縮。 |
| 17.4系 | 生成AI編集とメディア整理 | 動く対象の除去、動きによるぼやけの補正、手ブレ補正、画像の部分修正、モデル選択、読み上げ表現、メタデータ保持、チャプター分割、タイムコード保持。 |
| V17.6.0 | 自動補正とプライバシー保護 | AI動画ぼかし、AI自動補正、写真傾き補正、生成AIによる顔補正の強化、画像の不要物を選択するAIブラシ。 |
Windows・Mac版の動作環境
UniConverter 17にはWindows版とMac版があります。下表は、日本語公式サイトの動作環境に掲載された基本要件です。AI機能の個別要件とは異なります。
| 項目 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 対応OS | Windows 11・10・8・7・Vista(公式サイト掲載の基本要件) | macOS 12・11・10.15・10.14・10.13・10.12・10.11(公式サイト掲載の基本要件) |
| CPU | 750MHzを超えるIntel・AMD CPU | 1GHzを超えるIntel CPU(公式サイト掲載の基本要件) |
| ストレージ空き容量 | 100MB以上(アプリの基本要件) | 100MB以上(アプリの基本要件) |
| メモリ | 256MB以上(アプリの基本要件) | 512MB以上(アプリの基本要件) |
上記は公式サイトに掲載された基本要件であり、AI処理を快適に行える推奨環境ではありません。4K・8K変換、生成AIによる補正、高フレームレート録画、一括処理には、十分なメモリ、ストレージ、対応GPUが必要です。例えばAI動画ぼかしはWindows 7以降・macOS 12以降が対象で、クラウドAI機能にはインターネット接続と必要なAIクレジットが求められます。
UniConverter 17と16の違い
17は、16の変換、ダウンロード、圧縮、録画、一括編集を引き継いでいます。大きな違いは、AIで形式選択や補正を支援し、画像制作、要約、不要物除去、メディア整理まで用途を広げたことです。
| 比較項目 | UniConverter 16 | UniConverter 17 |
|---|---|---|
| 製品の特徴 | 効率と出力品質を重視した、AI機能付きメディア処理ソフト。 | 変換、高画質化、制作、要約、不要物除去まで対応するAIメディア処理ソフト。 |
| AIの役割 | 高画質化、圧縮、字幕、不要物除去などの専用機能。 | 変換、補正、圧縮、要約、字幕、画像生成、不要物除去、整理、プライバシー保護でAIを活用。 |
| ホーム画面・操作 | ホーム画面、クイックアクセス、最近使ったツール、基本機能の整理。 | ホームからツールを検索でき、AIツールをまとめて利用。他機能への連携も強化。 |
| 変換機能 | 4K・8K、対応コーデック・デバイスの拡充、GPU高速処理、設定保存、一括処理。 | AIによる形式提案、ビットレート・フレームレート設定、業務用形式、メタデータ保持、チャプター、タイムコード設定を追加・強化。 |
| 高画質化 | 動画・画像補正、古い写真の修復、透かし除去を強化。 | 顔、アニメ、夜景、動きによるぼやけ、ちらつき、手ブレ、色、細部、修復など、用途別モデルと自動補正を拡充。 |
| ダウンロード | 対応URLからの保存、一括タスク管理、保存設定など。 | 対応する配信元の一括処理、自動取得、ライブ配信保存、ブラウザー連携などを拡充。対応状況は配信元の仕様によって異なります。 |
| 制作・内容の把握 | 一括編集、字幕編集、テキスト読み上げ、音声変換。 | スマート要約、字幕・音声認識の拡充、二か国語字幕、AI画像生成、部分修正、読み上げ表現の調整。 |
| プライバシー保護・不要物除去 | 動画・画像の透かし除去、背景処理。 | 生成AIによる不要物除去、動く対象の追跡、AIブラシ、顔・対象の自動ぼかしを追加・強化。 |
UniConverter 16からのアップグレードが向いている人
- 変換、高画質化、字幕、要約、サムネイル制作、公開準備を1つのアプリで行いたい方。
- 低画質動画、夜景、人物、古い写真、手ブレ映像などを、用途に合うモデルで補正したい方。
- 長い動画を扱い、メタデータ、チャプター、タイムコード、文字起こし、一括処理が必要なチーム。
- 更新されたダウンロード機能、ライブ配信保存、顔・対象のぼかし、動く不要物の除去が必要な方。
形式変換だけが目的で、16で必要な入力・出力に対応できている場合は、アップグレードのメリットが小さいこともあります。必要なコーデック、GPU、AIモデル、Windows・Mac版の機能に対応しているか、無料体験で普段使う素材を試すと判断しやすくなります。
UniConverter 17と他の動画ソフトを比較
幅広い作業を1つのソフトで行いたいか、動画補正や変換に特化したソフトを使いたいかで選択が変わります。以下は用途と機能範囲の比較で、画質や速度の優劣を断定するものではありません。
| 製品 | 向いている用途 | 主な特徴 | 選ぶ際のポイント |
|---|---|---|---|
| Wondershare UniConverter 17 | 動画制作者、教育関係者、動画を趣味で扱う方、小規模チーム。 | 変換、圧縮、ダウンロード、録画、一括編集、AI高画質化、字幕、要約、画像処理、不要物除去、整理を1つのアプリで利用。 | クラウドAI機能にはクレジットを使うものがあり、一部機能はWindows・Macで異なります。 |
| Topaz Video | 動画の修復・高画質化を重点的に行いたい方。 | 超解像、ノイズ除去、手ブレ補正、フレーム補間、スローモーション、SDR・HDR処理などの専門的な補正。 | 高画質化が中心で、変換・ダウンロード・録画をまとめて行うソフトとは用途が異なります。 |
| Movavi Video Converter | 形式変換と基本的な編集を手軽に行いたい方。 | 形式変換、一括処理、圧縮、基本編集、AIによるアップスケール。 | 必要な画像制作・字幕・要約機能は、別のソフトとの組み合わせも含めて比較すると選びやすくなります。 |
| VideoProc Converter AI | GPUを使った変換と、複数の動画処理機能を使いたい方。 | 変換、圧縮、編集、ダウンロード、録画、AI動画・画像・音声補正。 | 対応形式、補正結果、配信元への対応、ライセンス、PC環境での処理速度を比較しましょう。 |
比較する際は、同じ素材、出力設定、PCを使い、画質、処理時間、ファイルサイズ、メタデータ、操作の手間を確認すると違いが分かります。公表された最大速度だけで選ぶより、普段の作業に合うか判断しやすくなります。
無料体験・料金プラン・AIクレジット
UniConverterには、制限付きの無料体験版と有料プランがあります。日本向けの料金プランはサブスクリプションや永続ライセンスなどで構成され、価格や特典は変わる場合があります。永続ライセンスは原則として購入したメジャーバージョンが対象で、将来のメジャーバージョンが自動で含まれるわけではありません。Windows版とMac版のライセンス条件も購入ページで区別されています。
現在の価格や特典は、Windows版の料金プランまたはMac版の料金プランに掲載されています。無料体験の制限、AIクレジット、更新条件、地域別の特典も確認できます。
よくある質問
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1. UniConverter 17とは?
UniConverter 17は、Windows・Mac向けのメディア処理ソフトです。動画・音声・画像変換、圧縮、ダウンロード、録画、編集、AI高画質化、字幕、要約、不要物除去、メディア整理などを備えています。 -
2. UniConverter 17は最新バージョンですか?
2026年10月9日の確認時点で、日本語の公式サイトでは17が現行のメジャーバージョンとして案内されています。この記事で紹介する最新の更新は、2026年8月31日の17.6.0です。 -
3. UniConverter 17の発売日は?
日本では2025年10月23日に発売されました。その後も更新が続き、この記事では2026年8月31日の17.6.0までの主な追加・強化機能を紹介しています。 -
4. UniConverter 17はWindows・Macで使えますか?
はい。Windows版とMac版があります。ただし、AIモデルや機能によって対応OS、GPU、インターネット接続の要件が異なります。日本語公式サイトの基本動作環境だけで、すべてのAI機能への対応を判断することはできません。 -
5. UniConverter 16と17の大きな違いは?
16は高速処理、一括作業、出力品質を重視したバージョンです。17はその基盤を引き継ぎ、AIおすすめフォーマット、生成AI補正、スマート要約、字幕・音声認識、画像生成、不要物除去、メディア整理、AI動画ぼかしなどを拡充しています。 -
6. UniConverter 17は無料で使えますか?
機能や書き出しに制限のある無料体験版があります。製品版にはサブスクリプションや永続ライセンスなどがあり、永続ライセンスは原則として購入したメジャーバージョンが対象です。価格や特典は日本向けの公式料金ページに掲載されています。 -
7. AI機能にはAIクレジットが必要ですか?
対象のクラウドAI機能ではAIクレジットを使います。プランによってクレジットの特典があり、追加購入も可能です。消費量は機能、モデル、素材の長さ、出力設定などによって異なります。 -
8. UniConverter 17の更新頻度は?
発売後も機能追加や不具合修正が続いていますが、一定の配信間隔は保証されていません。OS別の更新日と内容は、日本語公式サイトのアップデート情報に掲載されています。